性風俗店でサービスを受ける際には、性病に注意する必要があります。性病とは、性行為の際に感染する病気のことを指し、性行為によって病原菌が性器や肛門、口などの粘膜に付着することで感染します。

性病に感染しても、必ずしも症状があるとは限りません。性病は無症状であるケースが多くの割合を占めるため、自身が性病の感染に気づかずに大切なパートナーに移している可能性もあります。

性風俗店(デリヘル・ソープ・ピンサロ)を利用することで、感染の可能性がある性病を理解することで、正しく予防や対処をすることができます。

性風俗店(デリヘル・ソープ・ピンサロ)で感染する性病の種類、そして対処法についてわかりやすく解説いたします。正しい知識定期的な検査で、性病の感染リスクを減らしましょう。

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風俗で感染する性病の種類

性風俗店の利用で感染する性病の種類には、主に以下のようなものがあげられます。

・梅毒
・クラミジア
・淋菌
・マイコプラズマ
・ウレアプラズマ
・性器ヘルペス
・尖圭コンジローマ
・トリコモナス
・カンジダ
・HIV/エイズ
・B型肝炎
・C型肝炎

性行為での感染には、この他にケジラミや疥癬などがあります。

性病は膣成功(SEX)をしなくても、粘膜から感染します。性器以外にのどや肛門から、感染してしまう病気です。感染から数か月経過してから症状が現れることがあるため、性風俗をご利用される方は定期的な検査をおすすめします。

性風俗店①デリヘルで感染する性病

デリヘルのサービスでは、素股が行われます。これは直接的な性交ではありませんが、性器同士が接触するため、性病の感染リスクからは避けられません。

また、オーラルセックス(フェラチオやクンニ)が行われる場合にも、のどから性器や肛門への感染するリスクがあります。

上記で紹介した性病のどれもが、デリヘルで感染する可能性があります。本番行為をしないから性病にはかからないと思わないようにしましょう。デリヘルの利用で感染する可能性が高い性病は以下になります。

・淋病
・クラミジア
・コンジローマ
・梅毒
・ヘルペス

性風俗店②ソープで感染する性病

ソープのサービスには、膣性交やキスなど、粘膜の接触を伴う行為が多く含まれます。避妊具(コンドーム)を着けずに性行為を行うと、性病の感染リスクは高くなります。ディープキスだけでも、感染力の強い性病に感染するリスクがあるため、相手の感染状況が不明な場合には、十分に注意しましょう。

ソープでのサービスは、下記すべての性病感染の可能性があります。

・梅毒
・クラミジア
・淋菌
・マイコプラズマ
・ウレアプラズマ
・性器ヘルペス
・尖圭コンジローマ
・トリコモナス
・カンジダ
・HIV/エイズ
・B型肝炎
・C型肝炎

店舗によっては定期的に検査を実施しておりますが、検査後に他のお客様で感染しているケースがありますので、少しでも症状や違和感がある方は検査が必要です。

性風俗店③ピンサロで感染する性病

ピンサロでは、フェラチオのような口を使った性的なサービスが一般的です。本番行為がないからといって、性病に感染しないわけではありません。この行為でも、のどから性器への性病の感染リスクがあります。

性風俗店で働く女性ののどに、クラミジアや淋菌など性病の病原菌が存在していることがあります。感染していても、無症状や風邪のような症状で性病に感染していても本人は気付きにくいです。

のどの性病に感染している方と、オーラルセックスをすれば、そこから病原菌が侵入し性病に感染する可能性があります。ピンサロで感染する可能性が高い性病は、こちらです。

・梅毒
・クラミジア
・淋菌
・マイコプラズマ
・ウレアプラズマ

性風俗店での性病感染を予防する方法

性風俗店を利用する際に性病の感染を防ぐためには、コンドームが一番有効的です。性病は、粘膜の接触によって感染します。コンドームは、性器同士の直接的な接触を避け、感染のリスクを減らすことができます。

また素股の場合でも、コンドームを使いましょう。膣性交ではありませんが、性器が触れ合う行為なので、感染のリスクがあります。

オーラルセックスでも、性病の予防にはコンドームが効果的です。性器同士の接触はなくても、口と性器の感染の可能性があるため、コンドームでリスクを減らせます。

消毒液を使ったうがいには、オーラルセックスに対する性病の予防効果はありません。

コンドームの使用はあくまで、予防の手段の一つです。完全に性病の感染を防げるわけではありません。そのため、性風俗店のサービスを利用後は定期的な検査を行いましょう。性病の感染に気づかぬまま放置してしまうと、不妊の原因や重篤な病気にかかる恐れがあります。

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ペアライフクリニックの性病検査

性風俗店を利用した後は、症状がなくても定期的に検査を受けることをおすすめします。。検査によって、自分の感染状況を確認でき、早期に治療を受けることができます。定期検査は性病の種類や性行動によって異なりますが、最低でも年に1回以上受けることが良いでしょう。

検査を受けるタイミング

次のような状況にある場合は、検査を受けることが大切です。

・性器や口元などに変化が見られる場合
・性的接触の際に痛みや出血が起こる場合
・パートナーが性病にかかっていると判明した場合
・コンドームを使わないで複数のパートナーと性的関係を持った場合

性病検査の種類

性病が感染するのは性器だけではありません。オーラルセックス等の行為によって、「のど」や「肛門」に感染することもあります。そのため、検査方法も異なります。

当院では最短90分で精度の高いPCR検査を行うことができます。また症状が強い方には即日治療を行います。少しでもご不安な方はペアライフクリニックにご来院ください。

検査はすぐに終わりますが、結果がわかるまでには数日から数週間かかることがあります。また、感染してからすぐだと、正しい結果が出ないことがあるため、感染から一定の時間が経った後に検査することが必要です。

性風俗(デリヘル・ソープ・ピンサロ)で感染する性病のまとめ

性病は感染していても、症状が軽度である場合や、無症状のケースが大半です。そのため自分も感染に気付かないうちに、相手へ感染させてしまうのです。

性病は、無症状の場合や他の病気と症状が似ている場合が多いため、ご自身で判断することは難しい病気です。違和感や不安を放置してしまうと不妊の原因や重篤な合併症を引き起こすことがあります。コンドームの正しい使用と定期検査を併用することが、性病の予防に効果的に対策できます。

ご自分の身を守るため、そしてパートナーに感染を広げないために、きちんとした予防と定期的な検査を受けることが大切です。

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