トリキュラーの効果とは?飲み方・副作用・注意点について解説
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トリキュラーは、日本国内でも広く処方されている代表的な低用量ピルであり、高い避妊効果に加えて、生理痛(月経困難症)やPMS(月経前症候群)の改善効果も期待できる薬剤です。
特に、自然なホルモン変動に近づけて設計された「3相性ピル」であることが特徴であり、体への負担や不正出血を抑えやすいとされております。
一方で、正しい服用方法や飲み忘れ時の対応、副作用・血栓症リスクなど、服用前に理解しておくべき注意点もあります。
目次
トリキュラーの効果
トリキュラーに期待できる主な効果は、ジェネリック医薬品であるラベルフィーユと同様です。主に避妊を目的として使用されますが、ホルモンバランスを整えることで、生理に伴うさまざまな症状の改善も期待できます。ラベルフィーユの効果について以下にまとめました。
高い避妊効果
トリキュラーを毎日正しく服用することで、高い避妊効果が期待できます。これは、女性ホルモンを一定に保つことで脳から卵巣への排卵指令を抑制し、排卵を起こりにくくするためです。
また、受精卵が着床するために必要な子宮内膜が厚くなるのを防ぎ、妊娠しずらい状態を維持します。
さらに、子宮頸管の粘液を変化させることで、精子が子宮内へ侵入しにくくなり、複数の作用によって避妊効果を発揮します。
生理痛の緩和

トリキュラーは、排卵を抑えることで子宮内膜の増殖を抑制します。
その結果、経血量が減少し、子宮収縮を引き起こす物質(プロスタグランジン)の分泌も抑えられるため、生理痛の軽減が期待できます。
また、経血量が多い方では、貧血症状の改善につながる場合もあります。
PMSの改善

PMS(月経前症候群)は、生理前のホルモン変動によって起こるとされ、頭痛・イライラ・気分の落ち込み・むくみなど、さまざまな症状が現れます。
トリキュラーを服用することで、ホルモンバランスの急激な変化が抑えられ、体内のホルモン量が一定に保たれるため、PMS症状の改善が期待できます。
トリキュラーの特徴
トリキュラーは、ジェネリック医薬品であるラベルフィーユの先発医薬品(最初に開発された薬)であり、日本国内でも広く処方されている代表的な低用量ピルです。トリキュラーには、主に以下のような特徴があります。
「第2世代」に分類される低用量ピル
トリキュラーに含まれている黄体ホルモンは「レボノルゲストレル」という成分で、第2世代ピルに分類されます。
第1世代ピルと比較すると黄体ホルモン作用が強く、不正出血が起こりにくいことや、生理周期を安定させやすいことが特徴です。そのため、初めて低用量ピルを服用する方にも選ばれることがあります。
一方で、マーベロンなどの第3世代ピルと比較すると、男性ホルモン様作用がやや強いとされています。そのため、体質によってはニキビや肌荒れ、多毛などの症状が現れる場合があります。
「3相性」の低用量ピル
トリキュラーの大きな特徴として、1シート内でホルモン配合量が3段階に変化する「3相性ピル」である点が挙げられます。
実際の女性ホルモン分泌の変化に近づけて設計されているため、体への負担が比較的少なく、不正出血が起こりにくいとされています。
しかし、服用する時期によってホルモン量が異なるため、シートに記載された順番通りに服用する必要があります。飲む順番を間違えると、十分な避妊効果が得られなくなる可能性や、不正出血の原因となる場合があるため注意が必要です。
トリキュラー21とトリキュラー28の違い

トリキュラー21とトリキュラー28の違いは、以前ご説明したマーベロンやラベルフィーユと同様に、「休薬期間の過ごし方(シートに含まれる錠剤数)」のみです。含まれている有効成分やホルモン量、避妊効果などに違いはありません。
左の図は、トリキュラー21の服用方法を表したものです。21日間連続で実薬を服用した後、7日間の休薬期間を設け、その後新しいシートの服用を開始します。
トリキュラーの正しい飲み方

トリキュラーは、シートに記載されている番号や矢印の順番に従って服用してください。実薬はホルモン配合量によって色が分かれており、赤褐色の錠剤を6日分、続いて白色の錠剤を5日分、最後に淡黄褐色(黄色)の錠剤を10日分服用します。
初めて服用する場合は、原則として月経(生理)開始日である第1日目から飲み始めます。月経開始日以外から服用を開始した場合は、飲み始め直後には十分な避妊効果が得られない可能性があるため、服用開始から最初の1週間はコンドームなど他の避妊法を併用してください。
1日飲み忘れた場合
トリキュラー28を1日(1錠)飲み忘れた場合は、気付いた時点ですぐに飲み忘れた1錠を服用してください。そのうえで、その日の分も通常通りの時間に服用します。そのため、飲み忘れに気付いた日は1日に2錠服用することがあります。
また、トリキュラー28に含まれる偽薬(プラセボ錠)を飲み忘れた場合は、避妊効果に影響はありません。飲み忘れた偽薬は破棄し、翌日から通常通り服用を継続してください。
2日以上、飲み忘れた場合
トリキュラーを2日以上連続して飲み忘れた場合は、避妊効果が低下する可能性があるため、現在服用しているシートの服用を一旦中止してください。中止したシートに残っている薬は服用せず、次の月経(生理)が始まってから新しいシートで再度服用を開始します。
また、服用を中止している期間は妊娠する可能性が高くなるため、性行為を行う場合はコンドームなど他の避妊法を併用する必要があります。
トリキュラーの副作用
トリキュラーは、多くの方が安全に服用できる低用量ピルですが、服用開始後にホルモンバランスが変化することで、副作用が現れる場合があります。特に服用初期は、体がホルモン変化に慣れていないため、吐き気や頭痛、不正出血などの症状がみられることがあります。
多くは服用を継続することで自然に軽快するとされていますが、症状が強い場合や長期間続く場合には注意が必要です。トリキュラーを服用することで現れる可能性がある主な副作用は以下の通りです。
重大な副作用
トリキュラーは比較的安全性の高い薬剤とされていますが、まれに重篤な副作用が発症することがあります。
発症頻度は極めて低いものの、早期発見・早期対応が重要となるため、服用前にどのような症状があるのか理解しておくことが大切です。
特に、以下のような重大な副作用には注意が必要であり、異変を感じた場合には速やかに医療機関を受診してください。
トリキュラーの禁忌
トリキュラーは、マーベロンやジェネリック医薬品であるラベルフィーユと同様に、女性ホルモンを含む低用量ピルです。そのため、血栓症などの重大な副作用を予防する観点から、服用できない方(禁忌)が細かく定められています。
禁忌の基準は、マーベロンやラベルフィーユとほぼ共通しており、持病や体質、年齢、生活習慣などによっては服用できない場合があります。
安全に服用するためにも、事前に医師による診察や問診を受け、自身が服用可能か確認することが重要です。主な「トリキュラーを服用できない方」は以下の通りです。
ペアライフクリニックにおける
トリキュラーの処方について

ペアライフクリニックでは、トリキュラーを予約不要・保険証不要で処方しております。診察から処方まで最短5分で対応しているため、お忙しい方でも受診しやすい環境を整えております。
また、数ヶ月分をまとめて処方することも可能なため、通院回数を減らしたい方にもおすすめです。
そのほか、オンライン診療にも対応しており、ご自宅から専門医の診察を受けたうえで、トリキュラーを郵送で受け取ることができます。来院不要で処方を受けられるため、遠方にお住まいの方や、通院時間を確保しづらい方でも継続しやすい体制となっております。
診察料・送料は無料ですので、表示価格以外の追加費用をご請求することはございませんので、安心してご相談ください。

よくあるご質問
A.
トリキュラーは、主に避妊を目的として使用される低用量ピルです。排卵を抑えることで高い避妊効果が期待できるほか、生理痛(月経困難症)やPMS(月経前症候群)の改善効果も期待できます。
A.
ラベルフィーユは、トリキュラーのジェネリック医薬品です。有効成分や効果は基本的に同じですが、製造会社や薬価などが異なります。そのため、避妊効果や生理痛改善効果などに大きな違いはありません。
A.
トリキュラー21は21錠すべてが実薬であり、21日間服用後に7日間の休薬期間を設けます。一方、トリキュラー28は21錠の実薬に加え、7錠の偽薬(プラセボ錠)が含まれています。休薬期間中も毎日服用を続けられるため、飲み忘れ防止につながる点が特徴です。
A.
1日(1錠)のみ飲み忘れた場合は、気付いた時点ですぐに服用し、その日の分も通常通り服用してください。そのため、1日に2錠服用する場合があります。一方、2日以上連続して飲み忘れた場合は、避妊効果が低下する可能性があるため、現在のシートの服用を中止し、次の月経開始後から新しいシートで再開してください。
A.
服用初期には、吐き気・頭痛・乳房の張り・不正出血・むくみなどの副作用が現れる場合があります。多くは服用を継続することで軽快するとされていますが、症状が強い場合や長期間続く場合は医療機関へ相談してください。
A.
35歳以上で1日15本以上喫煙される方、妊娠中の方、授乳中の方、血栓症リスクが高い方、重篤な肝障害がある方などは服用できない場合があります。安全に服用するためにも、必ず医師の診察を受けたうえで処方を受けてください。