症例概要
体幹部・頭部・腕に発疹を自覚したため受診。症状から、早期梅毒第2期に特有のバラ疹が疑われたため、梅毒(TP・RPR)の検査を実施。検査の結果、梅毒TP抗体が陽性であったことから梅毒と診断。治療は、ステルイズ(筋肉内注射)を臀部に投与し、治療を開始した。
STD CASE LIST
この写真には性器の撮影が含まれております。
18歳未満の方は閲覧をご遠慮ください。
体幹部・頭部・腕に発疹を自覚したため受診。症状から、早期梅毒第2期に特有のバラ疹が疑われたため、梅毒(TP・RPR)の検査を実施。検査の結果、梅毒TP抗体が陽性であったことから梅毒と診断。治療は、ステルイズ(筋肉内注射)を臀部に投与し、治療を開始した。
本症例の患者様は性産業に従事しており、職業背景を踏まえると、当該活動に関連した感染の可能性が考えられた。
▪️問診:現在の症状、発症時期ならびに考えられる感染経路について問診を実施。 ▪️検査:血液検査(TP法、RPR法)を実施し、梅毒TP抗体陽性を確認。 ▪️治療:ステルイズ(筋肉内注射)を臀部に1回投与し、治療を実施。 ▪️指導:3ヶ月後に再度RPR検査を行い、抗体値が治療前の4分の1以下に低下していれば治癒と判断するため3ヶ月後に再来院するように通達。
梅毒は、近年感染者数が増加している性感染症の一つです。感染すると、性器のしこり(初期硬結)、発熱、リンパ節の腫れ、全身の発疹などの症状が現れることがあります。これらの症状は、発症後1~数週間で自然に軽快する場合があるため、治療を受けずに放置されてしまうケースも少なくありません。しかし、梅毒を放置すると病状は進行し、最悪の場合、ゴム腫と呼ばれる肉芽腫性病変や心血管梅毒、神経(脊髄)障害などの重篤な合併症を引き起こす可能性があります。梅毒が疑われる症状がみられた場合は、早急に検査を受けることが重要です。
ステルイズ(筋肉内注射)による治療では、副作用が生じる場合があります。主な副作用として、発熱、寒気、関節痛などがみられることがありますが、これらは一時的な反応であり、多くは治療後数時間以内に自然に軽快します。また、ごくまれに、アナフィラキシー反応や急性腎障害などの重篤な副作用が起こる可能性もあります。これらの症状が疑われる場合や、体調に異変を感じた際には、速やかに当院までご連絡ください。
黒田 隆弘
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