STD CASE LIST

パートナーの淋菌感染が判明し受診
咽頭淋菌に感染した30代男性の症例

34歳 / 男性診断名淋病

のどの痛みと発熱を自覚し、パートナーが淋菌に感染していると診断されたため受診。性的接触はオーラルセックスのみ。性器の検査は不要とのことだったので咽頭の検査を実施。その結果、咽頭淋菌が陽性と診断。治療はセフトリアキソン(点滴)の投与にて行った。

感染経路は不明であるが、パートナーとのクンニやキスによる感染が疑われる。

問診:症状や感染機会、検査受診に至るまでの経緯について確認。検査:うがい液によるPCR法で淋菌を検出。治療:セフトリアキソン(点滴)で治療を行う。指導:治癒確認検査で陰性が確認されるまでは性行為を禁止とし、淋菌は再感染のリスクがあるため予防を行うよう通達。

性感染症は咽頭(のど)に感染することがあります。特に淋菌の場合、性器に感染していると約30%の確率で咽頭にも感染しているとされるため、検査の際には性器だけでなくのども同時に検査することが重要です。今回の患者様は、パートナーが淋菌と診断されたことを受けて来院されました。咽頭淋菌の症状は風邪やインフルエンザに似ており、検査を行わない限り原因菌を特定できないため、性行為後に発熱やのどの痛みなどの症状が現れた場合には、咽頭淋菌の可能性を頭に入れておくことが大切です。

のどチェック
6,980円
セフトリアキソン(点滴)
9,800円
のどチェック(治癒検査)
6,980円

セフトリアキソン(点滴)は咽頭淋菌の治療に有効な抗菌薬です。副作用は比較的少ないとされていますが、発疹・じんましん・発熱・発赤・かゆみ・吐き気・下痢などの症状が一時的に現れることがあります。これらの症状は多くの場合、軽度で24時間以内に自然に治まります。ただし、まれにアナフィラキシー(呼吸困難・血圧低下など)の重篤な副作用が起こる可能性があります。そのような症状が現れた場合は、速やかに当院までご連絡ください。

gonorrhea 淋病の症例

CASE 01

クラブで出会った男性との性行為が原因で
淋菌に感染した女性の症例

21歳 / 女性診断名淋病

クラブで出会った初対面の男性と性行為(セックス、オーラルセックスなど)を行う。1週間後に膿性おりものの増加や排尿時に違和感などの自覚症状が現れたため来院。同じような症状に、クラミジア、マイコプラズマ・ウレアプラズマ、トリコモナス、カンジダなどの性感染症があるため女性器チェックで検査を行った結果、淋菌に感染していると判明した。治療はセフトリアキソン(点滴)で治療を行った。治療から3週間後に治癒確認検査を実施し淋菌が検出されなかったため治療完了と診断。

女性器チェック
19,800円
淋菌治療
9,800円
発疹、じんましん、発熱、発赤、かゆみ、紅斑、吐き気、下痢
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