一般細菌(雑菌)
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- 症状・潜伏期間
- 検査・治療
- 予防
- 尿道のムズムズ感・軽度の排尿痛
- 尿道からの分泌物(透明〜白色)
- 陰部の違和感・かゆみ
- 亀頭や包皮の腫れ
- おりものの増加や変化(色・におい・量)
- 陰部のかゆみ・赤み・ヒリつき
- 性器の蒸れ
- 石鹸や洗浄による洗いすぎ
- ホルモンバランスの乱れ
- ストレスや免疫低下
- 一般細菌(雑菌)検査
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性感染症以外でも日常的に私たちの体に存在しうる多様な細菌に感染して性器の炎症を起こすことがあります。
一般細菌や雑菌と呼ばれ、通常は常在菌として無害なものも多いですが、体調やホルモンバランスの変化、外的刺激などによって異常増殖し、炎症やかゆみ、痛みなどの症状を引き起こすことがあります。
性感染症と症状が似ていることから、ご不安な気持ちになるかと思いますが、性感染症以外で感染する可能性があるのが一般細菌となります。
一般細菌についての要約
症状・潜伏期間
性病の症状と非常に似ているため、自己判断は難しいのが特徴です。また、常在菌が原因のため明確な「潜伏期間」という考え方はなじみませんが、体調不良や刺激の後に発症することが多いです。
【男性の症状】
症状としては、尿道のムズムズ感や軽い排尿時の痛みがあり、尿道から透明〜白色の分泌物が出ることがあります。また、亀頭や包皮に腫れやかゆみを伴う場合もあります。
【女性の症状】
女性では、おりものの増加やにおい・色の変化が見られるほか、陰部にかゆみや赤み、ヒリつきといった症状が現れることがあります。
検査・治療
【一般細菌の検査】
性病検査が陰性の場合で、症状が続くケースの際に、一般細菌が原因であるケースが多いです。
<培養法>
男性は「尿」、女性は「膣ぬぐい」により検体を採取し、どのような菌がどのくらい増えているかを調べます。
【一般細菌の治療方法】
治療はレボフロキサシンを服用して行います。1回1錠を7日間継続して服用し、自覚症状が改善した場合に治療完了と判断します。
予防
一般細菌は、性行為だけでなく、日常生活の乱れも発症のきっかけとなります。ストレスや寝不足、疲れによる免疫力の低下や、蒸れなどの不衛生な状態、石鹸での洗いすぎによる自浄作用の低下、ホルモンバランスの変化などが原因となります。
予防には、通気性の良い下着を選び清潔を保つこと、過度な洗浄を避けてぬるま湯で優しく洗うこと、十分な睡眠と栄養をとり免疫力を維持することが重要です。
目次

一般細菌(雑菌)の主な症状

一般細菌(雑種)は検出される部位により様々です。健康体でも保有している菌のため、特に女性の場合は不衛生な状態や、免疫力が低下すると症状を発症する場合があります。
また、クラミジアや淋病、トリコモナス、マイコプラズマなどの性行為で感染する性感染症と症状が酷似しているため、「性病に感染してしまった」と思われる方も多いです。一般細菌(雑種)は性感染症とは異なり性行為と関係なく感染・発症しますので、ご不安な方は一般的な性病検査と一緒に検査することをお勧めします。
男性の一般細菌(雑菌)の主な症状
男性の場合、下記のような症状が現れます。
一般的な性病と似たような症状となります。夏場などの蒸れた状態で過ごすと症状を発症するケースがあります。
尿道炎について→女性の一般細菌(雑菌)の主な症状
女性の場合、下記のような症状が現れます。
男性と同様に一般的な性病と似たような症状が出ます。
細菌性膣症について→

一般細菌(雑菌)による発症の原因
性感染症はセックス(膣性交)やオーラルセックス、アナルセックスなどの粘膜同士が接触することで感染する病気を指します。一般細菌も同様で性行為で感染する場合もありますが、下記の状況でも感染する場合もあります。
一般細菌による症状の発症は生活習慣や体調、外的要因により影響されることが大きいとされています。
一般細菌(雑菌)の検査について

当院では、一般細菌の検査は培養法によるもので行います。男性は「尿」、女性は「膣ぬぐい」の検体を用いて検査するため、医師や看護師にご自身の性器を見られる心配はございません。
性器の痒みやおりものの増加などが、一般的な性感染症(クラミジア、淋病、トリコモナスなど)によるものとは限りません。性病検査が全て陰性でも症状がおさまらない場合は一般細菌によるものが多いです。
当院では、性感染症の検査と同時に検査することができます。検査に関して、ご不明点などございましたらお気軽にお申し付けください。
一般細菌(雑菌)の治療について

検査の結果、病原性の高い菌(例:大腸菌、ブドウ球菌、エンテロコッカスなど)が検出された場合、抗菌薬による治療が必要となります。菌の量が少なく症状がおさまっている場合は、排尿などによる自浄作用がありますので治療する必要がない場合もあります。
また、一般細菌(雑菌)に関しては陰性確認をする必要はありません。
よくあるご質問
A.
一般細菌は、性行為を通じて感染することもありますが、それ以外にも不衛生な環境や免疫力の低下などが要因となって発症することがあります。そのため、すべてのケースが性感染症に該当するわけではなく、医学的には「性感染症関連疾患」として分類されることもあります。
A.
原因菌によって治療薬が異なるため、自己判断での市販薬使用はおすすめできません。正確な検査と診断の上で、適切な治療を受けましょう。
A.
放置すると、炎症が広がり、膀胱炎や腎盂腎炎、女性では骨盤内感染症(PID)に発展する可能性もあります。
A.
クラミジア、淋病、トリコモナス、カンジダなどの性感染症に似ています。症状のみでは判断できませんので検査をする必要があります。

