細菌性膣症が治らない・繰り返す原因とは?パートナーの治療やピンポン感染について
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「おりものの臭いや量が気になる」「薬を使って一旦は良くなったのに、またすぐ再発してしまう……」 こうした細菌性膣症(BV)の繰り返しでお悩みではありませんか?
細菌性膣症は非常に身近な症状ですが、治癒と再発を何度も繰り返すケースが少なくありません。 実は、女性本人の治療だけでなく「パートナーの男性も一緒に治療・ケアを受けること」が再発防止に大きく関係していることが近年の研究でわかってきています。
この記事では、細菌性膣症が繰り返す原因や、パートナー治療(ピンポン感染対策)の重要性について分かりやすく解説します。
目次
細菌性膣症とは?クラミジアやトリコモナスとの違い
細菌性膣症は、何らかのきっかけで膣内の善玉菌(デーデルライン桿菌)が減少し、もともと存在する悪玉菌(雑菌)が増殖してしまうことで起こる膣炎の一種です。

なぜ何度も繰り返すの?再発を引き起こす4つの原因
治療を受けて一時的に改善しても再発してしまう場合、主に以下の要因が考えられます。
パートナーとの「細菌の相互感染(ピンポン感染)」
男性パートナー自身には症状がないことがほとんどですが、男性の包皮や尿道口付近に細菌性膣症の原因菌(BV関連菌)が潜んでいる場合があります。性交渉のたびに菌が再移動することで、女性側の膣内環境が再び乱れてしまうケースです。
精液(アルカリ性)による膣内pHの変化
本来酸性に保たれている膣内ですが、弱アルカリ性である精液が入ることで一時的に悪玉菌が増殖しやすい環境になります。
過度な膣洗浄(ビデの使いすぎ)
気になるからといってデリケートゾーンを石鹸でゴシゴシ洗ったり、ビデで膣内まで洗いすぎたりすると、膣を守っている善玉菌まで洗い流してしまいます。
途中で薬の服用を途絶える
「症状が消えたから」と自己判断で途中で使用をやめると、膣奥に残った雑菌が再び増殖してしまいます。
男性への治療としては、原因菌に作用する内服薬(飲み薬)や外用薬(塗り薬)を併用・指定期間服用してもらう方法が用いられます。男性側には痛みがなくても、カップル単位でケアを行うことが根本解決につながります。

パートナーの同時治療で再発率が低下
これまで「男性の治療は不要」とされることが多かった細菌性膣症ですが、最新の臨床研究により、「女性の治療にあわせて男性パートナーも治療を受けることで、12週間以内の再発率が約60%から約35%(ほぼ半減)に低下する」という報告が発表されています。
日常生活でできる再発予防策
治療中の性交渉を控える・コンドームを着用する
完全に善玉菌が戻るまでの期間は、コンドームを正しく着用して精液や皮膚からの細菌移動を防ぎましょう。
デリケートゾーンの洗い方を見直す
お湯で優しく洗うか、デリケートゾーン専用の弱酸性ソープを使い、膣の中までは洗わないようにします。
指示された処方薬は最後まで服用する
処方された膣錠や飲み薬は、症状が治まっても決められた日数分を確実に服用することが重要です。
細菌性膣症の検査方法

当院で行う細菌性膣症の検査は培養法を取り入れております。検体を培養するため、検査結果をご報告するまで3日〜5日かかります。
女性の膣ぬぐいによる検査を行います。当院は採取用トイレを増設しております。細菌性膣症の検査をするためにご自身の性器を見せる必要はございません。
細菌性膣症の治療方法

細菌性膣症の検査・治療料金
「いつもと少しおりものが違う」「なんとなくデリケートゾーンに違和感がある」など、気になる症状や異変を感じられた際は、いつでもお気軽にご相談ください。
早期の受診が、症状の悪化や繰り返す再発を防ぐ上で重要です。当院では以下の検査・治療を行っております。
まとめ:治らない細菌性膣症は、ふたりでの対策を
「何度も再発して辛い」「パートナーが変わっていないのに繰り返し症状が出る」という方は、ご自身だけの治療にとどまっていることが原因かもしれません。
当院では、女性へのおりもの検査・治療薬の処方はもちろん、パートナーの男性に向けた再発予防・同時治療のご相談にも対応しています。お気軽にご受診・ご相談ください。