性病知識
性病で発熱?重症化する前に知りたい発熱を伴う性病について解説
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- 性病で発熱?重症化する前に知りたい発熱を伴う性病について解説
- 1 性病で発熱することはある?
- 2 発熱を伴う7つの性病について
- 3 発熱が伴う性病①梅毒
- 4 発熱が伴う性病②淋菌
- 5 発熱が伴う性病③クラミジア
- 6 発熱が伴う性病④ヘルペス
- 7 発熱が伴う性病⑤HIV
- 8 発熱が伴う性病⑥B型肝炎
- 9 発熱が伴う性病⑦C型肝炎
- 10 性病による発熱と風邪・インフルエンザの違い
- 11 性病なのに風邪・インフルエンザと診断されることはある?
- 12 性病での受診、風邪・インフルエンザでの受診どちらを優先するべき?
- 13 発熱が治っても安心できない
- 14 市販薬で性病の治療はできるのか
- 15 発熱が性病かどうか知るために
- 16 発熱が性病かどうか確かめるにはどこに行けばいい?
- 17 性病による発熱を予防する方法
- 18 性病で発熱のまとめ
- 19 よくあるご質問
- 梅毒
- 淋菌
- クラミジア
- ヘルペス
- HIV
- B型肝炎
- C型肝炎
- 呼吸器症状: 咽頭痛(のどの痛み)、咳、鼻水などがみられます。
- リンパ節腫脹: 特に頸部などのリンパ節が腫れることがあります。
- 全身倦怠感: 強い倦怠感(だるさ)や食欲不振を伴います。
- 不妊の原因:淋菌やクラミジアは、自覚症状が軽くても体内で進行し、男女ともに将来的な不妊症の原因となります。
- 臓器へのダメージ:梅毒などは放置すると、数年かけて脳や心臓に重大な合併症を引き起こす可能性があります。
- 淋菌・クラミジアチェック
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- パーフェクトチェック: 当院で検査可能な全項目(12項目)を網羅した最も詳細なプランです。
- フル/ スタンダードチェック: 主要な性病を一通りカバーし、定期検診にも適しています。
- 部位別チェック: 「のどチェック」「肛門チェック」など、特定の行為による不安に特化した検査も可能です。
- 性風俗業界セット: 業界で働く方向けの専用プランも用意されています。
- コンドーム(避妊具)による予防
- ワクチンによる予防
- ドキシペップによる予防
- 不特定多数との性行為を控える
性病で発熱することはある?

性病の症状として思い浮かべるのはどのような症状でしょうか?
もし、パートナーとの性行為の後に、倦怠感や発熱を伴う症状が出ている場合、それは風邪ではなく性病の可能性があります。
「性行為の後から熱が出ているような気がする」
「心当たりはあるけど、性病で熱が出ることってあるの?」
「もし性病で熱が出ていたら、どこの病院に行くのが正解?」
「性病で発熱するって、重症?」
「性行為後の発熱は、すぐに病院に行った方が良い?」
このような悩みや疑問をお持ちではないでしょうか。
この記事では、見逃してはいけない「発熱を伴う性病」について、その原因とリスクから、検査・治療にかかる費用や予防法まで詳しく解説します。


目次
発熱を伴う7つの性病について
性病の症状といえば、排尿時の痛みや違和感、性器からの膿や臭い・かゆみなどが一般的ですが、実は“発熱”も性病の症状として現れることがあります。
“発熱”が症状として現れる性病は以下の7つが挙げられます。
しかし、“発熱”は多くの場合、風邪やインフルエンザと勘違いされがちです。症状が軽いからといって放置してしまうと、ウイルスや細菌が体内に残り続け、重症化するリスクがあります。
そのため、性行為後に発熱がある場合は、お近くの病院で専門的な検査・診察を受けることがベストです。
なぜ発熱と性病は関係があるのか

性病における発熱は、病原体が最初に侵入した「局所」に留まらず、「全身」や「体の深部」へ炎症が広がったことを意味します。
この背景には、病原体が血液やリンパ液を通じて全身の臓器へ散布されるケースや、炎症が尿道や頸管から子宮・卵管・精巣上体といった体の奥深くへ進行するケースがあり、これらは強い痛みや重篤な合併症を招くリスクがあります。
また、HIV感染直後はインフルエンザのような発熱を伴う症状を引き起こす場合もあります。
総じて、性感染症に伴う発熱は「感染が進行し、重症化しているサイン」であり、放置すれば将来的な不妊や全身疾患につながる恐れがあるため、迅速に医療機関を受診する必要があります。
同じ感染でも、発熱がお互いに出るかはわからない
同じ病原体に感染していても、パートナーの両方に同じように発熱が現れるとは限りません。その理由は大きく分けて3つあります。
まず、多くの性感染症は無症状です。
特にクラミジアや淋菌などは女性で無症状の割合が高く、男性でも自覚症状がないケースが珍しくありません。
そのため、一方が高熱を出していても、もう一方は全く症状がない「潜伏した感染」の状態にあることが多く、症状の有無だけで感染を判断するのは危険です。
次に、発熱は「感染の広がり」を示す指標です。
発熱は炎症が入り口である局所から、体の深部(子宮、卵管、精巣上体など)や全身へ拡大した際に生じる反応です。つまり、菌が局所に留まっているか、奥深くまで進行したかという「重症度」の差が、発熱の有無となって現れている可能性があります。
さらに、個人の免疫反応に差があることも要因です。
HIV感染時の初期症状などが典型的ですが、個人の免疫システムの反応に左右されるため、同じ状況下でも熱が出る人と出ない人がいます。
したがって、相手に熱がないからといって自分が感染していないとは限らず、あるいはその逆の可能性も十分にあるため、症状の有無に関わらず適切な検査を受けることが重要です。
発熱が伴う性病①梅毒
梅毒で発熱が生じるのは、主に感染から約3ヶ月程度が経過し、原因菌である梅毒トレポネーマが血液によって全身に運ばれる「第2期梅毒」の段階です。この時期には菌が全身の組織に拡散するため、免疫反応として発熱や倦怠感が生じることがあります。また、治療開始直後に抗菌薬によって破壊された菌体から成分が放出されることで、一時的な急性発熱反応(ヤーリッシュ・ヘルクスハイマー反応)が起こることもあります。
| 項目 | 解説 |
|---|---|
| 感染が疑われる状況 | 発熱に加えて、手のひらや足の裏、体に「バラ疹」と呼ばれる淡い赤い色の発疹が出ている場合は梅毒が強く疑われます。 また、全身のリンパ節が腫れたり、喉の痛みや脱毛などがみられたりすることもあります。感染の初期(第1期)には、性器や口に痛みのないしこりや潰瘍ができることが特徴です。 |
| 考えられる感染経路 | 主な感染経路は、性交渉(腟性交、アナルセックス、オーラルセックス)による粘膜や皮膚との直接接触です。 梅毒は感染力が強く、キスだけで感染することもあり、口唇や口内に病変がある相手との接触はリスクとなります。 |
| 潜伏期間 | 梅毒の潜伏期間は、感染から平均して約3週間(10日〜90日)です。 この期間を経て、まず感染部位に初期のしこり(初期硬結)が現れます。 |
| 放置した場合のリスク | 放置すると症状が一時的に消える「潜伏梅毒」の状態になりますが、菌は体内に残り続けます。 数年から十数年経つと、脳や心臓に重大な合併症(神経梅毒、大動脈瘤など)を引き起こし、死に至るリスクがあります。 |
| 男女での違い | 男性は初期の潰瘍(硬性下疳)が陰茎にできるため気づきやすいですが、女性や男性間性交渉者の場合、病変が腟内や肛門内にできることがあり、自覚症状がないまま進行しやすい傾向があります。 また、女性が感染したまま妊娠すると、胎児に感染して「先天梅毒」を引き起こすリスクがあります。 |
発熱が伴う性病②淋菌
淋菌感染症で発熱が起こる場合、菌が血液に入り全身に広がる「播種性淋菌感染症(DGI)」や、女性では「骨盤内炎症性疾患(PID)」を引き起こしている可能性があります。これらは菌による強い炎症反応が全身や深部の臓器に及んでいるサインです。
| 項目 | 解説 |
|---|---|
| 感染が疑われる状況 | 男性では尿道からの激しい痛みと黄白色の膿、女性ではおりものの増加や不正出血、下腹部痛が典型的です。 播種性の場合は、関節の腫れや痛み、手足の皮膚に小さな発疹が出ることがあります。 |
| 考えられる感染経路 | 性行為(腟性交、アナルセックス、オーラルセックス)が主な経路です。 淋菌は喉にも感染するため、オーラルセックスによる咽頭感染も多く見られます。 |
| 潜伏期間 | 淋菌の潜伏期間は非常に短く、通常は2日〜9日程度です。 |
| 放置した場合のリスク | 男女ともに不妊症の原因になるほか、女性では子宮外妊娠のリスクが高まります。 重症化すると、全身の関節炎や腹膜炎を引き起こすこともあります。 |
| 男女での違い | 男性は激痛を伴う尿道炎として症状が出やすい一方、女性は無症状や軽症であることが多く、気づかないうちに感染を広げたり自身の病状が悪化したりするリスクが高いです。 |
発熱が伴う性病③クラミジア
クラミジアも淋菌と同様、女性では骨盤内炎症性疾患(PID)や肝周囲炎、男性では精巣上体炎など、感染が体の奥へ進展した際に発熱を伴います。また、咽頭(喉)に感染して強い炎症を起こすと発熱することがあります。
| 項目 | 解説 |
|---|---|
| 感染が疑われる状況 | 男性では排尿時の違和感や尿道からの透明・白色の分泌物、女性ではおりものの変化や性交時の痛み、下腹部痛などが挙げられます。 喉の感染では、風邪のような喉の痛みや腫れが出ることがあります。 |
| 考えられる感染経路 | 性行為全般(腟性交、アナルセックス、オーラルセックス)で感染します。 日本で最も多い性病であり、無症状の相手からも感染するリスクが高いです。 |
| 潜伏期間 | 潜伏期間は淋菌よりも長く、通常1週間〜3週間程度です。 |
| 放置した場合のリスク | 男女ともに不妊症の最大の原因の一つとなります。 女性では、症状がないまま卵管が癒着し、将来的な不妊や子宮外妊娠を招くリスクが非常に高いです。 |
| 男女での違い | 女性は男性に比べてさらに無症状の割合が高く(約70〜80%)、感染に気づくのが遅れがちです。 男性の場合は軽い排尿痛や尿道の痒みとして症状が出ることが多いです。 |
発熱が伴う性病④ヘルペス
性器ヘルペスにおいて発熱が起こるのは、主に初めてウイルスに感染した「初感染初発」の時です。体内にウイルスに対する免疫がないため、強い炎症反応とともに38℃以上の高熱や全身の倦怠感が生じることが多くあります。
| 項目 | 解説 |
|---|---|
| 感染が疑われる状況 | 性器やその周りに強い痛みを伴う小さな水疱(水ぶくれ)や浅い潰瘍が多発します。 また、足の付け根(鼠径部)のリンパ節が腫れて痛むことも特徴です。 |
| 考えられる感染経路 | 皮膚や粘膜の直接的な接触により感染します。性行為だけでなく、オーラルセックスによる口のヘルペスからの感染や、稀にタオル等の共用で感染することもあります。 |
| 潜伏期間 | 潜伏期間は比較的短く、2日〜10日(平均4〜7日)です。 |
| 放置した場合のリスク | ウイルスを体から完全に排除することはできず、神経節に潜伏して一生付き合っていく病気となります。 放置しても症状は一旦治まりますが、疲れやストレスで何度も再発を繰り返すようになります。 |
| 男女での違い | 女性の初感染は特に症状が重くなりやすく、激しい痛みで排尿や歩行が困難になることや、髄膜炎を合併して強い頭痛が起こることもあります。 |
発熱が伴う性病⑤HIV
HIV感染の初期段階(感染から2〜4週間後)に、ウイルスが急激に増殖することに対して体が起こす免疫反応を「急性レトロウイルス症候群」と呼びます。この際にインフルエンザのような発熱(通常38℃以上)が起こります。
| 項目 | 解説 |
|---|---|
| 感染が疑われる状況 | 発熱に加えて、喉の痛み、リンパ節の腫れ、筋肉痛、全身の倦怠感、赤い発疹、下痢などの症状がセットで現れることが多いです。 これらは数日から数週間で自然に消えますが、その後は無症状の期間が数年続きます。 |
| 考えられる感染経路 | 血液や精液、腟分泌液などを介した感染が主です。 特にコンドームを使用しないアナルセックスや腟性交、注射器具の共有などが高いリスクとなります。 |
| 潜伏期間 | 初期症状が出るまでの期間は通常2週間〜4週間(最長6週間)です。 |
| 放置した場合のリスク | 放置すると免疫細胞(CD4陽性リンパ球)が破壊され続け、最終的にエイズ(AIDS)を発症します。 エイズを発症すると、通常ならかからないような感染症やがんにかかりやすくなり、命を落とします。 |
| 男女での違い | 症状自体に大きな男女差はありませんが、行為の内容(受け側か挿入側か)によって感染リスクに差があります。 女性は梅毒やクラミジアなどの他の性病を合併していると、よりHIVに感染しやすくなるため注意が必要です。 |
発熱が伴う性病⑥B型肝炎
B型肝炎ウイルス(HBV)が肝臓で増殖し、それを排除しようとする体の免疫反応によって肝細胞が壊されることで、急性の肝炎症状として発熱が起こります。また、発疹や関節痛を伴う「血清病様症候群」の一症状として熱が出ることもあります。
| 項目 | 解説 |
|---|---|
| 感染が疑われる状況 | 強いだるさ(倦怠感)、食欲不振、吐き気、尿の色が濃くなる(褐色尿)、白目や皮膚が黄色くなる(黄疸)などの症状が怪しいサインです。 |
| 考えられる感染経路 | 血液や体液(精液・腟分泌液)を介した感染です。 不特定多数との性交渉のほか、カミソリや歯ブラシの共用、注射器の回し打ちなどが経路となります。 |
| 潜伏期間 | 潜伏期間は長く、感染から1ヶ月〜6ヶ月(平均して約3ヶ月)です。 |
| 放置した場合のリスク | 一部の人(特に特定の遺伝子型Aなど)は慢性化し、慢性肝炎から肝硬変、さらには肝がんへ進行するリスクがあります。 急激に悪化して「劇症肝炎」となり、命に関わることもあります。 |
| 男女での違い | 症状に明らかな男女差はありませんが、男性間性交渉者(MSM)の間で慢性化しやすい遺伝子型のウイルス感染が急増しているという報告があります。 |
発熱が伴う性病⑦C型肝炎
C型肝炎ウイルス(HCV)による急性肝炎の反応として発熱することがあります。ただし、C型肝炎はB型に比べて急性期の症状が軽く、発熱を伴うことは比較的稀です。
| 項目 | 解説 |
|---|---|
| 感染が疑われる状況 | 多くの場合、急性期は無症状か、せいぜい体がだるい、食欲がないといった程度の軽い症状です。 黄疸が出ることも少ないため、検査をしないと気づきにくいのが特徴です。 |
| 考えられる感染経路 | 主に血液を介した感染です。性交渉による感染率は低いですが、出血を伴うような激しい性行為(アナルセックスなど)や、HIV感染者との性交渉ではリスクが高まります。 |
| 潜伏期間 | 潜伏期間は2週間〜6ヶ月程度(平均して1ヶ月〜2ヶ月)です。 |
| 放置した場合のリスク | 約70〜85%と非常に高い確率で慢性化します。 そのまま10年〜30年かけて進行し、肝硬変や肝がんの原因となります。 |
| 男女での違い | 症状に男女差はほとんどありませんが、男性同性間性交渉者や性風俗業に従事している女性で、同年代の一般層より感染率が高いというデータがあります。 |
性病による発熱と風邪・インフルエンザの違い
性病(性感染症)によって生じる発熱は、その初期症状が風邪やインフルエンザと非常に似ているため、見過ごされやすい傾向にあります。しかし、これらには感染の背景、随伴する特徴的な症状、そして放置した際のリスクにおいて明確な違いが存在します。
風邪・インフルエンザによる発熱の特徴
風邪やインフルエンザによる発熱は、一般的に急激な発症を特徴とします。
38度以上の高熱が出ることが一般的で、強い発熱とともに、悪寒、頭痛、筋肉痛・関節痛を伴うことが多いとされています。これらはウイルスに対する宿主の免疫応答の反映でもあります。
風邪やインフルエンザでは、発熱に加えて以下のような全身症状が複合的に現れます。
通常、これらの症状は数日から数週間で自然に軽快し、その後症状のない期間へと移行するのが一般的な経過です。
喉の性病について→性病による発熱の特徴
一般的に、尿道炎などの初期の局所炎症では熱は出ませんが、菌が体の奥へ侵入し、精巣上体炎や骨盤内炎症性疾患を引き起こすと、悪寒を伴う38度以上の高熱が出ることがあります。
また、菌が血流に乗って全身へ回った場合にも発熱が生じます。
一方で、HIVなどのウイルス性感染症では、初期に発熱やのどの痛み、リンパ節の腫れなど、風邪やインフルエンザと区別がつかない全身症状が現れることがあります。
肝炎の場合も、「黄疸」など特有の症状が出る数日前に、先行して高熱が出ることがあるため注意が必要です。
さらに、梅毒などの治療開始直後には、死滅した病原体への反応として一時的に急な発熱や筋肉痛が起きることがありますが、これは薬のアレルギーではなく治療が効いている証拠といえます。
こうした性病による発熱は、「性的接触の心当たり」から一定期間後に起こり、かつ下腹部痛や陰嚢の痛み、発疹などの局所異常を伴う点が一般的な風邪との大きな違いです。
たとえ解熱しても病原体は残っている可能性があるため、自己判断せずに専門医を受診する必要があります。
性病なのに風邪・インフルエンザと診断されることはある?
性病を疑い受診して、風邪・インフルエンザと診断されることはあるのか
性感染症(性病)を疑って受診した結果、実際には風邪やインフルエンザと診断されることは十分にあります。
これは、多くの性感染症の初期症状やのどへの感染症状が、一般的なウイルスによる呼吸器感染症(風邪やインフルエンザ)と似ているためです。
風邪の疑いがある際、性病の病院に行って良いのか
結論から申し上げますと、風邪のような症状であっても、性感染症(性病)の可能性がある場合は、性感染症科や泌尿器科、産婦人科などの専門医療機関を受診することは全く問題ありませんし、むしろ推奨されます。
多くの性感染症が、その初期段階において発熱やのどの痛み、全身のだるさといった「風邪やインフルエンザによく似た症状」を引き起こすからです。
性病の疑いがある際、普通の病院に行って良いのか
「普通の病院(内科や耳鼻咽喉科など)」を受診することは全く問題ありませんし、むしろ症状がある場合は早期受診が推奨されます。
性感染症は「性器の病気」と思われがちですが、実際には喉(咽頭)や全身の症状として現れることが多く、一般的な診療所やプライマリケア施設でも診断・治療が行われています。
ただし、一般的な内科などの医師は、まず風邪などの日常的な病気を疑って診察します。そのため医師への申告が重要となり「いつ、どのようなリスク行為があったか」を医師に伝えない限り、性病を想定した専用の検査が行われず、ただの風邪薬を処方されて終わってしまうリスクがあります。
性病での受診、風邪・インフルエンザでの受診どちらを優先するべき?
性的接触の心当たり(性的リスク)が少しでもある場合は、「性感染症(性病)としての受診」を優先、あるいは少なくとも医師にその可能性を伝えるべきです。
風邪やインフルエンザと性病は、初期症状において区別がつかないことが多く、放置することで自分自身の健康(不妊や重篤な合併症)やパートナーへの感染リスクに直結するためです。
一般的な風邪やインフルエンザは多くの場合、安静にしていれば自然治癒しますが、性感染症は適切な治療をしない限り進行します。
一般的な内科や耳鼻科を受診した場合、医師はまず頻度の高い「ただの風邪」を想定します。
そのため、性的接触の事実を正直に伝えない限り、性感染症を想定した専用の検査が行われず、見逃されてしまうリスクがあります。
もし普通の病院へ行く場合でも、性的リスクがあることを必ず申告してください。
発熱が治っても安心できない
「発熱が治まった=性病が治った」と判断して安心することは非常に危険です。 多くの性感染症には、治療をせず放置していても初期症状が自然に消失し、その後に「潜伏期間」や「無症状期」を経て病気が進行するという特徴があるからです。
性感染症の恐ろしさは、「症状がない間も体内で進行し、他人にうつす可能性がある」という点にあります。発熱やその他の症状が治まったとしても、必ず医療機関を受診し、検査によって「病原体が完全に消失したこと(陰性化)」を確認するまで安心はできません。
細菌が体内に残るとどうなるか
性感染症(STD)の病原体が治療されずに体内に残り続けると、一時的に症状が消えたとしても病気は水面下で進行し、将来的に生命に関わる重篤な合併症や不妊症を引き起こすリスクがあります。
全身の臓器や神経への重大なダメージ
特定の性感染症は、治療せずに長期間放置することで全身の臓器に深刻な影響を及ぼします。
梅毒は感染から数年〜数十年を経て「後期梅毒(第3期梅毒)」へと進行し、ゴム腫と呼ばれる肉芽腫による皮膚・骨の組織破壊や、大動脈瘤などの心血管病変を引き起こすほか、中枢神経が侵される「神経梅毒」により認知症様の精神症状や歩行障害を招くことがあります。
また、HIV感染症ではウイルスが免疫細胞を破壊し続けることで、数年〜10年以上経過してから「エイズ(後天性免疫不全症候群)」を発症し、本来なら防げる病原体にも感染して命に関わる状態になります。
同様にB型・C型肝炎も、ウイルスが体内に留まる持続感染(キャリア)の状態から慢性肝炎、肝硬変、肝がんへと進行し、最終的に死に至る可能性があるため注意が必要です。
生殖機能への影響(不妊や妊娠合併症)
クラミジアや淋菌などは自覚症状が乏しいことが多いものの、細菌が体内に留まると生殖器に深刻なダメージを与えます。
女性では、細菌が子宮頸管から腹腔内へと上行して広がることで骨盤内炎症性疾患(PID)を引き起こし、卵管の癒着や瘢痕化によって不妊症や子宮外妊娠(異所性妊娠)の原因となります。
男性においても、尿道から逆行した細菌が精巣上体炎を起こし、最悪の場合は無精子症による男性不妊を招くリスクがあります。
さらに、マイコプラズマ・ジェニタリウムも同様に、子宮頸管炎やPID、不妊症、流早産などに関わっていることが示唆されており、症状がなくとも早期発見が重要です。
最近の全身散布とその他のリスク
淋菌感染症では、菌が血流に乗って全身に広がることで、関節炎や皮疹、稀に髄膜炎や心内膜炎といった重篤な合併症を伴う「播種性淋菌感染症(DGI)」に至るケースもあります。
こうした自身の健康被害に加え、症状がなくても体内に病原体が残っていれば、パートナーや出産時の赤ちゃんへ感染を広げる「感染源」となり続ける点も重大な問題です。
さらに、性器ヘルペスによる潰瘍や、クラミジア・淋菌などによる炎症が体にあると、HIVへの感染リスクが増大することも報告されており、複合的なリスクを避けるためにも放置は禁物です。
性病の細菌やウイルスが体に残ることは、表面上は何も変わらないように見えても、見えない場所で健康や生殖機能を確実に蝕んでいき、気づいたときには取り返しのつかない事態を招く恐れがあります。
そのため、少しでも疑いがある場合は、症状がなくても検査を受け、適切な治療を完遂することが不可欠です。
市販薬で性病の治療はできるのか
一部の疾患については、薬局やドラッグストアで薬を購入し、治療や再発抑制を行うことが可能です。
例えば性器カンジダ症は、過去に医師の診断を受けたことがある再発例や軽症であれば、市販の腟錠やクリームを使用して自己治療できますが、初めて症状が出た場合などは医療機関の受診が推奨されます。
また、ケジラミ症は殺虫成分を含む「スミスリンLシャンプー」やパウダーなどの市販薬を用いて治療するのが一般的です。
口唇ヘルペスについてもアシクロビル軟膏などが市販されていますが、同じヘルペスでも性器ヘルペスの場合は内服薬による全身治療が基本となるため、必ず医師の診察を受ける必要があります。
医療機関での「処方箋」が必須な場合
梅毒、淋菌、クラミジア、マイコプラズマといった主要な性感染症は、市販薬では治療できないため注意が必要です。
これらは細菌やウイルスが原因であり、完治させるには特定の抗菌薬(抗生物質)による適切な治療が不可欠です。
しかし、治療に用いられる「ビブラマイシン(ドキシサイクリン)」などの薬剤は「処方箋医薬品」に指定されており、医師の処方箋なしに購入することはできません。
したがって、これらの感染が疑われる場合は自己判断せず、必ず医療機関で診察を受ける必要があります。
自己治癒のリスク
安易に市販薬で済ませようとする行為には、いくつかの大きなリスクが伴います。
まず誤診の恐れがあり、性感染症は複数の病気が同時に感染していることも多いため、自己判断では別の深刻な病気を見落としてしまう可能性があります。
また、症状が消えたからといって菌が完全にいなくなったとは限らず、専門的な検査で「陰性化」を確認しなければ、知らぬ間にパートナーへ感染させ続けたり、将来的に不妊などの重篤な合併症を招いたりする危険があります。
さらに、自己判断による不適切な薬の使用は、薬が効かない「薬剤耐性菌」を生み出す原因にもなるため、決して推奨されません。
発熱が性病かどうか知るために
自分が性病に感染しているか正確に知るためには、専門的な「検査」が必要です。主な検査方法として、以下の4つが挙げられます。
| 検査手段 | 解説 |
|---|---|
| 医療機関を受診 | 最も確実な方法で、陽性だった場合にその場ですぐに治療を開始できます。 医師の診断に基づき、適切な検査を受けられる安心感があります。 特に「性病専門クリニック」であれば、プライバシーへの配慮が徹底されており、受診しやすいのが特徴です。 |
| 保健所の無料検査 | 各自治体の保健所では、特定の性病(HIVや梅毒など)の検査を匿名・無料で行っています。 しかし、検査できる日時が限られていることが多く、陽性が出た場合は別途医療機関を受診する必要があります。 |
| 郵送検査キットの利用 | インターネット等で検査キットを購入し、自宅で尿や血液などを採取して郵送する方法です。病院へ行く時間がない方や、誰にも会わずに検査をしたい方に適しています。 結果はWebサイトやメールで確認できますが、陽性の場合は改めて医療機関を受診しなければなりません。 |
| 自覚症状のセルフチェック | クリニックのWebサイト等にある「セルフチェック」で、症状から可能性を探る方法です。 最も手軽ですが、クラミジアや梅毒などは無症状の期間も長いため、これだけで「自分は性病ではない」と判断するのは非常に危険ですので、あくまで目安となります。 |


性病が自然治癒することは稀です。放置すると不妊の原因になったり、大切なパートナーに移してしまったりするリスクがあります。少しでも不安がある場合は早めに検査を受けることが、自分と相手を守る最善の方法です。
特に、陽性だった場合に迅速かつ一貫した治療が受けられる医療機関での検査をおすすめします。
発熱が性病かどうか確かめるにはどこに行けばいい?
結論から言うと、性病検査は「性感染症専門クリニック」での受診が最もおすすめです。

ペアライフクリニックでは、患者さまのご不安を少しでも早く解消できるよう、検査結果をいち早くお伝えするためのさまざまな取り組みを行っています。
全院に高精度な性病専門のPCR検査機器を導入し、専門知識を持つスタッフが検査を実施。また、検査結果はWeb上のマイページから、いつでも・どこでも・最短即日でご確認いただけるシステムを導入しています。
検査機器や人材、システムの整備を含め、スピーディかつ正確な診療体制のための設備投資を惜しまず行っております。

ペアライフクリニックでは、患者様のライフスタイルや具体的な不安に合わせて、無駄なく確実な検査プランをご用意しています。
まず、9,800円の「ベーシックチェック」は、国内で最も警戒すべきHIV・梅毒・性器の淋菌およびクラミジアという「4大性感染症」を完全に網羅しており、定期的な健康管理はもちろん、ドキシペップ(予防薬)を処方する際のスクリーニングとしても最適なスタンダードプランです。
また、性風俗やAV業界で活躍されるプロフェッショナルの方には、職業上のリスク管理を徹底サポートする「性風俗業界セット(10,000円)」を提供しています。
こちらはHIV・梅毒・B型肝炎に加え、感染リスクの高い「のど」と「性器」の検査をセットにすることで、安価かつ包括的な安全確認を実現します(視診は別途)。
さらに、フェラチオやアナルセックスなど特定の性行為に起因する不安がある場合には、6,980円から利用可能な「部位別チェック」をお選びください。
のどや肛門など、気にかかる箇所だけをピンポイントかつ確実に検査することが可能です。
性病は検査を受けないとわからない
結論から申し上げますと、多くの性病(性感染症)は、自覚症状が乏しかったり、一時的な症状が自然に消えたりすることが多いため、検査を受けないと自分では感染に気づけないケースが非常に多くあります。
「無症状」である割合が非常に高い
多くの性病は、感染していても目立った症状が出ないことが一般的です。
実際、クラミジアでは女性の70〜80%、男性の約25〜50%が無症状であると報告されており、淋菌でも女性の約40%、男性の約10%が症状のないまま経過することがあります。
また、トリコモナスや細菌性膣症では女性の約半数、男性に至っては大半が自覚症状を感じません。マイコプラズマ・ジェニタリウムに関しても同様に、男性の約30%は無症状であり、女性も不顕性感染(症状が出ない状態)が多いのが特徴です。
このように「症状がない=感染していない」とは限らない点が、性感染症の拡大や重症化を招く大きな要因となっています。
症状が「自然に消えてしまう」
病気そのものが治っていなくても、表面上の症状だけが数週間で消失し、そのまま「潜伏期間」に入ることがあるため注意が必要です。
例えば梅毒の場合、第1期に出現する「しこり」や「潰瘍」は、放置しても数週間で自然に軽快しますが、その裏で体内では菌が全身へと広がっています。
また、性器ヘルペスにおいても水疱などの病変は1〜3週間で自然に治りますが、ウイルスは消滅せず神経節に潜伏し続けるため、生涯にわたり再発を繰り返す原因となります。
このように「症状が消えた=治った」と勘違いしやすい性質が、受診を遅らせる大きな要因です。
他の病気と間違えやすい
初期症状が性病特有のものではなく、単なる風邪や疲れと誤解されやすいケースも少なくありません。
例えばHIVの場合、感染初期に発熱や喉の痛み、リンパ節の腫れといったインフルエンザに似た症状が現れることがありますが、これらは数日から数週間で消失し、その後は数年〜10年以上に及ぶ長い無症候期へと移行してしまいます。
また、のどの感染(咽頭への淋菌やクラミジア感染)においても、自覚症状がないか、あっても軽い風邪のような違和感に留まることが多いため、専用の検査を行わなければ発見は困難です。
性病が原因で発熱した場合の治療にかかる料金
主な性感染症(STI)の治療費用は、疾患や選択する薬剤によって約3,000円〜2万円程度と異なります。
最も高額なのは梅毒(19,800円)で、次いで淋菌・マイコプラズマ・ケジラミが9,800円となっています。多くの患者に見られるクラミジアや性器ヘルペス、ウレアプラズマ、トリコモナス、尖圭コンジローマなどは4,980円で治療でき、カンジダは2,980円と比較的安価です。
治療法は内服薬が中心ですが、梅毒や淋菌のように注射や点滴を用いて即効性を高めるケースや、コンジローマのように塗り薬を用いる場合もあります。
ペアライフクリニックでは、性感染症の治療にかかる費用はお薬代のみとなっております。感染がわかったとき、不安なお気持ちを少しでも和らげられるよう、明確でわかりやすい料金設定を心がけています。
治療にかかる費用は、診察時に丁寧にご説明いたしますので、疑問やご不安があればいつでもお気軽にご相談ください。
性病は併発している可能性があります
性感染症には「1つ見つかれば他も併発している可能性が高い」という特徴があり、実際に淋菌とクラミジアの合併率は約30%にものぼります。
そのため、特定の1項目だけをピンポイントで調べるよりも、セットプランを利用して潜在的な感染をまとめて洗い出すことが医学的に強く推奨されています。
「痛くないから大丈夫」と放置してしまうと、気づかないうちにパートナーへ感染を広げるだけでなく、将来的に不妊症や卵管妊娠、PID(骨盤内炎症性疾患)などの重篤な合併症を引き起こすリスクがあります。
したがって、特定の行為による不安がある場合や、相手の感染が判明した場合には、症状の有無にかかわらず専門的な検査を受けることが、唯一の確実な判断方法となります。
性病による発熱を予防する方法
感染による発熱を予防するには、物理的な遮断、ワクチン接種、および薬を用いた予防投与を組み合わせた対策が有効です。
物理的・行動的な予防方法
まず、予防の基本は「コンドームの正しく継続的な使用」です。
これはHIV、淋菌、クラミジア、梅毒といった主要な性感染症のリスクを大幅に低減させる最も有効な手段ですが、コンドームで覆われていない部位からも感染する性器ヘルペスや尖圭コンジローマ、梅毒などを完全に防ぐことはできません。そのため、感染機会そのものを減らす「パートナーの特定」も同時に意識することが重要です。
ワクチン・予防薬による予防
ペアライフクリニックでは、治療だけでなくワクチンによる積極的な予防も行っています。
特に本来は髄膜炎用である「B型髄膜炎菌ワクチン」は、淋菌と髄膜炎菌が近縁種であることからワクチン接種から2年間、淋菌感染を約51%予防できるとされ、内服の予防薬(ドキシペップ)との併用も提案されています。
その他、性行為や血液を介するリスクに備えた「B型肝炎ワクチン」、肛門接触などによる感染を防ぐ「A型肝炎ワクチン」に加え、尖圭コンジローマや子宮頸がんの原因ウイルスをブロックする「HPVワクチン」など、個々のリスクやライフスタイルに応じた予防接種が推奨されています。
予防薬による予防
ペアライフクリニックでは性行為の前後で薬を服用し、感染リスクを大幅に低減させる「生物医学的予防」も推奨しています。
具体的には、行為後72時間以内(理想は24時間以内)に内服して梅毒・クラミジア・淋菌を防ぐ「ドキシペップ」があり、1回2,000円で50〜70%以上のリスク低減が期待できます。
対HIVでは、事前に薬(TAFERO等)を服用して99%近く感染を防ぐ「HIV PrEP(曝露前予防)」と、リスク行為後72時間以内に緊急薬(TAFFIC等)を28日間服用する「HIV PEP(曝露後予防)」の2種類が用意されています。
ただし、これらは100%の感染防止を保証するものではないため、耐性菌の出現を防ぐための定期的なスクリーニング検査が不可欠であり、副作用(嘔気)や低用量ピルとの飲み合わせ(避妊効果への影響)にも十分な留意が必要です。
性病で発熱のまとめ
性病の症状として「発熱」が現れている場合、それは梅毒やHIV、肝炎といった重い病気が隠れている可能性があります。
「たまたま熱が出ただけ」「風邪だろう」と自分で判断して放置してしまうのが最も危険です。気づかないうちに体内でウイルスや細菌が増殖し、取り返しのつかない事態になってしまうことも珍しくありません。少しでも「おかしいな」と感じたら、迷わず医療機関を受診してください。
特に、即日検査・即日治療が可能な「性感染症専門クリニック」なら、誰にも知られずにスピーディーに不安を解消できます。
あなたの体と未来、そして大切なパートナーを守るために、重症化する前に今すぐ行動を起こしましょう。
よくあるご質問
A.
性行為の心当たりがある場合は、「性感染症内科」を受診してください。 一般的な内科では、性病特有の検査キット(咽頭や性器のPCR検査など)を常備していないことが多く、「ただの風邪」と診断され、解熱剤の処方だけで終わってしまうリスクがあります。これでは原因菌が体内に残り続け、重症化する恐れがあります。 ペアライフクリニックでは、発熱の原因が性病であるかを特定する専門的な検査を行い、陽性であればその場で専門的な治療を開始できます 。
A.
いいえ、当院では最短「即日」で結果をお伝え可能です。 一般的な病院では結果判明まで数日〜1週間かかることがありますが、ペアライフクリニックでは院内に高精度の精密検査機器を導入しています。 淋菌やクラミジアであれば最短90分、HIVや梅毒、B型肝炎のスクリーニング検査であれば最短20分で結果が判明します 。発熱などの症状があり、一刻も早く安心したい方は、当院の迅速検査をご利用ください。
A.
はい、パートナーの方も必ず検査を受けてください。 性病の多くは「無症状」のまま進行します。例えばクラミジアの場合、女性の約80%、男性の約50%が無症状であるというデータがあります 。 「熱がない=感染していない」ではありません。あなたが発熱している場合、すでに感染が進行している可能性があります。ピンポン感染(お互いにうつし合うこと)を防ぐためにも、症状の有無に関わらず、お二人での検査・治療を強く推奨します。
A.
自己判断での様子見は推奨しません。 解熱剤を飲めば一時的に熱は下がりますが、性病の原因である「細菌」や「ウイルス」は消えません。 特に梅毒やHIVなどの感染症は、放置すると脳や心臓、神経に重大なダメージを与えるリスクがあります 。発熱は体が発している危険信号です。薬でごまかさず、専門医による根本的な治療を受けてください。