採血が苦手な方へ|ペアライフクリニックの痛みを軽減する取り組み
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- 穿刺部に麻酔テープを貼る(リドカインテープ)
- Tassoの使用
- 経験豊富な看護師による手技
- 細り針を使用する
- 穿刺の前に説明する
- 痛みが少ない
- ボタンを押して5分待つだけのシンプル操作
- 日本国内での法的承認(医療機器認証)を取得
- 水分補給
- 体を温める
- 圧迫法(強くつまむ、たたく)
- 深呼吸をする
- 穿刺部から目を逸らす

採血は健康診断や血液検査などで広く行われていますが、「針が怖い」「痛みが苦手」「採血で気分が悪くなったことがある」といった理由から、不安を感じる方も少なくありません。実際に、採血時の痛みには皮膚や血管への刺激だけでなく、緊張や恐怖心などの心理的な要因も関係していることが知られています。
しかし、近年は採血時の負担を軽減するための医療機器や採血方法が開発されており、従来よりも安心して検査を受けられる環境が整いつつあります。
ペアライフクリニックでは、採血に苦手意識をお持ちの方が少しでも安心して検査を受けられるよう、麻酔テープの使用やTassoの導入、経験豊富な看護師による対応など、さまざまな工夫を行っています。
目次
当院で実施している採血時の痛みを
緩和する取り組み
日常生活の中で採血を受ける機会はそれほど多くないため、採血に対して不安や苦手意識をお持ちの方も少なくありません。実際に、「針が苦手」「採血を見るのが怖い」「痛みが心配」といった理由から、受診をためらう方もいらっしゃいます。
そこでペアライフクリニックでは、患者様に少しでも安心して採血を受けていただけるよう、採血時の不安や恐怖心を軽減するためのさまざまな工夫を行っています。以下では、当院が採血時に心がけているポイントについてご紹介します。
Tasso
Tassoとは、少量の血液を採取することができる採血デバイスです。従来の採血のように腕の静脈へ注射針を刺して採血する方法とは異なり、専用のデバイスを腕に装着して血液を採取します。
採血時の痛みや恐怖心の軽減が期待できることから、採血が苦手な方や注射針に不安を感じる方から注目されています。また、医療機関だけでなく在宅医療や企業健診など、さまざまな場面での活用が進められています。
ペアライフクリニックでは、患者様の不安を少しでも軽減できるよう、看護師がTassoを使用した採血を行っております。従来の静脈採血に不安がある方でも、安心して検査を受けていただける環境づくりに努めています。以下では、Tassoの特徴についてご紹介します。
Tassoの使用方法について
Tassoによる採血は、従来の採血とは異なり、上腕(二の腕)に専用デバイスを装着して行う採血方法です。針が見えにくい構造のため、注射が苦手な方や採血に不安を感じる方でも、比較的安心して受けていただけます。
また、看護師が採血前の準備から採血後の止血・検体管理まで、一つひとつの工程を丁寧に行うことで、安全かつスムーズな採血を心がけています。
ペアライフクリニックで実際に行っているTassoによる採血の流れについてご紹介します。
STEP①:患者への説明と上腕の加温
まず上腕(二の腕)を出していただきます。注射が苦手な方や採血に不安がある方には、針が見えにくい構造であることや、痛みをできる限り抑えられるよう配慮していることを丁寧にご説明し、安心して採血に臨んでいただけるよう努めています。また、採血前にはホッカイロで上腕を数分間温め、血流を促進することで、よりスムーズに採血を行えるよう工夫しています。
ステップ②:器具のセットと皮膚の消毒・貼付
Tasso本体に専用の採血管をしっかりと取り付けた後、貼付部位をアルコール綿で丁寧に消毒します。消毒液が十分に乾いたことを確認してから、デバイスを上腕部に隙間ができないよう密着させて貼り付けます。正しく装着することで、安定した採血につながるよう努めています。
ステップ③:ボタンの押し込みと採血

作動前に患者様へ「少しチクッとします」とお声がけを行い、不安を軽減できるよう配慮しています。その後、デバイス上部のボタンを押して採血を開始します。
針は瞬時に作動し、自動で収納されるため、針が露出し続けることはありません。採血中は患者様にはそのままリラックスした状態でお待ちいただき、看護師が採血量を確認しながら、規定量に達するまで安全に見守ります。
ステップ④:取り外しと止血・検体の密閉
規定量の採血が完了したことを確認した後、デバイスを皮膚からゆっくりと取り外します。採血部位には止血用の絆創膏を貼付し、出血がないことを確認します。
その後、本体から採血管を取り外し、液漏れが起こらないようキャップをしっかり閉めたうえで、適切な方法で検体を保管・管理しています。
リドカインテープ

リドカインテープは、皮膚に貼ることで局所的に痛みを軽減する局所麻酔剤です。主成分であるリドカインが皮膚から浸透し、神経の働きを抑えることで痛みの伝達を抑制します。
STEP①:部位の確認
採血をスムーズに行うため、看護師が上腕の血管の位置や走行を触診で確認します。その後、採血に適した位置がデバイスの中央にくるよう、貼付する部位を慎重に決定します。
STEP②:皮膚の状態を確認する
傷口や湿疹、発疹、赤みなどの炎症がある部位や皮膚疾患がみられる部位には使用できません。また、貼付部位に皮脂や汚れ、前回使用した消毒薬などが残っていると、テープが十分に密着せず、麻酔成分が適切に浸透しないことで、十分な麻酔効果が得られない可能性があります。そのため、貼付前には皮膚を清潔な状態にしてから使用することが大切です。
STEP③:台紙を剥がして貼る
あらかじめ確認した採血予定部位がテープの中央にくるよう貼付します。貼付後は、中心から外側に向かって軽く押さえながら密着させ、空気が入らないようにします。テープと皮膚の間に隙間があると、麻酔成分が十分に浸透せず、期待した麻酔効果が得られない可能性があるため、しっかりと密着させることが重要です。
STEP④:30分間待機
リドカインテープは、貼付してすぐに麻酔効果が現れるわけではありません。有効成分が皮膚から浸透するまでに一定の時間が必要なため、貼付後は約30分間お待ちいただきます。十分に麻酔効果が得られたことを確認したうえで採血を行うことで、穿刺時の痛みをできる限り軽減できるよう努めています。
STEP⑤:採血
麻酔効果が十分に得られたことを確認してから採血を行います。穿刺時の痛みをできる限り軽減することで、患者様の負担を抑え、安心して採血を受けていただけるよう努めています。
採血が痛いと感じる理由
皮膚の「痛点」を直撃するため

人間の皮膚には、痛みを感じ取る神経のセンサー(痛覚受容器)が広く分布しています。そのため、採血や注射の際に針が皮膚を通過すると、これらの神経が刺激されて「痛み」として感じられます。
通常の採血では、針を皮膚から静脈まで挿入する必要があるため、痛みを完全になくすことは難しいとされています。
血管の壁にも神経があるため

採血時の痛みは、皮膚に針が刺さる瞬間だけではありません。針が血管に到達する際にも、違和感や鈍い痛みを感じることがあります。
また、緊張や寒さによって血管が収縮すると、採血時の痛みや不快感が強くなる場合があります。そのため、リラックスした状態で採血を受けることも大切です。
心理的要因

採血時の痛みは、実際の刺激の強さだけでなく、心理的な要因にも影響を受けます。
「痛そう」「怖い」といった不安や緊張が強いと、脳は痛みに敏感になり、通常よりも強い痛みとして感じることがあります。
また、採血の様子を見たり、強く身構えたりすることで、痛みに意識が集中し、不快感が増してしまう場合もあります。
採血の痛みを抑えるセルフケア
採血前のセルフケアによって、採血時の痛みや不快感を軽減できる可能性があります。特に、血管を見えやすくしたり、緊張を和らげたりすることで、よりスムーズに採血を行える場合があります。
また、採血時の痛みは身体的な刺激だけでなく、不安や緊張などの心理的な要因によって強く感じることもあります。そのため、採血前に少し準備をしておくことで、痛みや恐怖心の軽減につながることがあります。採血時の痛みが心配な方は、以下のセルフケアをぜひ実践してみてください。
ペアライフクリニックの採血について

ペアライフクリニックでは、採血に対して苦手意識や不安をお持ちの方にも安心して検査を受けていただけるよう、さまざまな取り組みを行っています。採血時の痛みや恐怖心を少しでも和らげられるよう、一人ひとりの患者様に配慮した対応を心がけています。
また、過去に採血や注射の際に血管迷走神経反射によって気分が悪くなったことがある方や、失神・転倒した経験がある方は、横になった状態で採血を行うことも可能です。不安なことや心配なことがございましたら、遠慮なく看護師までご相談ください。
よくあるご質問
A.
採血時には針が皮膚や血管を通過するため、多少の痛みを感じることがあります。しかし、痛みの感じ方には個人差があり、ほとんど気にならない方もいらっしゃいます。
A.
採血前に十分な水分補給を行い、体を温めておくことで血管が見えやすくなり、スムーズに採血できる場合があります。また、採血時は深呼吸をしたり、穿刺部から目を逸らしたりすることで緊張が和らぎ、痛みを感じにくくなることがあります。
A.
はい。採血に不安がある方は事前に看護師へお申し出ください。当院では患者様の状態に合わせて声掛けを行いながら採血を進めています。また、必要に応じて麻酔テープ(リドカインテープ)の使用も可能です。
A.
麻酔テープには皮膚の感覚を鈍くする作用があり、針が刺さる際の痛みを軽減できる可能性があります。採血時の痛みが心配な方や過去に採血で強い痛みを感じた方はご相談ください。
A.
Tassoは、専用のデバイスを使用して少量の血液を採取する採血機器です。従来の静脈採血と比較して採血時の負担軽減が期待されており、採血に不安がある方からも注目されています。
A.
はい。過去に採血や注射で気分が悪くなったことがある場合は、必ず看護師へお伝えください。当院ではベッドに横になった状態で採血を行うことも可能です。無理をせず、安心して検査を受けていただける環境を整えています。