症例概要
肛門周囲にイボができ下血の症状があり受診。視診による検査を実施。検査の結果、肛門にイボができていた為、尖圭コンジローマと診断。治療はベセルナクリーム5%を処方し、開始した。
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肛門周囲にイボができ下血の症状があり受診。視診による検査を実施。検査の結果、肛門にイボができていた為、尖圭コンジローマと診断。治療はベセルナクリーム5%を処方し、開始した。
性行為
▪️問診:現在の症状と考えられる感染機会、服用中の薬、既往歴などについてを問診を実施。▪️検査:視診による尖圭コンジローマの検査を実施。検査の結果、肛門にイボができていた為、陽性と診断。▪️治療:ベセルナクリーム5%にて治療を実施。▪️指導:尖圭コンジローマは、初感染時から3ヶ月以内に約30%の確率で再発することを通達。
尖圭コンジローマは、ヒトパピローマウイルス(HPV)6型や11型などが原因により、亀頭、冠状溝、包皮、陰嚢や、女性の陰唇、腟前庭、あるいは肛門周辺などに「鶏冠(とさか)状」や「カリフラワー状」と表現される乳頭状のイボが現れる状態です。 これらの症状は、痛みやかゆみなどの自覚症状が乏しいことが多いですが、放置するとイボが増数したり巨大化したりすることがあり、パートナーへ感染させるリスクもあります。治療は、ベセルナクリーム5%を隔日で週3回塗布する薬物療法を行うか、液体窒素による凍結療法やレーザー蒸散、電気焼灼などの外科的治療を行うことで病変を除去します。 性的接触によって感染することが多いですが、9価のHPVワクチンを接種することで、尖圭コンジローマの原因となるHPV6型・11型の感染を予防することが可能です。
ベセルナクリーム5%は尖圭コンジローマの治療薬で、免疫活性化に伴い塗布部の赤みやただれが高頻度で生じますが、これらはある程度許容されるものの、症状が強い場合やただれが出た際は使用を一時中止または間隔を延ばし、皮膚が回復してから再開する必要があります。
百束 全人
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