HIV PEPの飲み方|72時間以内の服用が重要な理由
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HIV PEP(曝露後予防療法)は、HIVに感染する可能性のある性行為や血液曝露のあと、72時間以内に抗HIV薬を服用することでHIV感染を予防する治療法です。
特に早期の服用開始が重要とされており、可能な限り24時間以内に開始することで、より高い予防効果が期待できます。しかし、PEPは正しく服用しなければ十分な予防効果が得られないため、28日間の継続服用や定期的な検査が重要です。
目次


HIV PEPを飲み始める前に

HIV PEPを開始する前には、「HIV検査」「B型肝炎検査」「肝機能検査」「腎機能検査」を受ける必要があります。
これらの検査項目に異常がある状態でHIV PEPを服用すると、適切なHIV治療が行えなくなる可能性や、副作用が現れやすくなる可能性があるためです。
そのため、HIV PEP開始前には血液検査を行い、異常がないことを確認したうえで服用を開始します。
HIV PEPの飲み方
HIV PEPは、HIVに感染する可能性のある行為から72時間以内に服用を開始し、1日1錠を28日間継続して服用することで、HIV感染を90%以上予防できるとされています。
しかし、時間の経過とともに予防効果は低下するため、可能な限り24時間以内に服用を開始することが重要です。また、感染機会から72時間を超えると、十分な予防効果が期待できなくなるため注意が必要です。
服用を忘れた場合
前提として、HIV予防においてHIV PEP療法は“最終手段”となる予防方法です。そのため、HIV感染を予防するためには、必ず医師から指示された服用スケジュールを守ることが重要です。
万が一、服用を忘れてしまった場合には、気づいた時点で1錠服用してください。飲み忘れた分を補うために、その日の分と合わせて2錠服用する必要はありません。
過剰に服用すると、肝機能や腎機能へ悪影響を及ぼす可能性があるため、自己判断せず必ず医師の指示を仰いでください。
服用期間中に再度、性行為があった場合

HIV PEPは、28日間継続して服用することでHIV感染を予防する治療法です。しかし、PEP服用期間中に再度HIV感染リスクのある性行為があった場合には、その曝露に対して追加で服用期間を延長する必要があります。
例えば、1回目の性行為後にHIV感染予防を目的としてPEPを開始し、31日まで28日間服用した場合、予防できるのは「1回目の性行為」に対する感染リスクのみです。
その後、18日に再度リスクのある性行為があった場合には、2回目の曝露に対してもPEPの内服が必要となります。そのため、追加で14日間PEPを継続して服用することで、2回目の性行為によるHIV感染リスクを予防することができます。
HIV PEPの飲み終わった後について

HIV PEP服用終了後は、1か月後、3か月後、6か月後を目安にHIV検査を受けることが推奨されています。
HIV PEPは、正しく服用することで90%以上の高い予防効果が期待されていますが、100%感染を防げるわけではありません。
そのため、PEP終了後に定期的なHIV検査を行い、陰性であることを確認することで、HIV感染を予防できたと判断されます。
HIV PEP服用後の検査で陽性と診断された場合
PEP服用後にHIV陽性と診断された場合には、速やかにHIV専門医療機関を受診する必要があります。現在、HIVは適切な治療を行うことができます。
完治させることはできませんが、抗HIV薬を継続して服用することでエイズの発症を抑え、HIVに感染していない方と同様の日常生活を送ることが期待できます。
そのため、HIV陽性と診断された場合には、早期に治療を開始することが重要です。
PEP後にHIV陽性と診断された場合の
ペアライフクリニックの対応

ペアライフクリニックでは、HIV治療には対応していないため、HIV感染が確認された場合には、HIV治療実績の豊富な専門医療機関をご紹介しております。
HIV陽性と診断された場合には、紹介状をお渡しするため再度ご受診いただく必要があります。
また、ペアライフクリニックでは、HIV PEPを検査代込み50,000円で処方しております。追加費用は発生しないため、安心してご相談いただけます。
検査結果によってHIV PEPを服用できない場合でも、薬剤が未開封であれば返金対応を行っております。
よくあるご質問
A.
HIV PEPは、HIVに感染する可能性のある行為から72時間以内に服用を開始する必要があります。時間が経過するほど予防効果は低下するため、可能な限り24時間以内に開始することが推奨されています。
A.
感染機会から72時間を超えると、十分な予防効果は期待できないとされています。そのため、できる限り早く医療機関へ相談することが重要です。
A.
HIV PEPは、28日間継続して服用する必要があります。途中で服用を中断すると、十分な予防効果が得られない可能性があります。
A.
飲み忘れに気づいた時点で、1錠服用してください。飲み忘れた分を補うために、その日の分と合わせて2錠まとめて服用する必要はありません。過剰服用は、肝機能や腎機能へ負担をかける可能性があります。
A.
PEP服用中に再度HIV感染リスクのある性行為があった場合には、その曝露に対して追加で服用期間を延長する必要があります。
A.
はい。HIV PEP終了後は、1か月後、3か月後、6か月後を目安にHIV検査を受けることが推奨されています。