症例概要
2~3日ほど前から口唇の水泡を自覚し、受診。 性病の検査を希望したため視診を実施した結果、陽性と診断。 治療はバラシクロビル500mgを処方し、治療を開始した。
この写真には性器の撮影が含まれております。
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2~3日ほど前から口唇の水泡を自覚し、受診。 性病の検査を希望したため視診を実施した結果、陽性と診断。 治療はバラシクロビル500mgを処方し、治療を開始した。
キス
◾️問診:現在の症状、感染機会や既往歴について問診を実施。 ◾️検査:検査を希望。視診の結果、口唇ヘルペスと診断。 ◾️治療:バラシクロビル500mgを5日分処方し、治療を開始した。 ◾️指導:ストレス、疲労などの免疫力低下による再発への留意を通達。
口唇ヘルペスは、主に口唇やその周囲に感染し「水疱」ができ、かゆみや痛みを伴う段階と、初発の場合には発熱など全身症状を伴う段階を含みます。 また、キスやオーラルセックス、お風呂やタオル、コップなどの共用を通じて感染しますが、これらは無症状のまま経過することも多いという特徴があります。 これらの症状は一度治まったように見えてもウイルスは神経節に潜伏し続け、放置すると、心身の疲労やストレスなどを契機に「再発」を繰り返してしまう特徴があります。 また、稀にウイルスが中枢神経に感染することで髄膜炎や脳炎などをきたす深刻な合併症を引き起こすこともあります。 治療は、バラシクロビルやファムシクロビルなどの抗ウイルス薬を内服するか、ビダラビンやアシクロビルなどの軟膏・クリームを塗布することで治療を行います。 また、Doxy PEPのような事後予防薬は、パートナーへのヘルペス予防として有効であるというデータはなく、推奨されていません。 口唇ヘルペスに感染しないためには、症状がある時のキスや性行為を避けることや、タオル・コップなどの共用を避けることが重要となります。
本剤は単純ヘルペスウイルスの増殖を抑える抗ウイルス薬であり、発症時に1日2回服用して症状を改善させる通常の治療法に加え、年に6回以上再発を繰り返すような頻回再発例に対しては、症状がない時でも1日1回毎日服用し続ける「再発抑制療法」として用いられるという特徴があります。 本剤は、発疹、蕁麻疹、かゆみ、光線過敏症などの副作用が現れることはまれにあるとされています。 基本的には本剤の内服のみで効果が期待できるため、外用薬を併用する必要はないとされています。
黒田 隆弘
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