淋病(淋菌感染症)の予防ワクチン
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- ベクセロ 1回分
- 24,800
- ドキシペップ 1回分
- 2,000
- ドキシペップ 5回分
- 8,000
- ドキシペップ 10回分
- 1,400
- 淋菌の治療(セフトリアキソン)にアレルギーがある方
- 不特定多数の性行為を頻繁に行っている方
- CSW(性産業に従事している方)の方などの感染機会が多い方
- 過去に淋病やその他の性病に感染したことがある方
当院では淋病の予防ワクチンを”2025年9月5日”より、取り扱いを開始いたします。

当院では、淋病の予防効果のあるワクチン(髄膜炎ワクチン:ベクセロ)を取り扱っております。ベクセロは本来、髄膜炎菌感染症の予防を目的としたワクチンですが、近年の研究で一部の性感染症にも予防効果があることが報告されています。特に淋病においては、感染の半数以上を予防できる可能性が示されており、国内外で注目が高まっています。
淋病は薬剤耐性菌の増加により治療が難しくなるケースもあり、予防が非常に重要です。当院では、科学的根拠に基づいた予防策として、安全性・有効性に配慮したワクチン接種をご提供しています。
目次
淋病の予防ワクチン|料金・プラン
当院は、初診・再診料などの検査や治療、予防以外の余分な費用はかかりません。相談料もいただいておりませんので、淋病の予防ワクチンについてご不明点等ございましたらお気軽にお申し付けください。
※視診などの医師の診察が必要となる場合は、視診代が発生する場合がございます。
淋病の予防ワクチンとは
淋病の予防ワクチンは、以前から日本国内で流通している髄膜炎菌B型ワクチンを使用します。淋病予防のために製造されたワクチンではなく、他の感染症へのワクチンとして使用されていたものが、「淋病にも効果がある」ということが判明しました。
髄膜炎菌B型と淋菌は、細胞の外側にある「莢膜(きょうまく)」という構造が似ていることから、淋病の予防ワクチンとして応用できる可能性が以前から注目されてきました。2004年頃から研究開発が進み、近年ではフランスの研究チームが、髄膜炎菌B型ワクチンにより淋病感染を約51%予防できたと報告しています。
髄膜炎ワクチンとは
髄膜炎菌ワクチンは、主に髄膜炎菌による感染症を予防するために開発されたワクチンです。髄膜炎菌は、髄膜炎や敗血症など、命に関わる重い病気を引き起こすことがあります。ワクチン接種により、体内に抗体が作られ、感染や重症化を防ぐことができます。

淋病の予防ワクチンがおすすめな方
下記のような方は、淋病の予防ワクチンをおすすめいたします。
淋病を含めた性病の大半は、コンドームの着用や定期的な性病検査を行うなどの正しい予防をすることで感染を下げることができます。しかし、100%予防できる方法は存在しません。当院では予防薬やワクチンを使用した予防方法を複数ご用意しております。
性病の予防方法についてご不明点がありましたら、お気軽に当院までご相談くださいませ。
淋病の予防ワクチンの副作用と禁忌
ベクセロ(Bexsero)髄膜炎菌ワクチンは、接種部位の痛み・腫れ・赤みといった軽い反応がよく見られます。まれに発熱・だるさ・頭痛が出ることもありますが、多くは数日以内に自然におさまります。
接種を避けるべきなのは、過去にベクセロで重いアレルギー反応を起こしたことがある方や、明らかな発熱がある場合などです。
淋病の予防ワクチンについて よくあるご質問
A.
ワクチンは2回接種することで最大50%の予防効果が報告されています。ドキシペップと併用することでより淋病の予防率を高めることができます。
A.
不特定多数との性行為がある方、性産業に従事している方、淋病治療(セフトリアキソン)にアレルギーがある方などにおすすめいたします。
A.
予約は必要ありません。ご都合の良いタイミングでご来院くださいませ。事前問診を行うことでよりスムーズなご案内が可能になります。《事前問診はこちらに》
A.
接種部位の痛み、腫れ、倦怠感、頭痛などの報告があります。稀に、吐き気や発熱のような症状も現れる場合があります。ご不安な点がありましたら当院の医師までご相談くださいませ。
A.
肩の筋肉注射を行います。1回目の接種から1ヶ月以上の間隔を空けて計2回行います。※2回接種後2~4週間で免疫が感染すると言われております。