STD CASE LIST

素股による性行為で性器に病変を自覚し受診
性器ヘルペスと診断された30代男性の症例

32歳 / 男性診断名性器ヘルペス

閲覧注意

この写真には性器の撮影が含まれております。

18歳未満の方は閲覧をご遠慮ください。

症例画像 1
症例画像 2
症例サムネイル 1
症例サムネイル 2

1週間前に性行為を行いその約5日経過後に陰部のかゆみ、赤み、痛み、潰瘍などを自覚したため受診。性的接触は素股のみとのこと。診察時、性器ヘルペスを疑う所見がみられたため、視診による性器ヘルペスの検査を実施。その結果、亀頭部分に潰瘍が3つ確認されたため、性器ヘルペスと診断した。治療は、バラシクロビル(内服薬)を処方し、治療を開始した。 

1週間前の素股。

問診:性器ヘルペスの既往歴を確認、現在の症状、感染機会について問診を実施。検査:陰部の潰瘍を自覚し治療を希望。性器ヘルペスの有無を確認するため視診を実施したところ、性器ヘルペスに該当する潰瘍を確認し、性器ヘルペスと診断。指導:性器ヘルペスは現代の医療では完治しないため、免疫力が低下したタイミングで再発する可能性があることを通達。

性器ヘルペスは、年間約1万人が発症するとされ、そのうち約70%が女性です。性器ヘルペスは性行為によって感染するため、感染している女性との性行為により男性が感染する可能性も高いです。一度感染するとウイルスは神経節に潜伏し、免疫力が低下した際に再発するため、完治は困難です。そのため、コンドームなどを使用し予防することが非常に重要です。また、再発が心配な方には、症状を自覚した際にファムビル(PIT)を服用することで症状の悪化を防ぐことができます。

性器ヘルペス(視診)検査
3,980円
バラシクロビル(内服薬)
4,980円

バラシクロビル(内服薬)は比較的安全に服用できますが、服用後に頭痛、眠気、吐き気、下痢、腹痛、発疹、じんましん、かゆみなどの副作用が現れることがあります。これらの副作用は通常一時的で、服用から24時間以内には改善します。しかし、まれに腎障害や精神神経系の症状が現れることがあります。このような症状が現れた際には、速やかに当院までご連絡ください。

全国の
クリニック