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パートナーが性病と診断されたら浮気?心当たりない性病への感染について
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特定のパートナーとのみ性行為を行っていたにもかかわらず、性器やのどに症状が現れたり、検査で偶然陽性と診断されたりすると、パートナーから浮気を疑われるのではないかと不安になる方も少なくありません。
しかし、性病=浮気とは限りません。性病には潜伏期間があるほか、検査で偽陰性が出る可能性もあるため、感染が判明したからといって直ちに浮気と結びつけることはできないのです。
目次

性病=浮気とは限らない
性病の多くは、感染してから症状が現れるまでに潜伏期間があります。また、無症状のまま感染しているケースも多く、自覚がないまま相手に感染を広げてしまう可能性があります。
過去の感染が今になって発覚した可能性
パートナーがあなたと付き合う前、あるいは数年前から感染しており、ずっと症状が出ないまま(不顕性感染)経過し、今回の検査でたまたま見つかったというパターンがあります。特に、淋菌・クラミジアは無症状感染が多いため、知らぬまに感染し、感染させる可能性があります。
潜伏期間の長さ
例えば、梅毒やHIV、B型肝炎などは、数ヶ月から数年にわたって自覚症状がないまま体内に潜伏することがあります。
性病の潜伏期間について→常在菌の可能性
カンジダは常在菌として、もともと体内に存在しています。そのため、カンジダが増殖すると性器に症状が現れることがあります。必ずしも新たな感染によって発症するわけではなく、パートナーとの性行為のみであっても症状が出る場合があります。
女性では、約4人に3人が生涯で一度はカンジダの増殖を経験するといわれています。カンジダは免疫力が低下したタイミングで増えやすいため、十分な睡眠やバランスの取れた食事など、規則正しい生活を心がけることが予防につながります。
偽陰性と感染経路
「自分は絶対に浮気をしていないし、パートナーも信じたい」という場合、以下のような可能性も考慮する必要があります。
偽陰性
性器に異常を感じ、市販の検査キットで性病検査を行ったものの陽性反応が確認できず、その後に症状が治まったことで「自然に治った」と判断し、治療を受けなかったケースもあります。しかし実際には、病原菌が体内に潜伏したまま残り、一定期間を経てパートナーとの性行為を通じて感染が広がることがあります。
市販の検査キットの中には精度が十分でないものもあるため、性器に異変を感じた場合は、自己判断せず医療機関で検査を受けることを推奨します。
感染経路
性交以外の感染経路(極めて稀) 多くの性病は粘膜接触で感染しますが、一部の病気(毛じらみ)は、稀にタオルや便座、浴槽などを介して感染する可能性がゼロではありません。
ただし、クラミジアや淋病などの一般的な性病では、これらはほぼ考えにくいとされています。
性病が判明したときの正しい対応
性病に感染していることが判明した場合には、ピンポン感染のリスクがあるため、パートナーに伝え、パートナーにも性病の検査を受けてもらういましょう。
感染を放置するとどうなる?
性病は自然治癒することがないため、治療を行わない限り、治ることがありません。症状が治ったからといって放置すると将来、不妊の原因につながる可能性があります。そのため、症状が現れた際には、性病検査・治療をセットで行いましょう。
ブラダルチェックについて
ブライダルチェックはご自身の健康状態を総合的にチェックし、妊娠・出産に影響を及ぼす可能性のある病気や体質を事前に把握することを目的としています。例えば、クラミジアや淋病、梅毒、HIVなどの性感染症は自覚症状が無い場合が多くあります。これらの性感染症は、不妊や流産、早産、胎児への感染などを引き起こすリスクがあり、妊娠前に発見・治療しておくことが重要です。
よくあるご質問
A.
性病には数週間〜数年の潜伏期間があるものも多く、過去の感染が今になって見つかるケースも珍しくありません。また、無症状のまま感染している「不顕性感染」も多いため、診断=最近の浮気とは限らないのが実情です。
A.
検査のタイミングや偽陰性が影響している可能性があります。感染初期や潜伏期間中は、検査で陰性となる(偽陰性)ことがあります。
A.
はい、多くあります。クラミジアや淋病、HIVなどは、症状が出ないまま感染していることがあります。
A.
はい。必ず伝え、同時に検査・治療を行うことが重要です。一方だけ治療しても、再感染(ピンポン感染)を繰り返す恐れがあります。