症例概要
3ヶ月ほど前から陰部のかゆみ・痛み・赤みを自覚し受診。 マイコプラズマの治療を希望したため検査を実施した結果、陽性反応を検出したためマイコプラズマと診断。 ビブラマイシン100mgを処方し、治療を開始した。
3ヶ月ほど前から陰部のかゆみ・痛み・赤みを自覚し受診。 マイコプラズマの治療を希望したため検査を実施した結果、陽性反応を検出したためマイコプラズマと診断。 ビブラマイシン100mgを処方し、治療を開始した。
性行為
◾️問診:現在の症状、感染機会や既往歴について問診を実施。 ◾️検査:尿検体を採取し、PCR法にて検査を実施。検査の結果、陽性反応が見られたためマイコプラズマと診断。 ◾️治療:ビブラマイシン100mgを処方し、治療を開始した。 ◾️指導:マイコプラズマは治癒率が高くなく、「内服→検査」を繰り返す可能性がある旨を通達。
マイコプラズマ・ジェニタリウムは、男性の場合は主に尿道に感染し「軽度から重度までの排尿時の痛み」や「漿液性から膿性まで様々な分泌物」が出る段階と、女性の場合は「性交痛」「性器のかゆみや膿」「おりものの増加や異臭」などを認める段階を含みます。また、男女ともにキスやオーラルセックス等を通じて咽頭にも感染しますが、咽頭感染による症状はないとされています。なお、性感染症の原因菌となるマイコプラズマ・ジェニタリウムは、マイコプラズマ肺炎の原因菌とは別物です。 潜伏期間は1〜5週間と幅があり、放置すると女性では将来の流早産や不妊症につながる可能性があるとされています。マイコプラズマ・ジェニタリウムは男女ともに無症状であっても治療対象とされています。 治療は、シタフロキサシン50mgを1日2回(朝夕)2錠ずつ7日間継続して服用するか、ビブラマイシン100mgを1日2回(朝夕)1錠ずつ7日間継続して服用することで治療を行います。マイコプラズマ・ジェニタリウムはマクロライド耐性を持つことが多いため、抗菌活性の高いシタフロキサシンが用いられ、アジスロマイシンによる治療失敗例にも有効とされています。これらの薬剤による治療後も症状が軽度に残り、再検査でPCR陽性となるなど治療効果が十分に得られない場合には、シタフロキサシンとビブラマイシンの併用(7日間)で対応します。
ビブラマイシン100mg(内服薬)の副作用としては、消化器症状(悪心・嘔吐、食欲不振、腹痛、下痢など)などが挙げられます。特にビブラマイシンは嘔気の副作用が現れやすいため、空腹時の内服を可能な限り避け、多めの水で服用することが推奨されます。また、肝機能障害や、まれに薬疹などの過敏症、光線過敏症などが現れる場合があります。なお、本剤は胎児に一過性の骨発育不全や歯牙の着色などを起こすおそれがあるため、妊婦または妊娠している可能性のある女性への使用は原則として避けられます。さらに、低用量ピルと併用すると避妊効果が減弱する可能性があるため注意が必要です。
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