中出し(膣内射精)の妊娠確率|対処法や注意点を解説
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- 中出し(膣内射精)の妊娠確率|対処法や注意点を解説
- レボノルゲストレル錠
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- 排卵のタイミング(いわゆる「危険日」かどうか)
- 膣内に射精された精液の量
- 相手の方の月経周期の規則性
- 月経周期は人によって大きく異なる
- ストレス・体調・体重変化などで排卵日はずれる
- アプリ予測が必ずしも正確とは限らない
- 妊娠する可能性は、いわゆる「安全日」より高くなると考えられる
- 望まない妊娠を避けたい場合は、緊急避妊(アフターピルなど)を積極的に検討すべきタイミング
- 性交後72時間以内に1錠内服
- リスク行為からできるだけ早く服用する
- 避妊なし性交から5日以内に挿入することで、その性行為による妊娠リスクを約99%減らせると報告されています。
- そのまま数年間、通常の長期避妊法としても使用できます。
- 生理周期は個人差が大きい
- 同じ人でも、毎月必ず同じ周期になるわけではない
- 体調やストレスで排卵が前後する
- 挿入の途中からつける
- 射精したあとにそのまま膣内に放置する
- 途中で外して続ける
「避妊しないで中出しをしてしまった」
「安全日だと言われたけれど、本当に妊娠しないの?」
そんな不安からこの記事にたどり着いた方も多いと思います。結論からお伝えすると、中出しをした時点で、日付にかかわらず妊娠の可能性はゼロではありません。
この記事では、「安全日」「危険日」と妊娠の関係、中出しをされたあとに考えたい避妊方法(アフターピル・子宮内避妊具)や、よくある誤解されやすい避妊法について解説します。妊娠を望んでいないのに避妊に不安があるとき、どう行動すればよいのかの目安としてご活用ください。


目次
中出しの妊娠確率はどれくらい?
妊娠するかどうかは、主に次のような条件で変わります。
排卵日前後はいわゆる“妊娠しやすい時期”にあたるため、このタイミングで性交があると妊娠の可能性は高くなります。一方で、一般的に「安全日」と呼ばれる時期であっても、妊娠の可能性が完全にゼロになるわけではありません。
安全日の場合

「安全日」は医学用語ではなく、排卵日から離れた妊娠しにくいとされる時期を便宜上そう呼んでいるだけです。
といった理由から、カレンダーやアプリだけを頼りに「今日は安全日だから中出ししても大丈夫」と言い切ることはできません。
危険日の場合
一般的に排卵日前後は「危険日」「妊娠しやすい時期」と呼ばれます。この時期に中出しがあった場合、
排卵日付近の性交に対してアフターピルを服用した場合の「妊娠阻止率(妊娠を防げる率)」が約84% です。これは裏を返すと、危険日に避妊なしで中出しがあった場合、何もしないと妊娠に至る可能性が無視できないということです。
中出しをされた場合の避妊方法
「妊娠したくないのに中出しされてしまった」「避妊に失敗したかもしれない」と感じたときは、できるだけ早く適切な緊急避妊を行うことが重要です。ここでは、主な方法を2つ紹介します。
アフターピルを服用する

服用のタイミング
服用後の月経と注意点
アフターピルを服用した場合、80%以上の方は予定月経日の前後2日以内に出血(月経)があり、95%は予定日から7日以内に月経が来るとされています。
そのため、予定日より7日以上遅れている場合や、明らかに出血量が少ない場合は、妊娠の可能性を確認するために妊娠検査を受けることが推奨されます。副作用としては、頭痛・吐き気・下腹部痛・眠気・不正出血などが報告されています。
アフターピルは堕胎薬ではなく、妊娠が成立する前の段階をできるだけ防ぐための薬です。1回服用したからといって、その後の月経周期すべてで避妊効果が続くわけではありません。
また、性感染症を予防する作用はないため、コンドームなどによる感染対策は別途必要になります。
子宮内避妊具を装着する

緊急避妊のもう一つの方法が、銅付加子宮内避妊具(いわゆる銅IUD)です。
避妊なしの性交から5日以内に銅IUDを挿入することで、その性行為による妊娠リスクを約99%まで大きく下げられると報告されています。また、一度装着すれば、そのまま数年間にわたり長期的な避妊方法として使用できる点も特徴です。
ただし、IUDは医療機関での装着処置が必要であり、自分で着脱することはできません。また、性感染症を防ぐ効果はないため、コンドームを併用しない場合はSTDのリスクがそのまま残ることにも注意が必要です。このような状況では、時間との勝負になることが多いです。
アフターピル・IUDどちらにしても、早く対応するほど選択肢が広がり、妊娠を防げる可能性が高まります。「妊娠しているかもしれない」「どうしたらいいかわからない」と感じたら、婦人科や当院のようなクリニックに、できるだけ早くご相談ください。
誤った避妊方法
ここからは、よくある「避妊のつもりの行動」でも、実際には妊娠や性感染症を十分に防げないケースを紹介します。
膣外射精(外出し)を“避妊”と考える
避妊なしの性交から5日以内に銅IUDを挿入することで、その性行為による妊娠リスクを約99%まで大きく下げられると報告されています。また、一度装着すれば、そのまま数年間にわたり長期的な避妊方法として使用できる点も特徴です。
「安全日だから避妊しなくてよい」と考える
カレンダーやアプリで予測される排卵日は、あくまで「目安」であり、
といった要因で、簡単にずれてしまいます。送付資料にも、「ピル服用中であっても性感染症予防のためにはコンドームを使用すべき」と記載されており、日付やホルモン避妊だけを過信しないことが大切だとされています。
「今日は安全日だから絶対妊娠しない」という考え方は危険であり、妊娠を望んでいない場合は、必ず避妊を行うべきです。
コンドームを途中からつける・途中で外す
コンドームは、「性行為の最初から最後まで」使用することで、はじめて避妊・性感染症予防の効果を発揮します。
といった使い方をすると、射精前の分泌液や精液が、すでに膣内に入り込んでいる可能性があります。また、途中からコンドームを装着したり、途中で外してしまうことで、破損や脱落といったトラブルが起きやすくなる点にも注意が必要です。
よくあるご質問
A.
いいえ。安全日でも妊娠する可能性はゼロではありません。「安全日」は医学的に確立された概念ではなく、排卵日から離れていると“考えられている”時期に過ぎません。排卵日は体調やストレスなどでずれることがあるため、安全日とされる日でも妊娠するケースがあります。
A.
妊娠確率は①排卵時期(危険日かどうか)②精液が膣内に入った量③月経周期の規則性などによって大きく変わるため、一律の%は示せません。ただし、排卵日前後の中出しは妊娠の可能性が高く、「何もしなければ妊娠してもおかしくない状況」と考えるべきです。
A.
外出しは、避妊方法として安全とは言えません。射精前の分泌液にも精子が含まれる可能性があり、タイミングを正確にコントロールすることも困難です。
A.
一般的には、性交後72時間以内に服用する必要があります。ただし、早ければ早いほど妊娠阻止率は高くなるため、「様子を見る」のではなく、できるだけ早く対応することが推奨されます。
まとめ
中出しがあった場合、どのタイミングであっても妊娠の可能性がゼロになることはありません。よく言われる「安全日」「危険日」はあくまで目安であり、“安全日だから妊娠しない”と断言できるものではないことを知っておくことが大切です。
もし避妊に不安のある性交があったときは、アフターピルや銅IUDによる緊急避妊を、できるだけ早く検討することが重要です。アフターピルは高い妊娠阻止率が期待できますが、1〜2%ほど妊娠が起こる可能性は残るため、「中出ししても飲めば安心」という使い方は避けましょう。
また、IUDや低用量ピルなどのホルモン避妊は妊娠予防に有効ですが、性感染症を防ぐ効果はありません。コンドームの併用が、避妊と性感染症対策の両面で最も安心できる方法です。不安を感じたときは、どうか一人で悩まずにご相談ください。状況に合わせた適切な選択肢を一緒に整理し、できるだけ早く安心につながるサポートをいたします。
