症例概要
1ヶ月ほど前から、おりものの増加、匂い、色の変化を自覚し受診。 同様の症状を発症する性感染症として、淋菌、クラミジア、トリコモナスなどが考えられるため、今回は「淋菌・クラミジア検査」と「【オプション】おりものチェック」による検査を実施。検査の結果、カンジダ陽性と診断されたため、治療としてフルコナゾール(内服薬)による治療を開始した。
1ヶ月ほど前から、おりものの増加、匂い、色の変化を自覚し受診。 同様の症状を発症する性感染症として、淋菌、クラミジア、トリコモナスなどが考えられるため、今回は「淋菌・クラミジア検査」と「【オプション】おりものチェック」による検査を実施。検査の結果、カンジダ陽性と診断されたため、治療としてフルコナゾール(内服薬)による治療を開始した。
生理に伴う免疫力の低下による感染。
◾️問診:現在の症状、感染機会や既往歴について問診を実施。 ◾️検査:膣ぬぐいによる検査を実施し、カンジダを検出。◾️治療:フルコナゾール50mgを処方。 ◾️指導:副作用への留意、腹痛が続く場合は婦人科の受診を推奨する旨を通達。
カンジダ菌は元々からだの中に潜んでいる常在菌です。そのため、性交渉以外でも体調や環境の変化によって発症することがあり、女性では、生涯のうち約4人に3人が一度は経験するといわれています。 一般的な治療法としてはクロトリマゾールなどの腟錠が用いられますが、今回は再発を防ぎたいという患者様のご希望に合わせ、内服薬のフルコナゾールを選択しました。なお、フルコナゾールには飲み合わせに注意が必要な「併用禁忌薬」が多いため、処方の際は服用中の薬がないか慎重な確認が欠かせません。
フルコナゾール内服薬は安全性の高いお薬ですが、服用後に頭痛、胃の不快感(吐き気・腹痛)、下痢といった症状がみられる場合があります。多くは軽症で、通常は1日(24時間)ほどで自然に治まります。 ただしごく稀に、肝機能の低下や激しい皮膚の荒れ、血液系の異常といった重篤な副作用を引き起こすおそれもあるため、体調の変化には注意が必要です。
百束全人
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