クラミジアの検査と治療

当院は、高精度の機器(PCR法)でクラミジアの検査を最短90分で結果をお伝えすることができます。また、陽性の場合、クラミジアの耐性菌に配慮した治癒効果の高い治療をご案内いたします。
また、クラミジアと重複感染している可能性のある性病もまとめて検査をすることが可能です。性感染症学会・感染症学会に所属している医師が常駐おりますのでクラミジアの検査や治療にご不明点がありましたらお気軽にお申し付けくださいませ。
目次
クラミジアはどんな病気?
クラミジアは世界で最も多いとされている性感染症です。特徴として感染していても気が付かないことがあります。
クラミジア感染は男女とも性的活動の活発な若い人に多く、感染者の多くは女性です。29歳以下では男性患者数より上回っています。淋菌との混合感染も30%と高く感染力が非常に強いです。
自覚症状がないままクラミジア感染を放置すると、精巣上体炎や骨盤内炎症疾患などを起こし不妊の原因を作ります。
近年のクラミジア患者数推移
クラミジアの感染者数は年々増加しています。マッチングアプリやSNSが広く浸透し、性産業が拡大した結果、不特定多数との性的接触頻度が高まったことが、増加傾向の一因と推測されます。
また、女性のほうがクラミジア感染者数が多い理由として、女性の方が検査を受ける機会が多いからです。産婦人科で子宮頸がんの検査でクラミジア検査を行うため感染していることに気が付きます。
一方で男性は検査を受ける機会が少ないためクラミジアに感染していても気が付かない人が多いです。


クラミジアの種類を5つ解説
クラミジア性尿道炎
クラミジア性尿道炎の症状は、男性の場合、排尿時の痛みや尿道からさらさらした膿、排尿時痒みなどがあげられます。また女性の場合は、おりものの異常や不正出血、性交痛などがあげられます。
主な感染経路は、性行為、オーラルセックス、アナルセックスにより感染します。感染リスクを下げるためにコンドームを使用しましょう。
クラミジア性精巣上体炎
クラミジア性精巣上体炎は男性のみが感染する性感染症です。性行為を介して女性の性器から男性の性器に感染します。
主な症状として、陰嚢の痛みや腫れ、発熱、下腹部痛があります。これらの症状を放置すると精子の通り道がふさがり男性不妊の原因につながります。
クラミジア性子宮頸管炎
クラミジア性子宮頸管炎は女性のみが感染する性感染症です。子宮頸管炎を引き起こすとおりものが増えたり異臭がしますが、大半が無症状であるといわれています。
クラミジアが卵管に感染すると卵管の中や周りが炎症により卵管がせまくなったり、つまったりします。その結果、受精しにくくなり、将来的に妊娠しづらくなる可能性があります。
咽頭クラミジア
咽頭クラミジアの主な症状として、のどの痛みや腫れ、咳、発熱など風邪に似た症状があげられます。主な感染経路としてオーラルセックスやディープキスがあげられます。
感染者の粘膜の接触により感染するためコンドームなどを使用し、直接粘膜が接触しない対策をとることで感染リスクを下げることができます。
クラミジア性結膜炎
クラミジア性結膜炎の症状は目の充血、目やにの増加、まぶたの腫れ・かゆみなどです。感染経路とてて体液がついて手で目を触ることや、母子感染によっても感染するリスクがあります。
感染を予防するために手洗いの徹底、体液がついたまま目や目の周辺に触らないことを徹底する必
クラミジアの検査方法について
当院では「リアルタイムPCR法」でクラミジアの検査を行います。病原菌となる遺伝子を増幅して調べる検査で最短90分で結果をお伝えすることができます。そのため、感染機会からすぐに検査をすることができます。
簡易なイムノクロマト法による抗原検査は行なっておりません。抗原検査は感染部位から採取した菌を試薬によって抽出するもので、菌量が少ない場合やしっかりと採取できていない場合、偽陰性となってしまう場合があります。
クラミジアは早期発見がとても大切な性病です。重症化させず、すぐに治療を開始できるよう感染初期でもクラミジアを検査できるPCR法による検査を推奨しております。
クラミジアの検査できるようになる時期
クラミジアは1度の性行為で30%感染するリスクがあります。クラミジアを放置すると全身に影響を及ぼし女性の場合だと妊娠ができなくなる可能性があります。そのため、症状が発症した場合には早急に検査・治療を受ける必要があります。
クラミジアの検査は、感染機会から24時間経過後に行うことができます。感染初期だと、体の中に菌がまだ少なく、正しい結果が出ないことがあります。そのため24時間以上経過してから検査を受けましょう。
当院では最短90分で検査結果が分かり、陽性だった場合、当日に治療を受けることができます。
当院のクラミジアの検査方法について

当院のクラミジア検査は、「尿」「膣ぬぐい」「うがい液」「肛門ぬぐい」によるもので簡単に検査ができます。院内の採取用トイレにてご自身で採取していただくため、デリケートゾーンを医師含め他人に見せることはありませんのでご安心ください。
クラミジアは、淋病やマイコプラズマなどの性病に重複感染している場合がございます。
同じ検体で複数の項目を検査することができますので、ご不安な方はまとめて性病検査することをおすすめします。
採取方法は院内のトイレに記載しております、採取方法に関してご不明点がありましたらお気軽にスタッフまでお申し付けください。
クラミジアの検査料金
クラミジアの症状は淋病、マイコプラズマ・ウレアプラズマとの症状が似ています。しかし病原体が違うため複数項目を検査できるプランを推奨しています。当院は自由診療なのでご家族や職場に知られることは一切ありませんので、ご安心ください。
- クラミジア検査
- 3,980
- 淋菌・クラミジアチェック
- 6,980
- ベーシックチェック
- 9,800
- 男性器チェック
- 14,800
- 女性器チェック
- 19,800
クラミジアの治療方法について
検査結果が陽性であれば、すぐにクラミジアの治療を開始することができます。他院や検査キットの結果をもとに治療をすることも可能です。当院以外でクラミジアの検査をされた方は検査結果がわかるものを、ご来院時にご持参ください。
当院では、ビブラマイシンによる内服治療を第一選択としております。アレルギーなどで治療を行えない場合は、アジスロマイシンによる治療を行うこともできます。治療方法に関してご不安な点やご不明点がございましたら、当院の医師までご相談ください。
クラミジアの耐性について
クラミジアの再陽性率は2割程度 とされていますが、その原因は薬剤耐性によるものではありません。現在、一般的に使用されるアジスロマイシンやドキシサイクリンに対するクラミジアの薬剤耐性は証明されていないため、再陽性は治療薬の効果不足ではないことがわかっています。
再陽性の主な原因は、治療を受けていないクラミジア感染者との性行為の再開や、新たな性的パートナーからの感染です。特に女性の場合、再感染を繰り返すことで骨盤内炎症性疾患などのリスクが高まり、最終的には不妊に至る可能性もあります。そのため、感染予防と適切な治療、性的パートナーと一緒に治療を受けることが重要です。
- クラミジア治療
- 4,980
クラミジアの治癒確認検査
適切な治療を行っても一度の治療では完治しない場合があります。クラミジアの治療後3週間以降に改めてクラミジアの検査を行い陰性であれば完治とみなします。感染を広げないためにも治癒確認検査は必ず行いましょう。
※完治している場合でも死菌(すでに治っているが死んでいる菌)が検出されてしまい陽性となる場合があります。
クラミジアを予防するために普段から気を付けること
クラミジアを予防するためには性行為時に正しくコンドームを使用するが重要です。コンドームを使用することで感染リスクが0%になることはありませんが、感染リスクを下げることができます。
また、不特定多数の人との性行為を避けることや定期的な性病検査の実施、パートナーへの検査の推奨などが予防策として挙げられます。
当院では予防薬のドキシペップを取り扱っています。性行為後、ドキシペップを72時間以内に服用することでクラミジア感染リスクを70%抑えることができます。
ペアライフクリニックは予約不要で
ご来院いただけます

「感染行為を行いすぐにでも検査を受けたい方」
「先の予定がたてにくく予約を取ることが難しい方」「予約を取ることがめんどくさい方」「性感染症に該当する症状を発症しているが誰にも相談できない方」など性感染症は誰にも感染するリスクがあるのにも関わらず受診しずらい感染症だからこそ予約不要で手軽にご来院いただける体制を整えています。
検査を受けたその日に検査結果がわかり、陽性だった場合には当日に治療を開始することができます。また、性感染症・感染症学会に所属している医師が常駐しております。ご不安なことがありましたらお気軽にご相談くださいませ。
クラミジアの検査・治療 よくあるご質問
A.
「尿(男性器)」「膣ぬぐい(女性器)」「うがい液」「肛門ぬぐい」の検体を検査いたします。
A.
はい。クラミジアは無症状で感染している場合が多く、感染していても気づかない場合があります。感染リスクのある行為やパートナーがクラミジアに感染している場合は検査をしましょう。
A.
最短90分で精密検査の結果をお伝えいたします。陽性であれば検査当日すぐに治療を開始できます。
A.
クラミジアの検査は3,980円〜可能です。セットで検査することでよりお得に性病検査することができます。
A.
内服薬による治療を行います。当院ではビブラマイシンによる治療を第一選択としております。