症例概要
1週間前の性行為以降、おりものの量、色と匂い、あわせて軽度の掻痒感 が現れたため受診。性器の痒みや痛み、おりものの変化する原因菌は複数あるため、それらの疑いのある原因菌を検査することができる女性器チェックで検査を実施した。検査の結果、カンジダと診断。治療はフルコナゾール(内服薬)にて治療を行なった。
1週間前の性行為以降、おりものの量、色と匂い、あわせて軽度の掻痒感 が現れたため受診。性器の痒みや痛み、おりものの変化する原因菌は複数あるため、それらの疑いのある原因菌を検査することができる女性器チェックで検査を実施した。検査の結果、カンジダと診断。治療はフルコナゾール(内服薬)にて治療を行なった。
性行為
問診:症状についての確認、既往歴、感染機会についての確認。検査:膣ぬぐいによる培養法で検査を実施しカンジダが陽性と診断。治療:フルコナゾール(内服薬)で治療を行う。指導:成人の過半数(およそ4割から7割)の体内に存在する常在菌がカンジダです。そのため、体調不良や免疫力の低下をきっかけに、いつでも再発するリスクがあることを通達。
カンジダは性行為を介してうつるケースもありますが、もともと体内に存在する常在菌のため、性行為の経験の有無に関わらず発症するリスクがあります。現に女性の約75%が生涯に一度は経験する身近な疾患です。通常はクロトリマゾール膣錠による局所治療が一般的ですが、今回の患者様は再発への不安が強かったため、内服薬であるフルコナゾールを選択しました。なお、フルコナゾールは飲み合わせの悪い「併用禁忌」の薬が非常に多いため、処方にあたっては現在服用中の薬剤がないか入念な確認と注意喚起を行っています。
フルコナゾール(内服薬)は安全性の高い薬剤ですが、服用した後に胃の不快感や腹痛、軟便、頭痛といった不調を感じるケースがあります。ただ、これらの多くは一時的な軽い症状で、通常は1日程度で自然に落ち着きます。しかしごく稀に、肝機能の低下や深刻な皮膚トラブル、血液の異常といった重篤な副反応が起こる可能性も否定できません。もし体調に大きな異変を感じた場合や、症状が長引くときには、すぐに当院へご相談ください。
百束全人
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