ED薬の副作用と服用するうえでの注意点
- TOP
- >
- ED(勃起障害・勃起不全)治療薬
- >
- ED薬の副作用と服用するうえでの注意点
- ED薬の成分に対するアレルギー反応する方
- 網膜色素変性症
- 未成年の方(20歳未満)

ED薬は勃起不全の改善に効果がありますが、一部の持病や服用中の薬によっては命に関わる重篤な副作用を引き起こす可能性があります。特に心疾患や肝機能障害のある方、硝酸剤を服用中の方、脳梗塞直後の方は服用できません。
また、低血圧やコントロール不良の高血圧、網膜色素変性症の方、未成年も使用が禁忌です。自己判断での過剰服用や個人輸入薬の使用も重篤な健康被害のリスクを伴います。
ED薬を安全に使用するためには、必ず医師の診断に基づき、用量・服用間隔を守ることが重要であり、アルコールやグレープフルーツの摂取にも注意が必要です。
目次
ED薬の禁忌
ED薬は一部の薬と併用すると、命に関わる重篤な副作用を引き起こす可能性があります。特に硝酸剤などの併用は血圧が急激に低下し、最悪の場合は死に至る危険もあります。また、心臓病など健康状態が悪い方が自己判断で服用することも非常に危険です。ED薬を安全に使用するためには、必ず医師に相談し、服用可否を確認することが重要です。
硝酸剤(ニトログリセリン等)を服用中の方
硝酸剤は、狭心症や心筋梗塞といった心臓病の治療に用いられる薬で、血管を拡張させることで心臓への負担を軽減する作用があります。代表的な薬剤には、ニトログリセリン・硝酸イソソルビド・ニコランジル・亜硝酸アミル などがあります。これらは飲み薬だけでなく、舌下錠、貼り薬、注射、吸入剤など多様な形態があるため、知らずに使用しているケースも少なくありません。ED薬と硝酸剤を併用すると血圧が急激に低下し、命に関わる危険があるため、服用中の方は必ず医師に伝えることが大切です。
脳梗塞直後の方
ED薬には血管を拡張させる作用があるため、心疾患や心血管系に障害を有する方には投与できません。加えて、性行為そのものが血圧や心拍数を上昇させ、心臓に大きな負担を与える強度の運動に相当するため、医学的に性行為が不適切と判断されている場合には、ED治療薬の使用は禁忌とされています。
重度の肝機能障害
肝臓に重い障害がある方は、ED薬を体内で分解する働きが十分に機能しません。その結果、薬が体内に残りやすくなり、副作用が強く出る危険があるため、服用することはできません。
低血圧の方・重度の高血圧の方
ED薬には血圧を低下させる作用があるため、低血圧(収縮期血圧90mmHg未満)の患者に投与すると、さらに血圧が下降し、めまい、失神、体動時のふらつきなどの症状を誘発するリスクがあります。
また、適切にコントロールされていない重度の高血圧(収縮期血圧170mmHg以上、または拡張期血圧100mmHg以上)の患者も禁忌とされます。
高血圧症例では、慢性的に高圧負荷がかかっている血管が急激に拡張されることで血流動態が不安定となり、脳・心筋・腎臓といった重要臓器に障害をきたす可能性があるため、特に注意が必要です。
その他ED薬を服用できない方
ED薬を服用できない方には、前述の条件のほか、以下のような特徴がある方も含まれます。
これらに該当する方がED薬を使用すると、失明などの重篤な副作用が起こる可能性があるほか、安全性も十分に確認されていません。そのため、服用は避ける必要があります。
ED薬の注意点
医師の指示に従い、1日1回1錠を厳守し、次の服用までに必ず24時間以上あける必要があります。自己判断で量を増やしたり、飲み方を変えたりすると、副作用のリスクが高まるため危険です。
アルコールとの相性
適量のアルコール摂取はリラックス効果が期待できますが、アルコールの多量摂取はED治療薬の血管拡張作用を増強し、急激な血圧低下やめまい、ふらつきなどのリスクを高めます。また、神経伝達機能の低下により、勃起困難を招く可能性もあります。ED薬を使用する際は、飲酒は控えめにし、ほろ酔い程度にとどめることが推奨されます。
グレープフルーツジュースの影響
グレープフルーツに含まれる成分は、ED薬の分解を遅らせ、薬の作用や副作用を強めてしまうことがあります。安全のため、服用当日はもちろん、2日〜3日間グレープフルーツの摂取を控えるようにしましょう。
過剰服用のリスク
ED薬の過量服用は重大なリスクを伴います。自己判断で用量を増やしたり、推奨される服用間隔を無視したりすると、重篤な副作用や健康被害を招く可能性があるため、避ける必要があります。
ED薬を安全に服用するためのポイント
ED薬を安全に服用するには、いくつかの大切なポイントがあります。これらを理解し、しっかり守ることで、薬の効果を高めつつ、体へのリスクをできるだけ減らすことができます。
自己判断の服用は避ける
医師から指示された用量および服用間隔を必ず守ってください。効果を高めようと自己判断で用量を増やしたり、服用間隔を短縮したりすることは、重篤な副作用や健康被害の原因となるため、避ける必要があります。
個人輸入を避ける
個人輸入サイトなどで販売されているED薬の中には、偽造品や粗悪品が多く含まれています。中には有効成分が入っていなかったり、量が不足していたり、有害な物質が混ざっていることもあります。
医師の指示を受けずに服用すると、適切な使い方がわからず、思わぬ健康被害や重い副作用につながる危険があります。
ED薬の禁忌と注意点について よくあるご質問
A.
心疾患や肝障害、低血圧、高血圧、未成年や網膜色素変性症の方はED薬を服用することはできません。
A.
医師が指示した用量・間隔を守り、アルコールやグレープフルーツは控えましょう。
A.
硝酸剤との併用は血圧低下で命に関わる危険があり、硝酸剤を服用している方は必ず医師に確認してください。
A.
偽造薬や粗悪品のリスクがあるため、必ず医師に処方してもらいましょう。