Hepatitis-C C型肝炎

ペアライフクリニックについて

C型肝炎とは

C型肝炎は、血液を介して感染する肝炎ウイルス(Hepatitis C Virus:HCV)によって引き起こされる、肝臓の病気です。目立った症状が出ることは少ないのですが、感染すると70%もの人が慢性肝炎という状態になり、放っておくと肝硬変、肝臓癌と進展していくこともある病気です。

C型肝炎ウイルス(HCV)は急性感染も慢性感染も引き起こし、急性HCV感染症は通常症状がなく、症状が出てしまった場合も命を落とす例は極めて稀です。
約15~45%の感染者では、治療を受けなくても感染後6ヶ月以内に自然にウイルスが排除されます。

残る60~80%の感染者は、慢性HCV感染症へと進展し、20年以内に肝硬変に至るリスクが15~30%になります。

C型肝炎の感染者数

日本の一般献血者における調査から、HCVにこれまで感染したことのある人の数は約150万人と推定されています。全世界で見ても推定7,100万人が慢性C型肝炎が感染していると言われています。
このうち、ウイルスに持続感染した人は7割程度、感染したものの治癒した人が3割程度とされています。

C型肝炎治療ガイドライン

C型肝炎の感染経路

C型肝炎への感染は血液を介して感染します。
感染者の血液が付着した注射針、入れ墨の針などの使いまわし、医療現場での針刺し事故での感染もあります。

以前は血液製剤(輸血)を通しての感染がありましたが、現在では検査方法の改善により、ほぼ輸血での感染は見られなくなりました。性行為での感染も起こりえますが、ウイルスとして感染力が低いため、通常の性行為では感染率が低く、アナルセックスや生理中の性行為による出血や損傷を伴う性行為は可能性が上がってしまいます。

C型肝炎の症状

HCVに感染すると、約15~45%の人は自然とウイルスが排除されて治癒しますが、60~80%の人が自覚症状がない「不顕性感染」となり、ウイルスが自然に排除されることなく、肝臓の細胞の中に潜み、体の免疫反応との戦いが続きます。これが「慢性肝炎」と呼ばれる状態です。

慢性肝炎の患者さんのうち、15~30%の方が約20年の経過で「肝硬変」に進行してしまい、さらに肝硬変の患者さんでは、年率約7%の頻度で肝臓がんが合併します。
慢性肝炎では症状は乏しいですが、肝硬変や肝がんが進行すると肝不全となり、皮膚がビリルビンという物質のせいで黄色くなる黄疸やお腹に水が貯ったり、手足が浮腫んだり、意識障害を起こします。

C型肝炎の潜伏期間

感染後2~14週間で急性肝炎と呼ばれる黄疸や、発熱や黄疸、体の怠さなどの症状を起こすことがありますが、稀とされています。持続感染した場合は10年以上もかけて、体の免疫反応によって肝臓が攻撃され、線維化が進行していきます。

C型肝炎の検査方法

採血による血液で検査を行います。

HCVに感染した場合に体内で作られる、HCV抗体というものを採血で確認します。

これだけだとHCVに感染したものの治癒した人も陽性となってしまうので、HCV-RNAというウイルスの遺伝子の部品が血液中に存在するかも確認し、現在の感染かどうかを判断します。

ペアライフの性病検査について

検査可能な時期

HCV抗体は陽性になるまでに、感染後通常1~3カ月かかるとされており、感染後まもない時期に検査をしても、検査では判明しないことがあります。

C型肝炎の検査・治療プラン

C型肝炎の治療方法

当院ではC型肝炎の治療はできません。検査結果が陽性の患者さまは提携の医療機関へご紹介いたします。

C型肝炎治療の目標は、肝硬変や肝臓がんへの進展をさせないことであり、DAAs:Direct Acting Antiviralsと呼ばれる抗ウイルス薬が2010年代より次々と開発され、これまで用いられていた副作用の多いインターフェロンという薬を用いずに、ウイルスを体内から排除できるようになりました。肝臓の障害の程度が軽くても、HCVの排除が推奨されています。

C型肝炎の予防方法

予防法としては、歯ブラシやカミソリなど、他人の血液が付着している可能性のあるものを共有しない、ピアスや入れ墨をするときは、適切に消毒された器具であることを必ず確かめる。不特定多数との性交渉は避け、コンドームを正しく使用することが大切です。

C型肝炎ウイルスは、血液が直接触れるケース以外で感染する可能性は極めて低く、B型肝炎に多くみられる母子感染や性交渉による感染はごく少ないとされています。

C型肝炎の料金・プラン

C型肝炎の料金
C型肝炎検査
3,980
血液チェック
6,980
ベーシックチェック
9,800
スタンダードチェック
19,800
検査プランはこちら

DOCTOR ドクター紹介

ペアライフクリニック横浜院 院長

永井 良
職歴
  • 平成26年 帝京大学医学部 卒業
資格
  • 日本内科学会 内科認定医
  • 日本内科学会 総合内科専門医
  • 日本腎臓学会 腎臓専門医
  • 日本性感染症学会 会員
  • 日本感染症学会 会員
性感染症(性病)は限られた人だけがなる感染症ではありません

性感染症(性病)はとてもセンシティブな感染症です。患者さまは様々な不安を抱えてご来院されます。

当院はどこよりも性感染症(性病)に悩む患者さまに寄り添い最善のご案内をすることを心がけております。少しでも不安のある方は、お気軽に当院にご来院ください。プライバシーが守られた空間でご安心してご相談いただけると思います。

多くの方が性感染症(性病)に対して正しく理解し、予防・早期発見・早期治療ができるよう努めます。

ACCESS アクセス・診療時間

所在地
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神奈川県横浜市西区南幸2-8-9 ブライト横浜4階
診療時間
電話番号
045-900-4922
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①南改札を出て
「みなみ西口」の階段を登ります

②みなみ西口を出て
地下鉄入口に向かって進みます

③地下鉄入口を抜けて
交差点を左に曲がります

④橋を渡りしばらく直進します

⑤左手にROUND1がある
通りに進みます

⑥「すき家」手前を左にまがります

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4階に当院がございます

所在地
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右手に右折します

③「ウェーブ通り」を
直進します

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右手にしばらく直進します

1※「渋谷マークシティ」を経由してご来院される方は
ファミリーマートを目印に
「玉川通り方面(4階)」の出口をご活用ください

⑤京王井の頭線 渋谷駅西口を
右手にしばらく直進します

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すぐを左折してください

⑦左手に「韓国料理 アプロ」が入っている
「WAVE道玄坂ビル6階」に当院がございます。
エレベーターでご来院ください

所在地
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052-990-3965
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JR「名古屋駅」から徒歩2分
「名古屋駅」太閤通り口徒歩2分

①名古屋駅の新幹線乗り場(北口)
に向かいます

②太閤通口(南側)を出ます

③太閤通口(南側)を出て、
左へ直進します

④うまいもん通りを左手に
しばらく直進します

⑤十字路の交差点を斜めに渡ります

⑥まっすぐ進むと「プリンシパル名駅ビル」の
入り口がございます。エレベーターで
6階までお越しください