ドキシペップの効果|梅毒・クラミジア・淋菌の予防率についても解説
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- 性行為後、できるだけ早く服用する
- 食後に服用する
- 乳製品を控える
- サプリメント、胃薬を控える
- お酒を控える



目次

ドキシペップの効果について

効果を高めるには
ドキシペップを服用し、効果を高めたい方は以下のことを意識してみてください。
また、ドキシペップを服用後、嘔吐することがあります。ドキシペップの服用後2時間以内に嘔吐した場合には、再度服用する必要がありますので、当院までご連絡ください。
臨床試験から見るドキシペップの効果
ドキシペップは、世界的に信頼される感染症研究機関や学術文献により、細菌性性感染症(STI)の予防効果が確認されています。以下に、NIH(National Library of Medicine)、米国疾病対策センター(CDC)、欧州疾病予防管理センター(ECDC)によるドキシペップの効果に関する見解をまとめました。
NIH(National Library of Medicin)
男性同性愛者(MSM)やトランスジェンダー女性を対象に、性行為後24時間以内にドキシペップ200mgを服用することで、従来の感染率に比べて感染リスクを約70%前後減少させる結果が報告されています。特に、過去にSTIの感染歴がある方や、感染リスクの高い複数パートナーと性交渉を行う方では、予防効果がより顕著でした。
さらに、定期的な検査(3か月ごとのクラミジア・淋菌・梅毒のスクリーニング)と組み合わせることが推奨されており、医師の管理下で服用することで安全性と効果が高まるとされています。
参照:NIH(National Library of Medicin)
米国疾病対策センター(CDC)
2021年のCDC STI治療ガイドラインでは、STI PrEPおよびPEPに関する既存の文献を系統的にレビューした結果、化学的なSTI予防が細菌性STIの予防に効果的かどうかを判断するには、さらなる研究が必要であると結論付けられています。
しかし、その後の2023年から2024年にかけて実施された大規模なランダム化比較試験では、MSMおよびTGWを対象に性行為後に200mgのドキシサイクリンを服用するSTI PEPが研究され、梅毒、クラミジア、淋病を含む細菌性STIの感染が有意に減少することが示されました。
この結果を受け、一部の国では抗菌薬耐性への懸念から広範な使用は推奨されない場合もありますが、梅毒リスクのあるMSMやTGWに対しては条件付きで使用することが検討されており、ケースバイケースでの使用も認められています。
欧州疾病予防管理センター(ECDC)
米国での臨床ガイドラインに続き、欧州疾病予防管理センター(ECDC) もドキシペップ(doxy‑PEP)の利用に関する最新の公衆衛生上の考察を公表しています。ECDCは、過去10年以上にわたりヨーロッパ連合(EU)、欧州経済領域(EEA)でクラミジア、梅毒、淋病といった細菌性性感染症(STI)の報告が増加していることを深刻な公衆衛生課題として捉えています。特に、HIV感染者やHIV PrEPを使用している男性同性愛者(MSM)がSTIの通知件数において過剰に割合を占めているという疫学的背景があります。
ECDCによると、臨床試験の結果では、性行為後24時間以内、遅くとも72時間以内に200mgのドキシサイクリンを服用するdoxy‑PEPが、クラミジアと梅毒の発症率を減少させる効果を示していると報告されています。この効果は、特にMSMやトランスジェンダー女性(TGW)など、細菌性STIのリスクが高い集団で確認されているという点で評価されています。ただし、淋病に関しては耐性菌の影響もあって十分な効果を示さない可能性があるとされています。
淋菌の予防率が低い理由
淋菌は、梅毒やクラミジアと比べると予防効果がやや低くなることがあります。その理由は、淋菌が薬に対して効きにくくなる性質(薬剤耐性)を持っていることや、感染する部位によっては薬が十分に届きにくいことが関係しています。そのため、これらの要因が予防効果の差につながると考えられています。
淋菌の薬剤耐性
淋菌は非常に進化が早く、耐性薬に対して耐性を持ちやすいです。淋菌の中にはすでにドキシサイクリンに対して耐性を持っている株が一定数存在します。そのため、梅毒とクラミジアと比べて予防効果が少し低減します。
淋菌のワクチンについて
淋菌は、ドキシペップによる予防効果が梅毒やクラミジアと比べてやや低いため、ワクチン接種と併用しながらドキシペップを服用する予防方法も選択肢の一つとされています。
淋病のワクチン→ドキシペップの効果についてのまとめ
ドキシペップの服用により、梅毒・クラミジア・淋菌などの感染リスクを低減することができます。しかし、感染の有無を確実に確認するため、服用後は3〜6ヶ月ごとに性病検査を受けることを推奨します。また、性産業に従事している方は性的接触の機会が多いため、1ヶ月に1回の定期的な性病検査の受診をおすすめします。
ペアライフクリニックの
ドキシペップを目的とした来院者数について
ペアライフクリニックにおけるドキシペップ処方を目的とした来院者数は、2025年2月と2026年2月を比較すると、1院あたりで約2.86倍に増加しています。
この結果から、性病予防の手段としてコンドーム以外にも選択肢があることが、徐々に世間に浸透しつつあることがうかがえます。
ペアライフクリニックでは、ドキシペップをオンライン診療で受診後に処方することが可能です。遠方にお住まいの方も、ぜひオンライン診療をご活用ください。


よくあるご質問
A.
ドキシペップとは、性行為後に内服することで感染症のリスクを低減できる予防内服薬です。梅毒・クラミジア・淋菌の予防に効果が期待されています。
A.
性行為後72時間以内に200mg(100mg×2錠)を服用することで、梅毒・クラミジアは約70%以上、淋菌は約50%以上の予防効果が期待されています。
A.
性行為後、72時間以内に服用することで効果を得られますが、性行為から早めに服用することで高い予防効果が期待できます。
A.
服用後2時間以内に嘔吐した場合は、薬が十分に吸収されていない可能性があります。再度の服用が必要となるため、当院までご相談ください。