HIV抗原・抗体検査(第4世代)とHIV RNA検査の違い|検査可能時期について解説
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- HIV抗原・抗体検査(第4世代)とHIV RNA検査の違い|検査可能時期について解説
- HIV抗原・抗体検査(第4世代)
- HIV RNA検査
- 2週間(13日)以上〜1ヶ月未満:HIV RNA検査
- 1ヶ月以上:第4世代即日検査
- HIV抗原・抗体
- 3,980
- HIV-1 RNA定量
- 9,800
- 血液チェック
- 6,980
- ベーシックチェック
- 9,800
- スタンダードチェック
- 19,800
- HIV PrEP(1ヶ月)
- 10,000
- HIV PEPセット
- 50,000
- PEP(曝露後予防):感染の機会から72時間以内に開始し、28日間にわたって服用を続けることでHIVを予防します。
- PrEP(曝露前予防):感染機会の前から服用を開始し、毎日1錠でHIVを予防します。

「抗体検査は1ヶ月後からと言われた。それまで待てない」
「心当たりがあって不安。少しでも早く調べたい」
感染の機会から2週間(13日)以上が経過していれば、HIV-1RNA定量検査(NAT検査)を受けることが可能です。
HIVの検査には、大きく分けてHIV抗原・抗体検査(第4世代)とHIV RNA検査の2種類があり、どちらの検査が適しているかは、主に感染の機会から何日経ったか(検査可能時期)で決まります。RNA検査は2週間(13日)以上、第4世代は1ヶ月以上が目安です。
ペアライフクリニックでは、この2種類の検査をどちらも実施することが可能です。

目次
HIV検査の種類
(HIV抗原・抗体検査/HIV RNA検査)

HIVの検査は、調べる対象によって主に次の2種類に分かれます。
どちらも「HIVに感染しているかどうか」を調べる検査ですが、何を検査対象にするかが異なり、それによって検査を受ける時期(検査可能時期)が変わります。
HIVの検査には、感染の機会から2週間(13日)以上経過したより早い時期からウイルスの遺伝子(RNA)を直接調べる「HIV RNA検査」と、感染の機会から1ヶ月以上を目安にウイルスの抗原と抗体を同時に調べてその日のうちに結果がわかる即日検査対応の「HIV抗原・抗体検査(第4世代)」があります。
ペアライフクリニックでは、この2種類の検査をどちらも実施することが可能です。「早く調べたいけれど、どちらを受ければいいのか分からない」という場合でも、来院時に専門のスタッフが感染の機会からの経過をうかがったうえでご案内いたします。
HIVの検査方法について→HIV抗原・抗体検査(第4世代)とは

HIV抗原・抗体検査(第4世代)は、ウイルスの抗原(p24抗原)と、抗体を同時に検出できる検査です。「第4世代」とは、抗体だけを調べていた旧来の検査に対し、抗原もあわせて捉えられるよう進化した世代を指す呼び方です。
HIVの抗原(ウイルスそのもの)だけでなく、体内の抗体も検出できるハイブリッドな検査のため、従来の検査よりも精度が高いのが特徴です。
検査の方式にはCLEIA法とイムノクロマト法があり、ペアライフクリニックの即日検査はイムノクロマト法を用いています。
HIV抗原・抗体検査の
検査可能期間(感染機会から1ヶ月以上)
HIV抗原・抗体検査(第4世代)は、感染の機会から1ヶ月以上が経過していることを目安に受けることが可能です。
HIVのp24抗原と抗体の両方を捉える検査のため、ウイルスの遺伝子を直接みるHIV RNA検査と比べると検査を受ける時期はやや遅くなります。
以前にあったHIVのリスク行為が今更だが不安になってきた、今まで症状などはないけど念のために検査をしたい、その日のうちに結果を知りたいという方に向いた検査です。
また、感染機会から1ヶ月に満たない時期でも、2週間(13日)以上が経っていればHIV RNA検査を受けることが可能で、経過日数に応じて必要な検査をご選択いただけます。
HIV抗原・抗体検査が
迅速検査(即日)に対応している理由
HIV抗原・抗体検査(第4世代)が即日検査に対応できるのは、抗原と抗体をその場で同時に判定できるイムノクロマト法を用いているためです。専用の大型機器に長時間かけて測定する必要がないため、短時間で結果をご確認いただけます。
ペアライフクリニックの即日検査は、イムノクロマト法で約20分で結果が判明します。血液による検査(HIV)は最短20分で結果が出るため、後日あらためて来院する必要はなく、その日のうちに結果を知りたいという方に適した方法です。
イムノクロマト法とは

イムノクロマト法は、検体(血液)を試験紙の上で反応させ、抗原や抗体を検出すれば線が現れて陰性と陽性を判定する方式です。
妊娠検査薬や抗原検査キットと同じしくみで、大型の検査機器を使用しないため、短時間で結果をご確認いただけます。ペアライフクリニックの即日検査はこのイムノクロマト法を用いており、約20分ほどで結果がわかるのが特徴です。
なお、HIV抗原・抗体検査(第4世代)の方式には、イムノクロマト法のほかにCLEIA法(化学発光酵素免疫測定法)もあります。CLEIA法は専用の機器で測定する方式で、どちらを用いるかは検査機関によって異なります。
HIV抗原・抗体検査の
偽陽性について
HIV抗原・抗体検査(第4世代)のような検査では、まれに、実際には感染していないのに陽性の反応が出ること(偽陽性)があります。感染の可能性がある方を漏らさないように、検査で感度を高くしている分、こうした偽陽性が起こりうる場合があります。
そのため、陽性反応が出ても、それだけで感染が確定するわけではありません。陽性となった場合は、専門機関での確定精密検査へ進み、本当に感染しているかどうかを2段階で確かめる流れです。最終的な判断は、この確認検査の結果をもって医師が行います。
「陽性反応が出た=確定」ではないという点を知っておくと、結果を落ち着いて受け止めやすくなります。ちなみに、HIV第4世代での偽陽性の割合は概ね約0.1〜0.3%と言われています。
当院のHIV検査で陽性を検出した場合は、専門的な治療を行う提携のHIV拠点病院をご紹介いたします。
HIV-1 RNA定量検査(NAT検査)とは
HIV RNA検査は、体内に存在するHIVウイルスの量を、ウイルスの遺伝子(RNA)から直接測定する検査です。正式にはHIV-1 RNA定量検査と呼ばれます。体が反応してつくる抗体を待つのではなく、ウイルスそのものの遺伝子を捉えるため、2種類の検査のなかで最も早い時期から検査を受けることが出来るのが特徴です。
HIV RNA検査の
検査可能時期(感染機会から13日以上)
HIV RNA検査は、感染の機会から2週間(13日)以上が経過していれば検査可能です。第4世代の抗原・抗体検査が1ヶ月以上を目安とするのに対し、RNA検査はより早い段階で調べることが出来るため、「1ヶ月も待てない」「少しでも早く確かめたい」という方にとって、最も早く受けることの出来る検査の選択肢です。
ただし、2週間(13日)に満たない時期では、ウイルスのRNAも安定して検出できず、感染していても陰性となることがあります。大切なのは目安の時期を待って検査を受けることです。
HIVの即日検査は、感染機会から1ヶ月以上期間を空ける必要があるのに対して、HIV RNA定量検査は感染機会から2週間(13日)で検査を受けることが可能です。
即日検査ではありませんが、リスク行為からの期間を空けることなく実施できるのが、この検査の強みです。
HIV RNA検査が早期で検査できる理由

HIV RNA検査が早い時期から実施できるのは、ウイルスの遺伝子(RNA)を直接捉えるからです。HIVに感染すると、ウイルスは体内の細胞のなかで自らのコピーを次々につくり出し、その遺伝情報であるRNAが血液中に早く増えていきます。RNA検査は、抗体がつくられるのを待たず、この増えていくウイルスの遺伝子をそのまま捉える検査です。
一方、抗体は体がウイルスを異物と見分けてからつくられるため、十分な量になるまでに時間がかかります。
「ウイルスの遺伝子は早く増える/抗体はあとから増える」という違いが、RNA検査を2週間(13日)から、第4世代を1ヶ月からと分ける理由です。
なお、感染してから抗原・抗体の両方が検査で捉えられる量まで増えるには少し時間がかかり、この空白の期間をウインドウ期と呼びます。
ウインドウ期は、ウイルスの遺伝子を直接さがすRNA検査では短く、抗体を中心にみる検査では長いのが特徴です。目安の時期より前に受けて陰性だった場合は「その時点では見つからなかった」という意味にとどまるため、心配が残るときは目安の時期にあらためて確認すると安心につながります。
NAT検査について
HIV RNA検査は、「NAT検査」と呼ばれることもあります。NATは核酸増幅検査の略で、ウイルスの遺伝子(核酸)を増幅して調べる方法を指します。つまり、NAT検査とHIV RNA定量検査は同じ検査を指す呼び名です。検査機関や文脈によって「NAT」「RNA定量検査」「HIV-1 RNA定量検査」と表記が変わりますが、内容は同じものとお考えください。
HIV RNA検査(NAT検査)が調べる対象はHIV-1です。HIVにはHIV-1とHIV-2があり、日本の感染はHIV-1がほとんどですが、第4世代の抗原・抗体検査はHIV-1・HIV-2いずれの抗体も対象とします。まれにHIV-2の可能性が考えられる場合は、医師が状況に応じて検査を判断します。
2つのHIV検査の特徴と違い
HIV抗原・抗体検査(第4世代)とHIV RNA検査は、調べる対象も、受けられる時期も、結果が出るまでの早さも異なります。両者の違いを理解すると、ご自身に合う検査を選びやすくなります。
| 検査方法 | HIV抗原・抗体検査 | HIV RNA検査 |
|---|---|---|
| 検出対象 | 抗原・抗体 | 抗原のみ(RNAのみ) |
| 検査可能時期 | 感染機会から1ヶ月以上 経過後 | 感染機会から2週間(13日)以上 経過後 |
| 結果が出るまで | 即日(約20分) | 2~3日 |
| 検出できるHIV | HIV-1,HIV-2 | HIV-1 |
| 料金(税込) | 3,980円 (即日の場合は5,980円) | 9,800円 |
どちらのHIV検査を受ければいい?
選び方の目安は、感染の心当たりからどれくらいの期間が経っているかです。
どちらを受けるべきか迷う場合も、来院時に医師が経過や状況をうかがったうえでご案内しますので、その場で決めていただけます。当院は両方の検査に対応しているため、ご来院いただいてから選ぶことも可能です。
早くHIV検査を受けて「陰性」だった時の注意
目安の時期より早く受けて陰性だった場合、その結果は「その時点では検出されなかった」という意味にとどまり、感染していないと確定したわけではありません。これは、感染してから目印が十分に増えるまでの空白期間(ウインドウ期)があるためです。より確実な再確認は12週(3ヶ月)が目安です。目安より前の検査で陰性だった場合や不安が残る場合は、自分だけで判断せず、目安の時期にあらためて確認することをおすすめします。
ペアライフのHIV検査でできること

当院は、HIVの検査から予防までを受けられる体制を整えています。
「どちらの検査が自分に合うか分からない」
「とにかく早く動きたい」
あるいは「何から相談すればよいか分からない」
という方も、ご自身を責めず、まずはご来院をご検討ください。
予約不要でお越しいただくことが可能です。
2種類のHIV検査をどちらも選ぶことができる
HIV抗原・抗体検査と、HIV RNA検査の両方に対応しているのが特長です。感染の機会からの経過に応じて、早く調べたい場合はRNA検査、その日のうちに結果を知りたい場合は第4世代の即日検査と、状況に合わせてご選択いただけます。また、HIVだけでなく、梅毒・B型肝炎などの疾患もまとめて検査することも可能です。
HIVの検査料金・プラン
HIVのPEP・PrEPなどの予防薬も取り扱っています
感染の心当たりから不安な方にはHIVの予防薬という選択肢も存在します。
採血が苦手な方へ|ペアライフの取り組み

「採血が苦手」
「針が怖い」
という方もご安心ください。
ペアライフクリニックの採血では細い針を使用しているため、痛みは比較的少ないです。
さらに、痛みを緩和する麻酔テープ(リドカインテープ)を使用することもでき、費用は無料でご利用いただけます。
麻酔テープは、効果が出るまでに30分以上の貼付時間が必要です。採血時の痛みに不安がある方は、スタッフまでお気軽にお申し付けください。
HIV抗原・抗体検査(第4世代)と
HIV RNA検査の違いについてのまとめ
ペアライフクリニックでは、予約不要・匿名・保険証不要・初診料0円で、早期のHIV検査、HIVの予防薬、HIVについてのご相談まで幅広く対応しています。
検査は感染の機会からの経過日数によって受ける検査の種類が異なります。2週間(13日)以上経過していれば、ウイルスの遺伝子を直接検出する早期の「HIV-1 RNA定量検査」を、1ヶ月以上経過していれば、HIVのp24抗原と抗体を同時に捉えるイムノクロマト法を用いた「第4世代の抗原抗体検査」のどちらか適した検査をご選択いただけます。
また、感染の不安となる出来事から72時間以内であれば「PEP(曝露後予防)」という選択肢があるほか、日頃からの予防策として「PrEP(曝露前予防)」もご用意しておりますので、どの予防方法を選ぶべきか判断に迷う場合は、まずご自身の状況をご確認のうえ、医師またはスタッフまでお気軽にご相談ください。
よくある質問
A.
NATはウイルスの遺伝子(RNA)を直接検出・定量する検査で、感染機会から2週間(13日)以上で受けられます。採血して機器で測定するため、結果は後日のご案内です(即日ではありません。日数は来院時にご確認ください)。即日検査はp24抗原と抗体を同時に検出する検査で、1ヶ月以上が目安、イムノクロマト法で約20分で結果がわかります。なお、NATが調べるのはHIV-1で、第4世代の抗原抗体検査はHIV-1・HIV-2いずれの抗体も対象とします。
A.
感染の機会から2週間(13日)以上が経過していれば、HIV-1 RNA定量検査(NAT)を受けられます。抗体検査が「1ヶ月後から」と言われても、NATであればより早い段階で調べられます。また、曝露から72時間以内であればPEP(曝露後予防)の相談も選択肢になりますので、できるだけ早く医療機関にご相談ください。
A.
検査の種類によって「HIVの何を対象にして見つけるか」が違うからです。感染すると、血液中にはまずウイルスの遺伝子が現れ、続いてウイルスの抗原、最後に体がつくる抗体という順番で見つけられるようになります。ウイルスそのものを直接さがすNAT検査は早い時期(2週間/13日以上)から受けられ、抗原と抗体をみる第4世代の抗原抗体検査は1ヶ月以上が目安です。何を対象にするかの違いが、受けられる時期の違いにつながっています。
A.
陰性は「現時点で検出されなかった」ことを意味します。ただし、ウインドウ期の関係で、感染していても検査の時期が早いと陰性になることがあります。NAT検査は2週間(13日)以上、確実な再確認は12週(3ヶ月)が目安です。推奨時期より前の検査で陰性だった場合は、心配が残るようであれば、推奨時期にあらためて確認することをおすすめします。
A.
ペアライフクリニックではHIVの治療は行っておりません。検査によってHIVの感染が判明した場合は、専門的な治療を行う提携のHIV拠点病院へご案内します。当院は、早期の検査・結果説明・適切な医療機関へのご案内までを担います。