女性のHPV(ヒトパピローマウイルス)検査 検査方法やメリットについて
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- 女性のHPV(ヒトパピローマウイルス)検査 検査方法やメリットについて
- HPV(低リスク)
- 9,800
- HPV(中・高リスク)
- 19,800
- HPV(全型)
- 24,800
- 20代の方は、自治体のHPV検査の対象になりません。HPV検査単独法は30歳以上が対象です。20代の検診は細胞診です
- HPV検査単独法は、30歳からの5年刻みの年齢(節目年齢)に行うことが推奨されています。その年でない年に受けた方には、次は節目年齢に案内が届きます
- この方法を実施するには、精度管理の体制やデータベースなど5つの要件をすべて満たす必要があります。要件を満たしていない市町村では、30歳以上でも細胞診です
- 予約は不要です。平日は夜21時まで診療しています
- 待合室は完全個室です。院内は一方通行の導線で、ほかの患者様と顔を合わせない設計にしています
- お名前・ご住所の登録、保険証は不要です
- 初診料・再診料はいただいていません
当院の女性のHPV検査は、採取用トイレで、専用のぬぐい棒を使ってご自身で採取していただきます。内診台に上がる必要はありません。
HPVは、性行為の経験がある人の多くが一度は感染するウイルスです。感染しても2年以内に検出されなくなることがほとんどで、感染したこと自体は珍しいことではありません。この検査で分かるのは、いま採取した部位にHPVがいるかどうかです。がんの有無を判定する検査ではありません。
この検査は、自治体が行う子宮頸がん検診の代わりにはなりません。
陽性だったときに婦人科での細胞診に繋げるのがこの検査です。
目次
女性のHPV検査の受け方と費用

採取用トイレにご案内します。中に専用のぬぐい棒と、採り方を書いた紙を置いてあります。ぬぐい棒を腟に入れて数回まわし、容器に戻して受け渡し口に置いてください。この間、医師やスタッフが立ち会うことはありません。
HPV検査は、結果のご報告までにお日にちをいただきます。
当院は初診料・再診料をいただいていません。検査費用のほかにかかる費用はありません。その他の検査料金は料金表でご確認いただけます。
3つのプランはどう違うのか
3つの違いは、調べる型の範囲です。
| 検査 | 調べる型 | 気になっていることの例 |
|---|---|---|
| HPV(低リスク) | 尖圭コンジローマの原因になる型 | イボのようなものがある/パートナーに指摘された |
| HPV(中・高リスク) | 子宮頸がんとの関連が報告されている13型 | 子宮頸がんが心配/次の検診まで間があく |
| HPV(全型) | 低リスク型から高リスク型まで判別 | 自分がどの型を持っているか知りたい |
「HPV(中・高リスク)」で調べるのは13の型です。そのうち12の型を、国際がん研究機関はヒトに対して発がん性があると評価しています。残るひとつ(68型)は、発がん性がおそらくあるとされている型です。
「HPV(全型)」は、この13の型に、尖圭コンジローマの原因になる6型・11型を加えた15の型を調べます。HPVの型は200種類以上あり、「全型」という名称でも、対象はこの15の型です。
どれを選ぶかは、症状の有無やご不安の内容によって変わります。医師にご相談ください。
自治体の子宮頸がん検診との違い
「検診を受けているから、この検査は要らないのでは」。「この検査を受ければ、検診には行かなくていいのでは」。どちらもよくいただく質問です。
見ているものが違う
市町村が行う子宮頸がん検診の中身は、国の指針で決まっています。当院の検査は、この指針とは別の自由診療です。
| 自治体の子宮頸がん検診 | 当院のHPV検査 | |
|---|---|---|
| 見るもの | 細胞の変化(細胞診) 高リスク型HPVの有無(HPV検査単独法) | HPVの有無と型 |
| 対象 | 20歳以上の女性(細胞診) 30歳以上の女性(HPV検査単独法) | 年齢の定めなし |
| 間隔 | 原則2年に1回(細胞診) 原則5年に1回(HPV検査単独法) | 定めなし |
| 採取 | 医師が採取 HPV検査単独法も医師採取が原則 | ご自身で採取 |
| 費用 | 自治体の補助あり | 全額自己負担 |
検診の細胞診は、細胞がすでに変化しているかどうかを見ます。HPV検査は、その変化を起こしうるウイルスがいるかどうかを見ます。順番でいえば、HPV検査のほうが手前です。
2024年4月から、要件を満たした市町村ではHPV検査単独法を選べるようになりました(厚生労働省「HPV検査単独法による子宮頸がん検診の導入」)。ただし実施している市町村はまだ少なく、2024年度から導入するところが出はじめた段階です。
自治体の検診を受けたくても受けられない年がある

検診を受けたいのに、順番が回ってこない年があります。
たとえば次のような場合です。
検診まで間があくとき、その間を自費のHPV検査で埋められます。ただし、検診の代わりにはなりません。
HPV検査は検診の代わりにはならない
理由は3つあります。
まず、国の指針は、検診の検体を医師が採取することを原則としています。細胞診では自己採取を認めていません。HPV検査単独法でも医師採取が原則です。国立がん研究センターは、有効性評価に基づく子宮頸がん検診ガイドライン更新版で、自己採取法については国内でのエビデンスが不足しているとしています。
そして検診では、陽性だったあとの道筋が仕組みとして決まっています。同じ検体で細胞診を行い、必要ならコルポスコピー(腟拡大鏡診)と組織診に進みます。
最後に、検診では次にいつ受けるかが決まっています。HPV検査が陰性なら5年後、陽性でも細胞診が陰性だった方は1年後に、自治体から案内が届きます。
自治体の検診を受けられる年齢と時期にあたる方は、そちらが第一の選択肢です。対象になる年齢も、細胞診かHPV検査単独法かも、市町村ごとに違います。
HPV検査で陽性だったとき、次に何をするか
結果が陽性でも、がんという意味ではありません。高リスク型のHPVが、採取した場所から見つかったということです。
HPVに感染しても、多くは2年以内に検出されなくなります。国立がん研究センターは、感染が続いた場合に数年から十数年かけて前がん病変という段階を経て、子宮頸がんが発生することがあるとしています。年単位の時間があるということでもあります。
陽性だった方は、婦人科で細胞診を受けてください。ウイルスがいることと、細胞が変化していることは別です。
細胞診は、婦人科で内診台を使い、医師が子宮頸部の細胞を採る検査です。
当院では細胞診、コルポスコピー、組織診を行っておりません。専門的な検査と治療ができる医療機関をご案内します。
腟から採った検体が陰性なら、いま採取した部位に高リスク型は見つからなかった、という意味です。のどや肛門など、採取していない部位の感染までは分かりません。陰性であっても、この先も陰性であるとは限りません。自治体の検診の対象年齢にあたる方は、次の案内が来たときに受けてください。
HPVの検査前によくいただくご相談
検査前の段階で、よくいただくご相談です。
生理中に来院された場合
経血の量によっては、あらためてご来院いただくようご案内する場合があります。ご予定が立てにくい場合は、来院前にお問い合わせいただくか、カウンセリングでご相談ください。
パートナーの検査で陽性と分かった
HPVはパートナー間で共有されることが多く、どちらが先に感染したかを特定する方法はありません。ご自身の状態を確かめたいときに、この検査を受けていただけます。
お二人で来院してご相談いただくことも可能です。
イボのようなものがある
外陰部にイボのようなものがあるときは、低リスク型が関係していることがあります。尖圭コンジローマという病気で、見て診断します。検査より先に、まず診察を受けてください。
尖圭コンジローマについて→HPVワクチンを接種する前
HPVワクチンは、まだ感染していない型に働きます。すでに感染している型を体から取り除く薬ではありません。接種の前にHPV検査を受けなければならないという決まりはありません。検査を受けずに接種を受けていただけます。
HPVワクチンについて→女性がペアライフクリニックでHPV検査を受けるとき

渋谷・上野・横浜・名古屋・大阪梅田・札幌の6院で受けていただけます。
女性の方へ→HPV検査でよくあるご質問
A.
上がりません。採取用トイレで、専用のぬぐい棒を使ってご自身で採取していただきます。
A.
個室のトイレでお一人で採取していただきます。医師やスタッフが立ち会うことはありません。
A.
ぬぐい棒を腟に入れて数回まわすだけの検査です。腟を器具で広げることはありません。違和感があるときは、無理に続けなくてかまいません。
A.
経血が多いときは、あらためてご来院いただくようご案内する場合があります。ご予定が立てにくい場合は、来院前にお問い合わせいただくか、看護師にご相談ください。
A.
当院のHPV検査は自由診療で、全額自己負担です。
A.
受けていただけます。HPVは性行為で感染するウイルスですので、経験のない方では感染している可能性は低くなります。受けるかどうかを決めるご相談も承っています。
A.
HPVの感染そのものには、自覚できる症状がほとんどありません。症状がないことと、感染していないことは別です。検診をしばらく受けていない方、パートナーが陽性といわれた方から多くご相談をいただきます。
A.
ワクチンは対象となる型の感染を防ぐもので、すべての高リスク型を含んではいません。また、接種より前に感染していた型には働きません。接種を受けた方も、対象年齢にあたる場合は自治体の子宮頸がん検診を受けてください。
A.
お名前・ご住所の登録、保険証の提示は不要です。予約も不要です。
女性のHPV検査についてのまとめ
検査を受けられる方は、予約なしで来ていただけます。保険証も、お名前の登録も不要です。
陽性だったときは、婦人科で細胞診を受けてください。行き先は当院からもご案内します。最終的な判断は、医師が個別の状況に応じて行います。ご不安なことがありましたら、検査を受けるかどうかも含めて、まずご相談ください。