STD CASE LIST

特定のパートナーとの性行為後、性器にイボを自覚し受診
尖圭コンジローマと診断された23歳男性の症例

閲覧注意

この写真には性器の撮影が含まれております。

18歳未満の方は閲覧をご遠慮ください。

尖圭コンジローマ
尖圭コンジローマ
尖圭コンジローマ
尖圭コンジローマ
尖圭コンジローマ
尖圭コンジローマ

2ヶ月前から性器にいぼ、水疱に似た病変が現れたため受診。今回の患者様は1年2ヶ月前からパートナーとの性行為はやっていないため、パートナーによる感染が考えられる。性器にいぼ、水疱などの病変が現れる性感染症として、尖圭コンジローマと性器ヘルペスが疑われるため、視診による検査を実施。その結果、病変に痛みや痒みがないため、尖圭コンジローマ特有の症状と認識したため尖圭コンジローマと診断。治療は、べセルナクリーム5%(外用薬)を処方し、治療を開始した。

パートナーが検査を受けていないため断定はできませんが、パートナーとの性行為(セックス、オーラルセックス)が感染経路である可能性が高いと考えられる。

▪️問診:症状、性的接触の内容、症状の出現時期についての問診を実施。 ▪️今回の患者様は、問診の段階で視診での検査を希望だったので視診での検査を実施。その結果、いぼと水疱などの病変を確認したが、病変には痛み、痒みなどの症状はないことから尖圭コンジローマと診断。 ▪️治療:ベセルナクリーム5%(外用薬)を処方し、隔日で計3回塗布することを指示。 ▪️指導:尖圭コンジローマは、べセルナクリーム5%(外用薬)で完治することができます。しかし、イボなどの病変が大きい場合は、べセルナクリーム5%では十分に小さくならないことがあります。その場合には、レーザー除去などの処置で取り除くことが可能です。また、尖圭コンジローマは再発率が高く、約30%の確率で再発するとされています。再発した場合には、再度べセルナクリーム5%による治療が必要となります。

尖圭コンジローマは、HPV6型・11型が原因で、性器周辺にイボが生じる感染症です。今回の患者様は特定のパートナーとの性行為のみであるにもかかわらず、尖圭コンジローマを発症しました。HPVは性行為の経験がある方であれば、多くの人が一度は感染していると考えられています。しかし、感染したHPVの多くは自然に消失するため、自覚しないまま気づかずに過ごすことがほとんどです。そのため、特定のパートナーとの性行為のみであっても、今回のように尖圭コンジローマを発症することがあります。つまり、特定のパートナーであれば性感染症のリスクがゼロになるわけではないという点に注意が必要です。日々の予防として効果的なのが「HPVワクチン」の接種です。HPVワクチンには「2価」「4価(シルガード)」「9価(ガーダシル)」の3種類があり、尖圭コンジローマの予防には 4価ワクチン または 9価ワクチン が有効です。さらに、4価(シルガード)・9価(ガーダシル)ワクチンは子宮頸がんの原因となる高リスク型(HPV16型・18型など)にも対応しており、より広い予防効果が期待できます。将来子どもを望む男女にとっても、HPVワクチンの接種は大切な予防手段の一つとして推奨されます。

尖圭コンジローマ(視診)の検査
3,980円
べセルナクリーム5%(外用薬)
4,980円

べセルナクリーム5%(外用薬)は尖圭コンジローマの治療に有効ですが、副作用として塗布した部分に赤み、かゆみ、ひりつき、腫れ、痛み、ただれなどの皮膚症状が現れることがあります。これらは薬が作用する過程でよく見られる反応で、多くは軽度で一時的です。また、尿道付近に塗布することで排尿困難になる可能性があるため注意が必要です。仮に、尿道付近に塗布し排尿が困難になった場合には当院までご連絡ください。

condyloma 尖圭コンジローマの症例

CASE 01

1か月前から性器のしこり・いぼを自覚し受診
尖圭コンジローマと診断された40代男性の症例

閲覧注意

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尖圭コンジローマ
尖圭コンジローマ

1ヶ月ほど前から冠状溝(亀頭の付け根の溝)にいぼが現れたため受診。感染の可能性がある性行為は3ヶ月以上前であったため、その際のセックスによる感染が考えられる。いぼができる原因としては、尖圭コンジローマや性器ヘルペスなどが疑われるため、視診による確認を実施。その結果、冠状溝に鶏冠状の典型的な病変が見られたことから、尖圭コンジローマと診断。治療として、べセルナクリーム5%(外用薬)を処方し、治療を開始。

尖圭コンジローマ(視診)検査
3,980円
べセルナクリーム5%(外用薬)
4,980円
赤みやかゆみ、腫れなど
CASE 02

3ヶ月前から性器・肛門周辺にいぼ、しこりが現れたため受診
尖圭コンジローマと診断された20代男性の症例

閲覧注意

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尖圭コンジローマ
尖圭コンジローマ
尖圭コンジローマ
尖圭コンジローマ

3ヶ月以上前から性器および肛門周辺にいぼやしこりのような症状がみられたため受診。性的接触はセックスのみで、いずれも3ヶ月以上前のため、感染時期を正確に特定することはできなかった。しこりやいぼの症状を呈する性感染症として性器ヘルペスと尖圭コンジローマが疑われたため、視診による検査を実施。その結果、尖圭コンジローマに特徴的ないぼが確認されたため、尖圭コンジローマと診断した。治療として、べセルナクリーム5%(外用薬)を処方し、治療を開始。

尖圭コンジローマ(視診)検査
3,980円
べセルナクリーム5%(外用薬)
4,980円
塗布した部位に赤み・かゆみ・腫れなど
CASE 03

3か月前から性器に小さな隆起(ぶつぶつ)を自覚したため受診
尖圭コンジローマと診断された20代男性の症例

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症例画像 1
症例サムネイル 1

患者は3か月以上前から冠状溝に鶏冠状の隆起病変を自覚し受診。性的接触歴は、セックス・オーラルセックス・キス。検査は視診にて行い、尖圭コンジローマ特有の鶏冠状隆起を確認したため、尖圭コンジローマと診断。治療は ベセルナクリーム5%(外用薬) にて実施した。

尖圭コンジローマ(視診)検査
3,980円
べセルナクリーム5%(外用薬)
4,980円
塗布部位の赤み、かゆみ、痛み、腫れ、ただれなどの皮膚反応
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