リドカインテープの貼り方・効果・使用時のポイントと注意点について解説
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- リドカインテープの貼り方・効果・使用時のポイントと注意点について解説
- 採血に強い恐怖感がある人
- 採血時に緊張する方
- 痛みに弱い方
- 過去に採血の際に失神したことがある方
- 採血時に体調不良を起こしたことがある方

リドカインテープは、採血や点滴時の痛みを軽減するために使用される局所麻酔薬です。皮膚に貼付することで有効成分のリドカインが浸透し、神経の働きを抑えることで穿刺時の痛みを和らげます。
リドカインテープの役割や適応、正しい使用方法、貼付時のポイント、注意事項についてわかりやすく解説します。安全かつ効果的に使用するためには、適切な手順と貼付時間の遵守が重要です。
目次
リドカインテープの役割
リドカインテープは、皮膚に貼ることで局所的に痛みを軽減する局所麻酔剤です。主成分であるリドカインが皮膚から浸透し、神経の働きを抑えることで痛みの伝達を抑制します。
リドカインテープの使用を
おすすめする方

下記に、リドカインテープの使用が推奨される方の特徴をまとめました。少しでも該当する方は、リドカインテープの使用を希望される旨をお伝えください。
リドカインテープの正しい使用方法
下記にリドカインテープの使用方法についてまとめました。適切な効果を得るためには、各手順を正しく理解し、確実に実施することが重要です。
①部位の確認
採血時に使用する血管(橈側皮静脈、尺側皮静脈など)を、触診によってあらかじめ確認します。そのうえで、実際に針を刺す「穿刺点」がテープの中央に位置するよう、貼付部位を適切に決定します。
②皮膚の状態を確認する
傷口や湿疹、発疹、炎症(赤み)などがみられる部位、皮膚疾患がある箇所への使用は避ける必要があります。また、貼付部位に皮脂や汚れ、あるいは前回の消毒薬などが残っている場合は、テープの密着性が低下し、麻酔効果が十分に得られない可能性があります。
③台紙を剥がして貼る
事前に特定した穿刺予定点がテープの中心に位置するように貼付します。その後、皮膚に貼付したら中心から外側に向かって軽く押さえ、空気が入らないよう密着させます。皮膚とテープの間に隙間があると、麻酔成分が吸収されず、十分な効果が得られない原因となります。
④30分間待機
リドカインテープは貼付後すぐに効果が現れるわけではなく、有効成分が皮膚から浸透するまでに一定の時間を要します。そのため、貼付後は約30分間待機し、十分に麻酔効果を確認してから穿刺を行います。
⑤採血
十分に時間を置いて麻酔効果を確認したうえで採血を行います。穿刺時の痛みを軽減できるため、患者の負担を抑えながら安全に処置することが可能です。
リドカインテープを貼る際のポイント
リドカインテープを貼付する際に押さえておくべき重要なポイントについて、以下にまとめました。適切な貼付方法やタイミング、皮膚の状態確認を行うことで、十分な鎮痛効果を得るとともに、皮膚トラブルや効果不十分といったリスクを軽減することができます。
テープを貼る時間を守る
リドカインテープは貼付タイミング(30分ルール)が重要です。有効成分であるリドカインが皮膚の真皮層まで浸透し、十分な鎮痛効果を発揮するためには、最低でも30分の時間を確保する必要があります。
皮膚コンディションの調整
皮脂や汗、スキンケア用品が残っているとテープが剥がれやすくなるだけでなく、薬剤の浸透を妨げるため、アルコール綿などでしっかりと清拭し、完全に乾燥させてから貼付する必要があります。
リドカインテープを
使用する際の注意点
リドカインテープを安全かつ効果的に使用するためには、いくつかの重要な注意点があります。下記に使用するうえでの注意点とその対処方法をまとめました。
アレルギー既往の厳格な確認
リドカイン(アミド型局所麻酔薬)に対する過敏症の既往がある場合は使用を避ける必要があります。また、過去に歯科麻酔や他の貼付薬で発疹やかゆみ、体調不良などのアレルギー症状を起こす場合もあります。
皮膚トラブルの回避と観察
原則として30分〜1時間の使用とし、2時間を超える長時間の貼付は避ける必要があります。長時間の使用は、皮膚の浸軟(ふやけ)や接触性皮膚炎(かぶれ)のリスクを高めるため注意が必要です。
また、剥離時には皮膚を傷つけないよう、ゆっくりと丁寧に剥がすことが重要です。特に皮膚の薄い方や高齢者では、より慎重な対応が求められます。
さらに、貼付中に強い刺激感やかゆみなどの異常が認められた場合は、直ちにテープを剥がし、流水で洗浄するなど適切な処置を行う必要があります。
穿刺時の注意点
使用後は、血管の見やすさの変化に注意が必要です。リドカインの血管収縮作用や皮膚の浸軟により、一時的に血管が見えにくくなったり、触れにくくなる場合があるため、事前に血管の走行を十分に把握しておくことが重要です。
また、テープを剥がした後は、粘着剤の残存による汚染を防ぐため、改めてアルコール綿などで穿刺部位を十分に消毒してから処置を行う必要があります。
貼る部位を変更する
同じ部位に繰り返し貼ると皮膚トラブルの原因となるため、同一箇所への使用は推奨されません。
ペアライフでリドカインテープの
使用を希望される方へ

ペアライフクリニックでは、リドカインテープを無料で提供しております。採血に苦手意識がある方は、看護師までリドカインテープの使用を希望される旨をお伝えください。
しかし、リドカインテープは十分な効果を得るために30分以上の貼付時間が必要となります。そのため、採血までに一定のお時間を要する点にご注意いただき、採血後のご予定を調整いただくことをおすすめいたします。
よくあるご質問
A.
皮膚に貼付することで局所的に痛みを軽減する局所麻酔薬です。主成分のリドカインが皮膚から浸透し、神経の働きを抑えることで痛みの伝達を抑制します。
A.
採血に強い恐怖感がある方、採血時に緊張しやすい方、痛みに弱い方、過去に採血で失神した経験がある方、気分不良を起こしやすい方などに推奨されます。
A.
血管の位置を確認し、穿刺点がテープの中心にくるように貼付します。皮膚に密着させ、空気が入らないよう中心から外側へ押さえながら貼ります。
A.
原則30分以上の貼付が必要です。最大でも2時間以内とし、30分〜1時間の使用が一般的です。