アフターピルが服用できない方の特徴
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- アフターピルが服用できない方の特徴
- 肝臓に疾患がある方
- 妊娠中の方
- アレルギー体質の方
- 特定の薬を服用している方
- 子宮内避妊具(緊急避妊用IUD)の挿入
- 低用量ピルの服用
- コンドームを使用する
アフターピルは、避妊の緊急手段として多くの方が服用できる薬ですが、すべての人が安全服用できるわけではありません。服用前には、体の状態や既往歴をしっかり確認する必要があります。例えば肝臓に疾患がある方、妊娠中の方、持病がある方、服用中の薬がある方はアフターピルを服用することができないので注意が必要です。
目次
アフターピルの処方に注意する状況
アフターピルは、望まない妊娠を防ぐための方法ですが、すべての人が安全に服用できる薬ではありません。体の状態や持病によっては、服用を避けるべき場合もあります。以下に、アフターピルの服用に注意が必要な方の特徴をまとめました。
これらに当てはまる方は、自己判断でアフターピルを服用せず、必ず医師にご相談ください。場合によっては、アフターピルではなく、別の緊急避妊方法が検討されることもあります。
アフターピルと併用してはいけない薬
アフターピルは大量のホルモンを体内に摂取することで受精・着床を防ぎます。しかし以下の薬や成分には、肝臓の代謝酵素を強く誘導する作用があり、アフターピルの働きが弱まってしまう可能性があります。
種類 | 影響 |
---|---|
抗けいれん薬 | 肝臓で速やかに代謝するため効果が弱まる |
抗結核薬 | 肝臓で速やかに代謝するため効果が弱まる |
抗HIV薬 | 肝臓で速やかに代謝するため効果が弱まる |
セイヨウオトギリソウ | ホルモン薬の作用を弱めるとされている |
アフターピルが服用できない人の対策
アフターピルが服用できない方には、他の避妊方法を選ぶことができます。以下にいくつかの方法をご説明します。
アフターピルが服用できない方は、日常の避妊方法をしっかりと行うことが大切です。例えば、低用量ピルの服用やコンドームの使用などで避妊対策をしましょう。

当院ではアフターピルと低用量ピルの
両方を取り扱っています

当院では、患者様のライフスタイルや健康状態、ご希望に応じて、アフターピルおよび低用量ピルを医師の診察のもと適切に処方しております。
アフターピルは、避妊に失敗した場合や避妊を行わなかった性行為において、妊娠のリスクを下げるために使用される緊急的な薬です。
一方、低用量ピルは毎日服用することで排卵を抑制し、継続的に高い避妊効果が期待できる薬です。初めてピルを使用される方や、服用方法・副作用などに不安がある方にも医師が丁寧にご説明いたしますので、ご不明な点があれば気軽にご相談ください。

アフターピルが服用できない方の特徴 よくあるご質問
A.
ホルモンに対して、アレルギーがある方や、特定の持病(血栓症、心臓病、肝臓病など)をお持ちの方、妊娠中の方はアフターピルを服用することができません。
A.
はい、妊娠中の方はアフターピルを服用することができません。アフターピルを服用すると胎児に悪影響を与える可能性があります。
A.
授乳中は医師の判断が必要ですが、レボノルゲストレル錠であれば服用することができます。