症例概要
約1年ほど前に排尿時の痛みを自覚したが、1週間程度で症状が改善したため受診せず経過。今回はおりものの異変を自覚したため来院。排尿痛やおりものの異変を伴う性病として、淋菌とクラミジアが考えられたため、淋菌・クラミジアの検査を実施。検査の結果、クラミジアが陽性と判明。治療として、ビブラマイシン(内服薬)による治療を行った。
STD CASE LIST
約1年ほど前に排尿時の痛みを自覚したが、1週間程度で症状が改善したため受診せず経過。今回はおりものの異変を自覚したため来院。排尿痛やおりものの異変を伴う性病として、淋菌とクラミジアが考えられたため、淋菌・クラミジアの検査を実施。検査の結果、クラミジアが陽性と判明。治療として、ビブラマイシン(内服薬)による治療を行った。
1年以上前の性行為(セックス、オーラスセックス)による感染が考えられる。
▪️問診:現在の症状や発症時期、考えられる感染機会について問診を実施。 ▪️検査:今回の患者は、1年前に排尿痛を自覚していたが、その後症状は軽快した。今回は、おりものの異変を自覚し受診。これらの症状から、淋菌とクラミジアが疑われたため、両方の検査を実施。検査の結果、クラミジアが陽性であることが判明。 ▪️治療:ビブラマイシン(内服薬)を1回1錠、1日2回、7日間服用を継続により治療を行った。▪️指導:ビブラマイシン(内服薬)の服用終了後、3週間経過してから治癒確認検査が可能となるため、治癒確認検査で陰性が確認されるまでは性行為を控えるよう指導。
クラミジアは、日本で感染者数が多い性病の一つです。クラミジアに感染すると、排尿時の痛みや違和感、性器のかゆみなどの症状がみられることがあります。また、女性特有の症状として、おりものの増加や量・においの変化が挙げられます。これらの症状が現れた場合、クラミジアに感染している可能性があります。また、クラミジアは性器だけでなく、喉や肛門にも感染することがあります。特に、性器クラミジアと診断された方の約20%は喉にも感染していると言われています。今回の患者様は、1年前に排尿時の痛みを自覚していましたが、1週間程度で症状が軽快したため検査を実施しませんでした。しかし、クラミジアは自然治癒することはありません。そのため、少しでも感染のリスクがあると感じた場合には、早めに性病検査を受けることを推奨します。クラミジア感染を放置すると、骨盤内炎症性疾患などを引き起こし、不妊の原因につながる可能性があります。将来の不妊を防ぐためにも、早期の検査と適切な治療が重要です。クラミジアの感染予防としては、コンドームの使用、定期的な性病検査の受診に加え、性行為から72時間以内にドキシペップを服用することが挙げられます。感染リスクのある行為から72時間以内に服用することで、70%以上の確率でクラミジアの感染を防ぐことができます。ただし、100%感染を予防できるわけではないため、複数の予防方法を併用することで、より高い予防効果が期待できます。
ビブラマイシン(内服薬)の副作用として、吐き気、下痢、嘔吐などが現れることがあります。これらの症状は一時的なものが多く、服用後数時間で軽快することがほとんどです。以前にビブラマイシンを服用し、吐き気や嘔吐などの副作用が出た経験のある方については、別の治療薬を処方することも可能ですので、お気軽に当院スタッフまでご相談ください。また、ビブラマイシン(内服薬)を服用することで、まれではありますが重い副作用が生じる可能性があります。例として、呼吸困難や肝機能障害などが報告されています。これらの重い副作用が現れることは稀ですが、万が一、強い症状や普段と異なる異変を感じた場合には、早急に当院までご連絡ください。
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