クラミジアの即日検査について
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当院のクラミジア即日検査について

当院ではクラミジアの即日精密検査を行うことができます。性病の検査は項目により検査方法が大きく異なります。病原菌を有無で測定する場合や抗原や抗体などを測定する場合など様々です。
クラミジアに関しては、病原菌の有無を確認することで「(−)陰性」「(+)陽性」の判断を行います。また、病原菌の有無を確認する検査でも、核酸増幅で検査する方法や抗原自体を検査する方法など様々です。
医療機関により検査方法が異なりますので、クラミジアの検査を行う際はどのような検査を実施しているのかを確認しましょう。
目次
クラミジアの検査方法の違い
即日簡易検査 (抗原) | 精密検査 | 即日 精密検査 | |
---|---|---|---|
精度 | 低い | 高い | 高い |
結果判定 | 15〜30分 | 2〜3日 | 最短90分 |
検査範囲 | 尿道・膣 | 尿道・膣・のど・肛門 | 尿道・膣・のど・肛門 |
検査可能時期 | 2〜5日 | 感染機会からすぐ | 感染機会からすぐ |
検出対象 | 主にクラミジア | クラミジア+淋菌の同時検出 | クラミジア+淋菌の同時検出 |
特徴 | 手軽だが精度がかなり劣る | 高精度 | 高精度で迅速 |
現在、クラミジア感染症の診断においては、核酸増幅法による検査が推奨されております。即日簡易検査(抗原)の場合、初期感染や検体を採取する際にしっかりと菌を採取しなければ偽陰性と診断されてしまう可能性があるためです。
当院の性病検査について→核酸増幅検査(PCR)と抗原検査の違い
前述の表でも記載している通り、クラミジアを検査するためには核酸増幅検査と呼ばれる検査方法で行いましょう。下記に核酸増幅検査と抗原検査の違いについてまとめました。
PCR検査 | 抗原検査 | |
---|---|---|
検出原理 | 病原体のDNA/RNAを検出 | 病原体が持つタンパク質(抗原)を検出 |
精度 | 少ないウイルス量で検出可能 | 一定以上のウイルス量が必要 |
目的 | 現在感染しているか | 現在感染しているか |
検査コスト | 高価 | 安価 |
用途・目的 | 正確な診断 | スクリーニング補助 |
「クラミジア検査最短15分」などと期待して、医療機関に行ってもそれは抗原検査によるものです。一般的な医療機関では診断の補助として用いるため、抗原検査では反応がなかったとしても、精密検査を案内される場合がほとんどです。
クラミジアの即日精密検査
当院では、クラミジアの即日精密検査を採用しております。性病専門の機器を全国のペアライフクリニックに導入しております。そのため、クラミジアの精密検査(PCR)を最短90分でお伝えすることができます。
初期感染や陰性確認の検査としても十分な精度がございます。当院の検査機器に関してご不明点等ございましたらお気軽にお申し付けください。
クラミジアの即日簡易検査(抗原)
当院では、クラミジアの簡易検査(抗原)は行っておりません。偽陰性を防ぐためや患者様に二重の検査の案内をしてしまう恐れがあるからです。ECサイトなどでも郵送検診とは別にイムノクロマト法による簡易検査が可能なキットも販売されております。
即日簡易検査(抗原)で陰性だったとしても安心せずに、精密検査を行うことをお勧めいたします。
クラミジアの即日検査 よくあるご質問
A.
当院では「核酸増幅(PCR)法」によるクラミジアの検査を行っております。院内に精密機器を導入しているため、簡易検査は実施しておりません。
A.
最短90分でクラミジアの検査結果をお伝えいたします。
A.
一番大きな違いは精度です。精密検査は遺伝子を検出するため高精度な検査方法です。
A.
いいえ、クラミジアに感染している可能性があります。抗原検査はあくまで初期スクリーニング目的ですので、不安な方は精密検査を実施しましょう。