症例概要
受診3日前より、鼠径部リンパ節腫脹を自覚し来院。 リンパ節の腫れを発症する性感染症として梅毒があるため、梅毒の検査を実施。 検査の結果、梅毒TP抗体が基準値の627.5倍、RPR抗体が基準値の160倍を超える高値を認めたこと、推定感染機会が約8か月前であったことから、早期梅毒第2期と診断。 治療として、ステルイズ(筋肉注射)を臀部へ投与し、治療を開始。
STD CASE LIST
受診3日前より、鼠径部リンパ節腫脹を自覚し来院。 リンパ節の腫れを発症する性感染症として梅毒があるため、梅毒の検査を実施。 検査の結果、梅毒TP抗体が基準値の627.5倍、RPR抗体が基準値の160倍を超える高値を認めたこと、推定感染機会が約8か月前であったことから、早期梅毒第2期と診断。 治療として、ステルイズ(筋肉注射)を臀部へ投与し、治療を開始。
マッチングアプリで知り合った方とのセックスが感染経路と考えられる。
▪️問診:現在の症状と考えられる感染機会、既往歴などについての問診を実施。 ▪️検査:採血による検査(梅毒のTP・RPR)を実施。 ▪️治療:ステルイズ(筋肉注射)を臀部に1回投与に治療を行なった。 ▪️指導:治療後の経過観察として、3ヶ月後に梅毒(TP・RPR)の再検査を実施し、抗体値の低下を確認するため再度来院するよう通達。
梅毒は近年、感染者数が増加傾向にあり、厚生労働省からも注意喚起が行われるなど、社会的に大きな問題となっております。 梅毒に感染すると、倦怠感、発熱、リンパ節腫脹、性器のしこり(硬結)、体幹を中心としたバラ疹などの症状を発症することがあります。ただし、これらの症状は一時的に軽快することがあり、「自然に治った」と誤認され、検査や治療に至らないケースも少なくありません。 しかし、梅毒が自然治癒することはなく、症状が消失しても体内に梅毒トレポネーマが持続し、進行すると神経や心血管系に重篤な合併症を引き起こす可能性があります。 上記のような該当する症状や感染の機会がある場合には、早期に梅毒の検査を実施することが大切です。梅毒は適切な治療により完治が可能な性病であるため、放置せず、早期に検査を受けることを推奨します。
ステルイズ(筋肉注射)の副作用として、接種部位の疼痛、腫脹、掻痒感、発熱などが生じる場合がありますが、これらの症状は一過性であり、通常は投与後24時間以内に軽快します。また、重大な副作用として、ショックやアナフィラキシー(めまい、便意、耳鳴り、発汗、全身の潮紅、呼吸困難など)がまれに生じることがあります。上記のような症状が認められた場合には、速やかに当院までご連絡ください。
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