HPVワクチン(子宮頸がん/コンジローマワクチン)
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- 4価ガーダシル 1回分
- 19,800
- 9価シルガード 1回分
- 29,800
- 性交渉前の接種が最も効果的
- 一度感染した型には効果がない
- 接種後も定期的な子宮頸がん検診は必要

ペアライフクリニックでは、4価ワクチン「ガーダシル®」と9価ワクチン「シルガード®」を取り扱っております。女性はもちろん、男性のHPVワクチン接種も対応しております。
HPVワクチンは、子宮頸がんや尖圭コンジローマの予防につながる大切な一歩です。ペアライフクリニックでは、初めての方でも安心して接種いただけるよう、丁寧な説明と明確な料金設定でサポートいたしますので、お気軽にご来院くださいませ。
目次
HPVの予防ワクチン|料金・プラン
当院は、初診・再診料などの検査や治療、予防以外の余分な費用はかかりません。相談料もいただいておりませんので、HPVの予防ワクチンについてご不明点等ございましたらお気軽にお申し付けください。
※視診などの医師の診察が必要となる場合は、視診代が発生する場合がございます。
HPVワクチンの効果
HPV(ヒトパピローマウイルス)は、性交渉などにより感染するウイルスで、子宮頸がんや尖圭コンジローマの主な原因です。多くは自然に排出されますが、一部ががんに進展する可能性があります。
HPVには100種類以上の型があり、16型・18型は子宮頸がんの約7割に関与しています。ワクチン接種により、がんや感染症の予防が可能であり、特に性交渉前の接種が効果的です。男女ともに予防の意識が大切です。
HPVワクチンを接種することで下記のようなメリットがあります。
ワクチン名 | 対象HPV型 | 主な予防効果 |
---|---|---|
4価ワクチン(ガーダシル®) | 6, 11, 16, 18 | 子宮頸がん、尖圭コンジローマ |
9価ワクチン(シルガード®9) | 6, 11, 16, 18, 31, 33, 45, 52, 58 | 4価の効果に加え、より広範囲の子宮頸がん予防 |
16型・18型とは(子宮頸がんの主な原因ウイルス)
HPV16型と18型は、子宮頸がんの約70%に関与するとされる「高リスク型」のウイルスです。感染しても自覚症状がなく、長期間持続感染することで前がん病変や子宮頸がんを引き起こすことがあります。HPVワクチンはこの2つの型に対して高い予防効果があり、がんのリスクを大幅に減らすことが可能です。性交渉前の接種がもっとも有効とされています。
6型・11型とは(尖圭コンジローマの原因ウイルス)
HPV6型と11型は、尖圭コンジローマの原因の約90%を占める「低リスク型」のウイルスです。がんとの関連性は低いものの、性器や肛門まわりにイボができるなど、見た目や精神的ダメージが大きい感染症です。HPVワクチンはこれらの型もカバーしており、コンジローマの発症を予防する効果が確認されています。見た目や再発のリスクを防ぐためにも、ワクチン接種が推奨されます。
HPVについて→HPVワクチンの接種方法
接種部位:肩
接種方法:筋肉注射
接種回数:3回(初回・2ヶ月後・6か月後)
※15歳未満で2回、15歳以上で3回接種
免疫効果:8年以上
免疫獲得:最後の接種から1ヶ月後に免疫獲得
HPV接種の注意点
HPVワクチンを接種する上での注意点をまとめました。
HPVワクチンは、感染前に接種することで最も高い予防効果が得られるワクチンです。特に、性行為を経験する前の10代での接種が推奨されていますが、たとえ20代以降でも、まだ感染していないHPV型に対しては効果が期待できます。
ただし、一度感染した型に対してはワクチンの効果は及ばないため、早期の接種がより重要です。また、HPVワクチンは複数のウイルス型に対応していますが、すべての子宮頸がんの原因となる型をカバーしているわけではありません。
そのため、ワクチンを接種した後も、20歳以降は定期的に子宮頸がん検診を受けることが大切です。ワクチンと検診の両輪で、将来のリスクにしっかり備えることができます。
HPVワクチンに関して よくあるご質問
A.
HPV(ヒトパピローマウイルス)は、尖圭コンジローマや子宮頸がん、肛門がん、咽頭がんなどの原因となります。HPVワクチンは、これらの疾患の予防に有効です
A.
現在、日本で承認されているガーダシル®(4価ワクチン)は0日・2か月後・6か月後の3回接種となります。
A.
日本では女性が定期接種の対象ですが、本来は男性も接種することが望ましいとされています。特に肛門がんや尖圭コンジローマのリスクがある方(MSMなど)にはメリットが高いと考えられています。
A.
HPVワクチンは感染前に接種することで効果を最大限に発揮します。しかし、すでに感染している場合でもワクチン接種の効果はありますので詳細に関しては当院の医師までご相談ください。
A.
はい、自然感染では抗体が十分に上昇しにくいことがわかっています。ワクチンによる免疫のほうが感染予防効果は高いです。
A.
主に性行為によって感染します。オーラルセックスやアナルセックスなどでも感染のリスクがあるため、性行為の種類にかかわらず注意が必要です。
A.
発熱や注射部位の痛み・腫れなどの軽微な副反応が出ることがあります。ただし、重篤な副反応はまれであり、ワクチンの有効性を考えると接種のメリットが上回ると考えられています。
A.
16~26歳の女性にはキャッチアップ接種が推奨されていますが、27~45歳では予防効果が部分的で、46歳以降は効果が証明されていないため原則推奨されません。