尖圭コンジローマ
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- 1 尖圭コンジローマとは
- 2 尖圭コンジローマが発症する原因
- 3 尖圭コンジローマの感染経路
- 4 尖圭コンジローマの潜伏期間について
- 5 尖圭コンジローマの症状
- 6 尖圭コンジローマと似た病変
- 7 尖圭コンジローマの検査方法
- 8 高リスク型HPV検査について
- 9 尖圭コンジローマの治療について
- 10 尖圭コンジローマの治療方法
- 11 尖圭コンジローマの症状が治るまで
- 12 なぜ尖圭コンジローマは再発しやすいのか
- 13 尖圭コンジローマに感染した際の注意点
- 14 尖圭コンジローマの予防方法
- 15 尖圭コンジローマの検査費用
- 16 ペアライフクリニックは予約不要でご来院いただけます
- 17 コンジローマについて よくあるご質問
- 18 尖圭コンジローマについてのまとめ
- 19 尖圭コンジローマに関する関連記事
- 男性器
- 女性器
- 肛門
- 口や喉
- カリフラワーのようなできもの
- トサカのように尖ったイボ
- 密集したイボが数箇所に存在する
- ピンク色や茶褐色、灰白色
- イボが大きくなっていく
- イボが増える
- イボが出来たり消えたりする
- 週に3回隔日(例:月・水・金)
- 6~10 時間後に石鹸で洗い流す
- 膣や肛門などの粘膜に塗布しない
- 尖圭コンジローマ検査(視診)
- 3,980
- HPV低リスク検査
- 6,980
- 尖圭コンジローマ治療
- 4,980
- 男性HPV(中・高リスク)
- 19,800
- フルチェック
- 24,800
- パーフェクトチェック
- 39,800

「尖圭コンジローマ」はトサカ状のイボのような症状が出るHPVが原因の性病です。痛みや痒みなどの症状がないため、お風呂やトイレで気づいた患者様が多くいらっしゃいます。
当院は尖圭コンジローマ検査実績4,876件。性感染症学会所属の医師による視診にて診断いたします。
尖圭コンジローマ治療実績1,069件と多くの方の治療も行なってまいりました。当院では「ベセルナクリーム」という塗り薬での治療となります。電子メスなどの除去手術をご希望の方は、近隣の医療機関にご紹介いたします。
目次
この記事の監修ドクター
百束 全人 ペアライフクリニック横浜院
平成30年 日本医科大学医学部 卒業
▼資格
日本性感染症学会 会員
日本感染症学会 会員
直接人の役に立ちたいと医学の道を志し、泌尿器科・皮膚科での経験を経て、ペアライフクリニック院長に就任。

尖圭コンジローマとは
尖圭コンジローマとは、HPV(ヒトパピローマウイルス)に感染することで発症する性感染症の一つです。よく目にする子宮頸がんの原因となるウイルスもHPVといわれますが、尖圭コンジローマもHPVが原因で発症します。HPVには多くの種類が存在し、型で判別されています。それぞれの型で、「がん」になったり、いぼだけで「がん」にはならないものがあります。
HPVにはいくつか種類があり、尖圭コンジローマは低リスク型といわれる、6型・11型の2種類に感染することで発症します。90%以上の尖圭コンジローマはこの2つの型によるものです。これらは非腫瘍性であり、悪性化のリスクは低いとされています。
先の尖ったイボのような非腫瘍性病変を形成することから、尖圭コンジローマという病名がついています。発症しても自覚症状はあまりなく、不快感や性器のかゆみなどが生じてから発症に気づくケースが多いです。イボは大きくなったり増えたりを繰り返し、見た目も悪いので、精神的な苦痛をもたらすこともあります。
HPVとは?
ヒトパピローマウイルス(HPV)は、主に性交渉によって生殖器やその周辺の粘膜にイボをつくるウイルスで、遺伝子型は150種類以上あります。16、18、31、33、45、52、58型などのHPVはがんになりやすく、子宮頸部(子宮の入り口部分)に感染すると子宮頸がんに進行することがあります。そのほか中咽頭がん、肛門がん、膣がん、外陰がん、陰茎がんなどの原因になります。
尖圭コンジローマの感染者数
尖圭コンジローマは全国1000弱の定点医療機関で感染者数が報告、集計されており、2021年には合計 5,602人、一医療機関当たり5.69人の感染者が報告されています。2005年には男女ともにピークから減少傾向にあったのが、2012年より再び増加傾向となっています。
しかし、こちらの数値はほんの一部の報告数のため、実際の罹患者は数倍もいることでしょう。実際に当院でも多くの尖圭コンジローマの方を診察しております。
尖圭コンジローマが発症する原因
尖圭コンジローマとは、HPV(ヒトパピローマウイルス)に感染することで発症する性感染症の一つです。よく目にする子宮頸がんの原因となるウイルスもHPVといわれますが、尖圭コンジローマもHPVが原因で発症します。HPVには多くの種類が存在し、型で判別されています。それぞれの型で、「がん」になったり、いぼだけで「がん」にはならないものがあります。
HPVにはいくつか種類があり、尖圭コンジローマは低リスク型といわれる、6型・11型の2種類に感染することで発症します。90%以上の尖圭コンジローマはこの2つの型によるものです。これらは非腫瘍性であり、悪性化のリスクは低いとされています。
尖圭コンジローマの感染経路
尖圭コンジローマは基本的に性行為で感染する感染症です。粘膜同士の接触で、傷口などから尖圭コンジローマの原因となるHPVが侵入した際に尖圭コンジローマに感染します。
感染する部位
尖圭コンジローマは性器だけでなく、粘膜がある箇所には全て感染します。皮膚でも細かい傷から感染が成立することがあります。
尖圭コンジローマに感染する行為
尖圭コンジローマは通常のセックス以外にもオーラルセックスやアナルセックス、キスでも感染する可能性があります。
性的接触により皮膚や粘膜の微小な傷から皮膚の細胞に感染し、2週間~8か月(平均2~3か月)の潜伏期間を経て乳頭腫と呼ばれるイボを作ります。
全ての患者さんがイボを発症するわけではなく、症状のない無症候性感染や、ウイルスの極めて少ない潜伏感染の状態もあります。潜伏期間は幅広く、感染機会を特定することは時として困難です。
尖圭コンジローマは性行為以外でも感染する?
基本的に感染リスクは低いと考えられます。一方、口内や唇などに尖圭コンジローマができている人とキスやオーラルセックスをすれば、感染する恐れがあります。また手にHPVが付着している状態で、傷口や粘膜などに触れる場合も、感染リスクがあります。膣内に尖圭コンジローマがあれば、分娩時に産道を通じて新生児に感染することもあります。
尖圭コンジローマの潜伏期間について
尖圭コンジローマの原因であるHPVは、性的接触で皮膚や粘膜の小さな傷から感染します。潜伏期間は2週間〜8か月と長く、感染時期や相手を特定するのは困難です。
HPVが細胞に入り込むと、潜伏を経てイボ(乳頭腫)を形成します。すべての感染者が発症するわけではなく、無症候性や潜伏感染のまま経過することもあります。
尖圭コンジローマの症状
HPVに感染すると尖圭コンジローマを発症することがあります。尖圭コンジローマはHPVが多く増殖したイボなので、患部を拭って精密検査(HPV低リスク)を行います。
上記のような症状が尖圭コンジローマの主な特徴です。見た目から感染に気づきやすいと思われがちですが、痛みが伴わないことがあるため、症状に気づかないケースが多くあります。

男性の主な症状

男性では亀頭やその手前の溝の部分、陰嚢などに薄いピンク色または茶色の鶏のトサカ状やカリフラワー状、または乳頭状(おわんを伏せた形)のイボを生じることが多いです。
包茎の男性は感染リスクが高く難治性です。また肛門周辺や肛門内、尿道口にも感染し、尿道・直腸内部にも発症することがあります。
症状としては無症状の方がほとんどですが、かゆみや痛みを伴うことも稀にあります。
女性の主な症状

女性でも同じく薄いピンク色または茶色の鶏のトサカ状やカリフラワー状、または乳頭状(おわんを伏せた形)のイボを大小陰唇、会陰部、膣、子宮の入り口である頸部にも発症することがあります。
母子感染をするリスクもあるため、妊娠・出産を控えているかたはブライダルチェックを受けましょう
症状としても男性と同じく無症状の方がほとんどですが、かゆみや痛みを伴うことも稀にあります。
尖圭コンジローマと癌の関連性について
尖圭コンジローマはHPVと検出されその中でも複数の型に分類されます。その中でHPV16型,18型が発症すると子宮頸がんになります。
HPV16型,18型発症すると子宮頸がんになります。症状が進行すると不正出血、おりもの異常、性交時の出血などが現れます。放置することで死ぬ可能性があるので早期発見・早期治療が重要です。
尖圭コンジローマと似た病変
尖圭コンジローマのイボは、真珠様丘疹・フォアダイス・水いぼ・ボーエン様丘疹症・悪性腫瘍など他の病変と見分けがつきにくいことがあります。見た目だけでは鑑別が難しいため、自己判断は危険です。性器周辺に異常を感じた場合は、当院までご相談ください。
尖圭コンジローマの検査方法

尖圭コンジローマの検査は、医師が診て判断する「視診」となります。尖圭コンジローマの特徴であるイボなどの症状を見て、判断いたします。
当院では、HPV低リスクの精密検査が可能です。尖圭コンジローマの感染リスクも検査できますので、ご不明点がある方はお気軽にご来院ください。
女性の場合は、膣分泌物からHPV高リスクの精密検査を行うことも可能です。
低リスク型HPV検査とは?
コンジローマのあるパートナーとの性交があり感染リスクがあること、視診で特徴的なイボを認めることから診断されます。また、患部のぬぐい液よりウイルスDNAを検出することで診断することも可能です。ただし、潜伏期間が平均2~3か月前後あるため、感染機会があってもすぐには症状が現れず、検査可能時期はイボの症状が現れてから行います。
高リスク型HPV検査について
HPVの型によっては、感染した細胞から子宮頸がんなどの悪性腫瘍をもたらすものがあります。それら悪性化に関わる代表的なHPVの型のDNAを検出します。女性の膣分泌物からHPV高リスクの精密検査をすることで判定します。
HPV高リスクの精密検査により、早い段階でがんを発見できる可能性があります。もし陽性ならば、早急の子宮頸がん検診(細胞診)が推奨されます。
尖圭コンジローマの治療について
尖圭コンジローマは梅毒や淋病、クラミジアなどの細菌性の性病とは毛色が大きく異なります。大きな違いは原因がウイルス(HPV)であり、目に見えるイボができることです。治療する際に気になる痛みや再発に焦点を当てて解説いたします。
尖圭コンジローマの治療方法
尖圭コンジローマは外用薬もしくは外科的療法、凍結療法により治療いたします。


外科的切除:電子メス、レーザー
ペアライフクリニックでは、尖圭コンジローマに対しては外用薬のみの対応となっております。塗り薬と外科的療法、凍結療法どちらも特徴があり、優劣をつけることはできません。
塗り薬と外科的療法の比較
| 特徴 | ベセルナクリーム | 外科的切除 |
|---|---|---|
| 即効性 | △(時間がかかる) | ◎(その日に消える) |
| 痛み | ◎(塗る時は痛くない) | △(麻酔と術後の痛みあり) |
| 傷跡 | ◎(ほとんど残らない) | △(治るまで擦り傷のようになる) |
| 通院 | 少なくて済む | 処置と経過観察が必要 |
| 向いている人 | イボが小さく数が多い人 手術が怖い人 | イボが大きい・数個だけの人 すぐに無くしたい人 |
塗り薬:ベセルナクリーム5%
ベセルナクリーム5%(イミキモド)による、尖圭コンジローマの治療は一般的となっております。治癒率が60%~90%、再発率が20~30%であるため複数回治療を繰り返さないといけないケースもあります。
ベセルナクリーム自体にはウイルスを殺す成分は入っておりません。コンジローマのウイルス(HPV6型・HPV11型)は、免疫細胞に見つからないように隠れるのが特徴です。そのため、体が異変に気づかず、イボが成長してしまいます。
そこでベセルナクリームと塗布することで、体の免疫細胞が集まりウイルス感染した細胞ごと攻撃して破壊します。つまり、ベセルナクリームを使用した治療方法は自身の免疫力を高めて治療する方法といえます。
ベセルナクリームを使用したコンジローマの治療方法
ベセルナクリームを使用した治療方法には下記のようなルールがあります。
治療方法をしっかりと厳守した上で治療する必要があります。
ベセルナクリームを毎日塗布してしまうと免疫の力が強くなり過ぎてしまい、正常な皮膚まで破壊してしまう可能性があります。ベセルナクリームの適正な作用時間は6~10時間となっており、それ以上皮膚につけておくと炎症がひどくなります。
同様に体の粘膜(湿っている部分)は吸収率が高いため、激痛や腫れの原因となります。尿道付近にも刺激が強いため塗ることはできません。上記以外の箇所にあるイボにのみ塗布をしてください。
凍結療法
次に凍結療法によるコンジローマの治療をご紹介します。コンジローマの凍結療法では、液体窒素を含ませた綿棒をいぼ(疣贅)に数秒ずつ押し当てて凍らせ、細胞を壊す方法を用います。病変が白くなるまで凍結し、この処置を1〜2週間ごとに繰り返します。
処置中に痛みはありますが、通常は麻酔がなくても対応可能です。ただし、いぼが大きい場合には向かないことや、治療が数週間にわたるというデメリットがあります。
外科的療法
外科的な治療には、レーザーで焼いて除去する方法(炭酸ガスレーザー・ホルミウムレーザー)や、電気メスで焼き切る方法、ハサミで切り取る方法などがあります。これらはいずれも局所麻酔が必要です。
レーザー治療は、組織へのダメージが浅いため治りが早く、傷あとが残りにくいという利点がありますが、専用の高額な装置が必要です。いぼが大きい場合は、まずハサミで上の部分を切除し、そのあと根元をレーザーで広めに蒸散(焼灼)すると短時間で処置できます。
尖圭コンジローマの症状が治るまで
尖圭コンジローマは、細菌性の性病とは異なり症状がなくなれば完治となります。また、イボの大きさにより治療までの日数は異なります。ベセルナクリームで治療した当院の患者様を例に挙げてご紹介いたします。
治療から1週目~2週目
見た目にはほとんど変化がありません。塗布の決まりがある中で症状が改善されないと効かないのではないかと思われる患者様の多いですが、免疫細胞は集まってきています。
治療から3週目~4週目
イボの周りが赤くなり出し、皮膚がむけてきます。またベセルナクリームを塗布するとヒリヒリ感を感じるようになります。これは薬が効いてきたあかしです。ベセルナクリームは炎症が起きなければ治療することができません。
治療から5週目
炎症のピークを超えることでイボが急に滑らかになります。ボロボロと崩れるように小さくなり最終的には皮膚が再生して綺麗な肌に戻ります。
上記の過程を経て尖圭コンジローマの治療が完了します。しかし、例を挙げた患者様はさほど大きいイボでなかったため約1ヶ月で治療が完了しましたが、必ずしもこの期間で治療が完了するとは限りません。
ベセルナクリームの16週間ルール
ベセルナクリームには、治療の上限期間「16週間=約4ヶ月」があります。16週間使用しても改善がみられない場合は、治療を中止することが推奨されています。これは、それ以上続けても効果が期待できない以下の理由によるものです。
・薬が効きにくいタイプの可能性
・いぼが大きすぎる可能性
こうした場合は、治療を引き延ばすよりも、外科的切除(手術)や凍結療法など、より確実な治療へ切り替えることをご提案いたします。
なぜ尖圭コンジローマは再発しやすいのか
尖圭コンジローマ治療後、再発率20~30%と性病の中でも極めて高い再発率となっております。再発しやすい原因はいくつかあります。大きく3つに分けてご説明いたします。
①目に見えるイボは一部だから
目に見えるイボは、ウイルス感染細胞が盛り上がった部分であり、全体のごく一部にすぎません。治療で取り除けるのは、あくまで見えている部分のみです。実際には、その周囲の一見正常に見える皮膚にもウイルスが潜んでいます。
②ウイルスが「ドーナツ状」に広がっているから
イボの中心だけにウイルスがいるわけではありません。多くの場合、イボを中心として周囲の皮膚に“輪っか”のようにウイルスが広がることが確認されています。
そのため、イボをギリギリで切り取ってもすぐ外側の「ドーナツ部分(正常に見える皮膚)」にウイルスが残っているため傷が治るタイミングで、傷のフチからイボが再発することは珍しくありません。
③潜伏期間が長く時差があるため
HPVの潜伏期間は、約3週間〜8ヶ月と非常に長いことが特徴です。そのため、今できたイボが最近の治療で取り残したもの半年前に感染して眠っていたものが、たまたま今出てきただけどちらなのか判別できません。
この潜伏期間の長さにより、治療中〜治療後の数ヶ月は、複数回出現する時期がどうしても起こります。
尖圭コンジローマに感染した際の注意点
尖圭コンジローマのイボは痛みなどがないため放置されることが多いです。しかし、放置すると癌になる可能性があります。そのため、痛み、痒みなどの症状がなくてもイボが現れたら、早急な検査と治療を行うことを推奨します。
尖圭コンジローマの予防方法
尖圭コンジローマを発症する、HPVは皮膚や粘膜の微小な傷から侵入・感染するため、感染予防にはコンドームの使用が基本となりますが、ウイルスに未感染の場合にはHPV6型、HPV11型やその他の高リスク型へのワクチンがあり、これを接種することで感染予防の効果があるとされています。
尖圭コンジローマの検査費用
尖圭コンジローマに感染している方は、淋菌・クラミジア・梅毒など他性感染症も発症している可能性が高いため、セットプランもご用意しております。症状や既往歴などをもとに検査プランをご提案いたしますので、お困りの方は一度当院にご来院ください。
ペアライフクリニックは予約不要で
ご来院いただけます

「感染行為を行いすぐにでも検査を受けたい方」
「先の予定がたてにくく予約を取ることが難しい方」、「予約を取ることがめんどくさい方」「性感染症に該当する症状を発症しているが誰にも相談できない方」など
性感染症は誰にも感染するリスクがあるのにも関わらず受診しずらい感染症だからこそ予約不要で手軽にご来院いただける体制を整えています。
検査を受けたその日に検査結果がわかり、陽性だった場合には当日に治療を開始することができます。また、性感染症・感染症学会に所属している医師が常駐しております。ご不安なことがありましたらお気軽にご相談くださいませ。
コンジローマについて よくあるご質問
A.
ご自身の免疫によってイボが自然になくなる場合もありますが、再発することが多いです。1年以内に約30~50%の方は再発することがあります。
コンジローマは再発リスクが高いため、治療をおすすめします。
A.
ヒトパピローマウイルス(HPV)が原因となりコンジローマが発症します。潜伏期間は数週間から8カ月程度あるため、症状がなくても感染の可能性があります。イボなどの症状がでたら必ず検査・治療しましょう。
A.
治療中の性行為はお控えください。
治療が完了し、症状がなくなったタイミングで改めてご来院ください。医師が治癒判定いたします。
A.
いいえ。コンジローマは再発リスクが高い感染症です。症状がなくなっても1年以内に30~50%の方が再発するといわれております。異なるHPVの型の重複感染や、同じHPVの型の再感染もありえます。予防するには、未感染時期でのHPVワクチン接種しかありません
A.
イミキモドクリームは、塗ると局所免疫の活性化を引き起こすクリームなので、ややヒリヒリした感じがすることもありますが、それは薬の効いている証拠です。ただし、一部の方に赤みやただれなどの副作用が出ることがあります。副作用が強すぎるときは中止しますので医師に相談してください。
A.
最初の治療として1週間分の塗り薬を処方しますが、副作用が無ければ改めて塗り薬を処方いたします。2か月みても改善が見られない場合は外科的手術で取り除きます。
A.
当院では塗り薬のみの治療となります。
塗り薬での治療はリスクが少ないだけでなく、再発リスクが低いといわれております。症状により、外科的手術が可能な病院へご紹介する場合があります。
A.
基本的には性行為で感染する病気です。
手指や病変部位に接触する物を経由した接触感染で感染することがあります。 また、分娩時の産道感染で母子感染することがあります。
尖圭コンジローマについてのまとめ
尖圭コンジローマは、HPV(ヒトパピローマウイルス)への感染が原因で発症し、性器周辺にイボができる性感染症です。潜伏期間が長く、平均2~3か月を経て発症します。
治療法は塗り薬や外科的な切除が主ですが、再発しやすいため根気強い治療が必要です。予防にはHPVワクチン接種が最も有効であり、また感染拡大を防ぐためにも、パートナーと共に検査・治療を行うことが重要です。性器周辺に異常を見つけたら、すぐに専門のクリニックを受診しましょう。




