排尿痛と性器の膿を自覚し受診。淋菌陽性と診断された20代男性の症例

20歳 / 男性診断名淋病

1週間ほど前から尿道の痛み(排尿時痛)や違和感、膿を自覚し来院。淋菌・クラミジアの検査を実施した結果、陽性反応を検出したため淋菌と診断。 治療は、トロビシンによる筋肉注射を臀部に行い、開始した。

性行為

▪️問診: 昨日からの排尿時痛、尿道の膿、陰部の違和感の症状を確認。▪️検査: GeneXpert(核酸増幅検査)による性器(尿)の検査を実施。▪️結果: 淋菌陽性。▪️治療:トロビシンによる筋肉注射を行い、治療を実施。▪️指導: 治癒確認検査にて陰性と確認されるまでは、性行為を控えるよう指導。

淋菌は、男性の場合は主に尿道に感染し排尿時の「強い痛み」や「黄白色の膿のような分泌物」が出る症状が現れます。一方で、女性の場合は子宮頸管に感染し「おりものの異常」などの症状が現れます。 また、男女ともにオーラルセックスやアナルセックスを通じて「咽頭」や「直腸」にも感染しますが、これらは無症状のまま経過することが多いという特徴があります。 これらの症状は自覚しにくく、放置すると、男性では「精巣上体炎」を引き起こし、女性では炎症が奥へ拡大して「骨盤内炎症性疾患」や「肝周囲炎」へと進行し、将来の不妊症や子宮外妊娠の深刻な原因となってしまうことがあります。 また、稀に菌が血液を通じて全身に運ばれることで「播種性淋菌感染症」として関節炎や発熱などをきたすこともあります。 治療は、トロビシン2gによる筋肉注射によって治療を行います。 また、Doxy PEPを性行為から72時間以内の服用で約50%確率を減少させることが期待できます。

淋菌・クラミジアチェック(性器)
6,980円
トロビシン2g
9,800円

トロビシンは淋菌に有効な注射薬ですが、稀にショックやアナフィラキシーなどの重いアレルギー反応、激しい腹痛や下痢などの重大な副作用が生じることがあります。また、過去にこの薬でアレルギーを起こしたことがある方は使用できません。投与中や投与後に息苦しさや蕁麻疹、めまいなどの異変を感じた際は、すぐに医師や看護師にお申し出ください。そのほか、注射した部位の痛みや腫れ、一時的な発熱や悪心などの症状が現れることがあります。

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